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成まりブログ子育て・教育

07年6月21日(木)

北・上子育てママ&おばあちゃんトークで/桃山南「赤旗読者の集い」で憲法9条コサージュ

 北区・上京区「子育てトーク」で、子育てママたちや“孫育て”のみなさんのお話を聞きました。

 「3歳からの医療費にびっくり。無料化をぜひ」「保育料も安くしてほしい」「保育園で走り回ってた子どもらを小学校で座らせておくだけでも先生は大変。少人数学級を」とママたちの声。

 “孫育て”のみなさんからも、若い世代の働き方と子育ての大変さがあいつぎました。「娘夫婦が長時間労働で、月〜金まで孫のご飯を作りに行ってます」「20・30代の息子・娘が安定した仕事に就けず、年金生活の私らのスネかじるしかない」。シルバーの子育て支援ボランティアの方も「独りぼっちの若いお母さんはストレス一杯。支援活動は生きがい感じるが、行政の支援がいる」と。

 …ほんとにそうなんです。自立・結婚もままならず、子育てでもおばあちゃんの支援がなければたちまち成り立たない現状。子育てと両立できる人間らしい雇用を!子育て支援を思い切って!との声、必ず届けますね。

 夜は、伏見区・桃山南地域「読者の集い」で、お世話になっている『しんぶん赤旗』『京都民報』読者のみなさんと懇談しました。

 「ビラの『マリコ&リリコ』さんの写真はすばらしい。さっそく団地にまきたい」「共産党員のつもりでがんばる」と力づよい激励。手づくりの憲法9条コサージュ(改憲に反対する連名意見広告の新聞紙をつかったもの)をいただきました。これを胸に、がんばります!

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07年6月19日(火)

南山城村の37歳・しばがき村長候補を応援/教育3法、井上さん「全国学力テスト」採点について質問

 村長選挙に立候補した、しばがき紀行さん(無所属)の応援へ南山城村へ行きました。軽トラ候補者カーは初体験です。

 しばがきさんは37歳。同い齢ですが、すでに8年の村議経験の持ち主で、2人の娘さんのパパ。8年前、民医連京都中央病院を退職して村に帰り、立候補。…たしか当時も民青同盟から応援に行きましたが「のりちゃんが立派になって帰ってきた」と、村の大きなブームになりました。

 「4年前、前村長の公選法違反や幹部職員の汚職が発覚し、清潔な政治を願う村民の期待を集めて村長になったのが橋本さんです。私は、これを引き継ぎ発展させるただ一人の候補者です」としばがき候補。「子育て支援」や「農産物の地産地消」など、主張は明快です。

 橋本村政を引き継ぎ、37歳の若き村長が誕生すれば、小さな村が京都と日本中に明るいメッセージを発信することになるのはまちがいありません。…ぜひ多くのみなさんのご支援を!

 村から帰り、16:45から井上さとし参院議員の教育3法案の質疑(文教科学委員会)をTVで見ました。

 井上さんは「全国いっせい学力テスト」採点について質問。「採点作業」は、年金オンラインシステムを巨額で受注したNTTデータが受託し、コムスンで問題になっているグッドウィルグループからの派遣労働者がやっているというのです。

 しかもその採点では、「正答」基準が途中で変わり、「混乱」と『朝日』も報じています。中学の「数学」では、「y=2x」は正答だが「y=2x+0」は○か×か。…途中まで「×」だったのが「○」に変わったと、現場からの告発があったそうです。文科大臣は「見直しを指示している」と言いますが、井上さんは「本来、採点とは教育の一環。それが素人に委託されていることが問題」。(写真提供は参院井上室)

 そもそもなぜ、「全国いっせい」なのか?…競争と管理強化では学力向上にはつながらない、と、井上さんは教育3法案の廃案を求めました。

 TV中継はそこで終わったのですが、実は質問終了直後に、質疑が打ち切られ、またもや「強行採決」。…与野党合意もなく、何でも数の力で押し切る安倍内閣の暴走、許せません!!

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07年5月31日(木)

龍谷大学前で“学費ゼロ”キャンペーン/靖国DVD使うな府教委申し入れ/写真撮影

 「“学費ゼロ”キャンペーンやってま〜す!」…呼びかけると、署名用紙つきのビラがどんどん受け取られます。

 大学キャンパス前宣伝で、今日は伏見区の龍谷大学へ。

 昼休みの時間帯、新聞社の取材もあって、あっという間に学生たちの人だかりが。…「フランスやドイツでは年間1〜2万円なの、知ってる?」ときくと、「知らんかった。龍大は授業料だけで100万です」と1回生。留学生が「中国では年間8万円くらいです。日本は高い。今すぐ署名していいですか?」「僕も奨学金もらってるけど、返さなあかんしつらい。がんばって」と次々に盛り上がりました。

 「世界の150カ国が国連人権規約の高等教育無償化条項にもとづいて努力してるのに、日本政府はそっぽ向いてる。税金の使いみち変えて学費を下げようという声を、参院選での届けよう」と呼びかけました。

 「すごい反応ですね。私も私立大学で大変でした。これは学生の気持ちにぴったりだと思いますよ」と、取材の記者さん。

 …あまりにも高すぎる学費、苦し学生や親。子育て(少子化)にも暗い影を落としているのを実感します。「高い学費下げよう」を参院選の争点に押し上げるため、がんばりますね。

他、午前中は、「靖国DVD」を学校現場へもちこませないようにと、府議団とともに府教委へ申入れ。

 午後からは、宣伝物などの写真撮影に。…つよい日差しの中、スタッフのみなさんも撮られる側も大変です。

 撮影はロケとスタジオとで、合計6時間にもおよび、途中で娘のリリコも飛び入り。…スタジオのものものしい様子に、少々緊張ぎみでした。

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07年5月11日(金)

リリコ日記(36)「母の日」のプレゼント

 あさって5月13日は「母の日」。

 4歳になる娘のリリコから「母の日のプレゼント」をもらいました。…人生で初めて!です。

 それは保育園で作ってきたメダル。表・裏にまり子とリリコの顔が描いてあって、先生にたのんで書いてもらった言葉は「おそうじしてくれてありがとう」。

 …うん? おそうじ? と少し首をひねりつつ「メダルありがとう」と言うと、「『ありがとう』いうてくれて、ありがとう」という言葉が返ってきて、またすご〜く嬉しくなりました。

 まり、このメダルで勇気百倍や!! がんばるしね〜。

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07年4月29日(日)

女性後援会キャラバン/東山後援会バーベキュー

 今日は、党女性後援会のキャラバン宣伝。新婦人内後援会の魚山さんや河合ようこ市議と一緒に、憲法改悪許さない、子育て支援充実など、訴えました。

 府立植物園前や市立動物園前ではたくさんの親子連れが手を振ってくれ、風船屋のおじさんも「応援する。がんばってや〜」と声援。

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07年4月25日(水)

リリコ日記(35)お仕事、一緒にいく?

 いっせい地方選挙が終わり、リリコがベタベタです。

お休みの日。親子3人で公園に出かけると、一緒にいる間じゅう私にひっついて、ぎゅうっと握った手を放そうとはしません。

 夜は毎日、寝る前に固い約束をするのです。

リリコ「おねがいやし、あさ、おしごといくまえに、リリコ〜っておこしてな。おおきなこえでな〜」

まり「わかった。明日は絶対に起こしたげる」

 …残念ながら、起きたためしがありません。

 これまでも、0歳のとき、2歳のとき、国政選挙をやってきました。が、4歳の今は、それにも増して寂しさが募るようです。もちろん、こっちもなんですが…。

 さて、しかし、いよいよ参議院選挙です。そういえば、アグネス・チャンさんは子どもを連れてベビーシッターを雇って仕事に飛び回ってきたと聞きました。

…う〜ん。“はにかみや”のリリコにとっては、どうなんやろう〜?

まり「リリコ、まりのお仕事、一緒に行く?」

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07年3月27日(火)

リリコ日記(34)おたより帳、春

 「そつえんしきなぁ、すっごいかなしかった。あおぐみ(年長)さん、べつのがっこういかはるんや」と、涙を浮かべていたリリコ。かと思えば、「き〜ぐみさん♪き〜ぐみさん♪」と4月からの4歳児クラスに期待をふくらませています。

 1年はあっという間に過ぎて、3歳児クラス最後の「おたより帳」が返ってきました。

 「なんてかいてあるの?」とリリコ。最後のページには「“赤ちゃんっ気”がすっかりなくなり、ぐんとおねえさんらしくなりましたね。4歳児クラスを私たちも楽しみにしています」と担任の先生から。

 「もっかい、もっかいよんで」とリリコ。連続3回読んだら、どうやら満足げです。…大きくなるっていうこと、子どもってこんなに嬉しいんやなぁ〜と、あらためて思いました。

 「大きくなったね〜」の言葉が、たくさん交わされる春。…子どもたちの笑顔と成長を、たくさんの人たちの喜びに、励みに、したいですね。いっせい地方選、いよいよ本番。がんばります!

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07年3月 8日(木)

「貧困が子どもの人生に…耐えられない」生存権裁判の辰井絹恵さん

 『京都民報』企画で、“生存権裁判”の原告である辰井絹江さん(山科区)と対談しました。

 病気で夫との折り合いが悪くなり、息子と2人で暮らす道を選んだ辰井さん。病気で働くことはできず、生活保護を受けてつつましく暮らしててきたのに、息子が15歳になって母子加算が削られ、生活は一変したそうです。…辰井さんがつけている家計簿を見せてもらいました。

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07年2月27日(火)

リリコ日記(33)お雛さん

 「リリコちゃんのやけどはどう?」と、行く先々でずいぶん多くの方から声をかけていただきました。おかげさまで、やけどはほぼ治り、ほんとうにありがとうございました。

 「それはそうと、捻挫はどうなん?」と、今度はメールをいただいています。…数日前、階段を踏み外して左足を傷めて以来、予定はすべてキャンセルに。ご迷惑・ご心配をおかけしてほんとうにすみません。

 仕事も勉強も家でははかどらず、もっぱらリリコのお絵かきにつきあったりして過ごし、「…そうや。もうすぐお雛祭りや」と、お雛さまを箱から出して飾りました。

 リリコはさっそく、「おひなさまだってかけるねん。しゅごいやろ〜」と、白い紙にお雛さまとお内裏さまを描いて、しかもハサミでしゅるしゅるっと切り抜いてくれました。

 「ほんまにすごいかも」「リリコって天才ちゃうん?」と、夫と会話して、やっぱり私ら親バカやね〜って笑いました。

 …う〜ん、でもやっぱり、4歳ってすごい!! 

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07年2月21日(水)

子育て応援カー走る/「子育てはチームで」と池添 素さん

●子育て応援カーで西京へ

 昨日から“子育て応援カー”が走っています。西京区の党女性後援会と一緒に、今日はショッピングセンターや公園前で宣伝しました。

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07年2月16日(金)

2.16躍進大集会に8000人/産科医不足の柳沢大臣答弁

●志位和夫委員長を迎えた躍進大集会

  府立体育館大集会へのご参加、ありがとうございました。地方選(府・市会、後半選)候補者、穀田さんをはじめ衆院候補、井上哲士参院議員とともに決意表明しました。

 

 成宮は、パワーポイント映像を使って10ヶ月間の活動も紹介しながら、▼青年雇用▼いのち守る社会保障・子育て▼ふるさとと農業を守る▼憲法・平和の問題をお話ししました。

 参加された8000人の方々から寄せられた感想では、志位さんの話に「韓国やベトナム訪問など党の84年の歴史に感動した」「地方選での2つのモノサシ―福祉の心をもった党、不正・腐敗を正せる党、よくわかった」などなど。さまざまなご注文やご意見もいただきました。…今後の参考にしてがんばります。

 井上参院議員が、あの柳沢大臣の驚くべき答弁を紹介していました。

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07年2月12日(月)

かみね府議、河合市議事務所開き/公園のパパたちに…/京ボランテイアまつり

●右京区かみね史朗事務所開き  かみね府会議員は、今回実現した青年の雇用改善でも医師確保でも府議会論戦の先頭にたってきました。


●西京区河合ようこ事務所開き  河合市会議員は保育士出身。子どもの医療費無料化をはじめ保育予算の拡充や療育、児童虐待対策などきりひらいてきたことを紹介し、西京3人の全員勝利をと訴えました。


 続いて西京で、森田洋府会候補と一緒に、街頭宣伝へ。

 日が長くなった夕方の公園では、何組もの親子連れが遊んでいます。

 …うん? なんかいつもと違うぞ、と感じて、…そっかぁ、“パパ”がいる。いつもの公園は“ママ&子ども”なのに、連休だからや〜とナットク。

 そういえば、ヨーロッパ旅行から帰った知人が「あっちの公園には、平日の夕方からパパ・ママと子どもたちが遊んでいる。驚いた」って言ってました。仕事が3時か4時には終わるから、です。

 …毎日、今日のように“パパ&ママ&子ども”だったら、親も子ももっと幸せな気持ちで育っていけるんだろうなぁ〜、これってそんなに高望みじゃなくてふつうの願いやんなぁ〜、やっぱ働き方やん!!

 と、キャッキャッと喜んでいる子どもたちとパパ・ママたちに、マイクで話しながら思いました。

「森田洋くんを励ます集い」で  夜は「森田洋励ます集い」で、青年雇用の運動があちこちから注目されていることを紹介し「今度の2大選挙ほど、『青年が主人公』にたたかえる選挙はかつてない!」とごあいさつしました。

 他、今日は京都市ひと・まち交流館(下京区)で開かれた「京いきいきボランティアまつり」を、山中市議、西脇府議と一緒にまわりました。

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07年2月 3日(土)

「柳沢大臣辞めなさい」女性パレード&宣伝/節分宣伝

●怒りのパレードに沿道から大声援
 こんな経験は初めてです。…柳沢厚生労働大臣の「女性は産む機械」発言への抗議パレード(京都母親連絡会呼びかけ)には、河原町通りの沿道から若者や観光客が手を振って「がんばれ〜」、腕を突き上げて「やめさせようぜっ」とあちこちで。携帯やデジカメでパチパチ写真まで撮られて、とっても注目されました。

 続く党府委員会の宣伝。こくた恵二衆院議員、西山とき子前参院議員、女性議員のみなさんに加え、母親連絡会の衣笠洋子さんや久米弘子弁護士らもマイクで訴えました。多くの激励に「やっぱりみんな怒ったはるんや」。

 国会では、安倍内閣・与党が柳沢大臣をかばって、与党単独で衆院予算委員会でも本会議でも補正予算案の審議と採決を強行。
 女性宣伝に国会から駆けつけた穀田国対委員長が「与党は暴走をやめ、柳沢大臣の罷免を」との緊急報告をおこないました。

●中京女性後援会の節分宣伝&バザー
 節分の今日、中京区女性後援会と、壬生寺近くで「悪い政治の鬼を退治しよう」宣伝。後援会事務所ではバザーや甘酒、もちつきなどの楽しい催しも。

 宇治では福祉保育後援会による「節分のつどい」。若い保育士さんから「正規職員になりたい」「育休など働きつづけられるように」の声。

 山崎・ほあし語る会(宇治・木幡)でもごあいさつしました。

 また、京都市立芸大の恩師である、佐野賢先生の展覧会(中京区・ギャラリー中井)を訪ねました。

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07年1月29日(月)

リリコ日記(32)やけど


 いまになってやっと書けますが、週末の夜、我が家に大事件が起こりました。リリコが熱湯でやけどをしてしまったのです。

 悲鳴に驚き、大慌てで冷やし、病院に電話…。

 最初の病院で「皮膚科の医師がいない」と言われて焦りましたが、別の病院を紹介してもらい、40分ほど後には診てもらうことができ、ホッと。

 やけどは首筋から肩にかけて。「傷が深いからかえって痛みは少ないでしょう。全治3・4週間」とのこと。…皮膚がズルンと剥けて痛々しいのですが、顔にかからなかったことは不幸中の幸い。

 じっと涙をためているリリコを抱っこしながら、あぁ本当に代われるものなら代わりたい、といろんなことを考えました。

…跡は残るんだろうか、全治にお金はどれぐらいかかるんだろう?

…早く診てもらえてよかった。でも医師不足の地域だったらどれだけ時間がかかるんだろう。ここも次々と患者さんが来て、お医者さんや看護師さんは何時間ああやって働いてるんだろう。

…コップ1杯の熱湯で子どもってこんなになるんや。戦争や爆弾だったら、清潔なガーゼや塗り薬さえ子どもたちには無いんだ。

 そんなことがぐるぐると頭を巡りました。

 ただ、これまた救われるのは、親の思いをよそに、リリコは「いた〜くないよ」「ほいくえんおやすみ♪」と、母の事務所について来て上機嫌でお絵かき。

 「リリコな〜、まりこの“ま”だってかけるねん。しゅごいやろ!」

 …あぁ、親孝行な娘。

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07年1月25日(木)

子どもの医療費助成さらに前進!

 昨日舞鶴から帰る途中、携帯電話に「党京都市議団メール」が入りました。

 子どもの医療費助成制度について、京都府と市が9月から制度を拡充させると発表したそうです。
 @入院は小学校卒業まで無料(現在は就学前まで)に、A通院は3歳以上〜就学前まで1ヶ月3000円を超える自己負担分を助成(現在は8000円超分)にするとのこと(3歳未満はひきつづき無料)。

 …やったぁ! 一歩前進です。

 わが家でも、娘が3歳になって以降は鼻水や咳に「病院どうする?」とどうしてもためらってしまいます。「お金の心配なく医療を受けたい」というのは子育てママ・パパの切実な願い。日本共産党は、新日本婦人の会や医療関係者などのみなさんと一緒に運動してきましたが、その声がさらに一歩行政を動かすことになりました。

 同時に、多くの市町村が独自に通院も無料にするなどのなかで、「通院も小学校前はもちろん、卒業まで無料に」というママ・パパの願いも強くなっています。
 地方選挙の公約としてひきつづきがんばるとともに、私自身でいえば「ぜひ国の制度に」という願いをあつめ、参議院へ持っていきたい! とあらためて感じました。

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07年1月13日(土)

伊吹文科相「事務所費」疑惑

●伊吹文科相の「規範意識」は? 京都選出の伊吹文科相らが、政治団体の「主たる事務所」を議員会館に置いて、家賃がいらないのに巨額「事務所費」を計上していたことが大問題になっています。

 『しんぶん赤旗』が1月3日付トップで報じて火がついたこの問題(写真)。政治団体が報告を義務付けられている政治資金収支報告書の「事務所費」という支出項目は、その内訳が、地代・家賃、固定資産税、火災保険料、電話代、切手代などに限定されています。

 ところが伊吹氏は「飲食を含む会合費としても3〜400万円かかっている」「冠婚葬祭費」と認めています。「事務所費」ではなくて「政治活動費」で計上すべきものを、領収書がいらないブラックボックスとも言われている「事務所費」に紛れ込ませてきたのです。

 そもそも、政治資金規正法は「政治資金が民主政治の健全な発達を希求して拠出される国民の浄財であることにかんがみ、その収支の状況を明らかにすることを旨と(する)」…つまり、元は政党助成金など国民の税金なんだから収支はガラス張りにすべきだと言っているのです。それを「違法ではない」と開き直る伊吹氏の「規範意識」はいったいどうなっているのでしょう!?大臣の資格があるとはとうてい思えません。

 …「テレビで見ていてほんまに腹が立つ」「あんな大臣が教育基本法を『改正』したのか」と、日本共産党事務所にも連日電話がかかっています。各紙が報じているように、不透明な「事務所費」問題が民主党にも“飛び火”しているなか、「クリーンな共産党が徹底して追及してほしい」との激励もいただきます。

 庶民は怒ってます! 増税に負担増、年金支給はどんどん削り、ワーキングプアを増やしてきた自民・公明政府の大臣・政治家たちが、巨額の政党助成金を受け取りながら飲み食いなど何に使っていたかわからないなんて、ほんまに許せないじゃないですか!! …みなさんの期待にこたえ、徹底追及にがんばります。

●右京新春のつどい 右京後援会、また民医連の新春のつどいでもごあいさつ。建交労後援会で決意を述べました。

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06年12月21日(木)

伏見子育てママ/終い弘法

●「ストレスいっぱい!」と伏見の子育てママたち 子育てをめぐっての思いがいっぱい出されました。

「うちは1才5ヶ月。『いじめ自殺』とか教育基本法や憲法変えるとか、将来どうなるんだろうって不安」
「1才2ヶ月。できたら2・3人ほしいけど夫のいまの収入・働き方じゃムリ。私立幼稚園に入ったりしたら即『赤字』だし、1人育てるのにいったいいくらかかるんだろう」
「保育所に入りやすくとか、区ごとに子育て支援施設+無料の保育とか、もっと子育てしながら働きやすい社会にしてほしい」
「将来高収入を得るには幼い頃からいい学校に入れないとだめなのか?でものびのび自由に育ってほしい。選択はこれでいいんだろうかって不安とストレスで一杯」
「少子化って言われるのに、産婦人科も小児科も待ち時間が大変」

 …私も、3才の娘をもつ身として共感することばかり。
 なかにはこんな話もありました。

 「近所の5才児がトカゲの尻尾をハサミで切り刻んだ。子どもが“生き物”“いのち”としてじゃなく、単なる“おもちゃ”としてしか見ていないことにぞっとした。テレビやゲームの影響もあるかも知れない。自然やいのちとの関わり方があまりにも貧しいんじゃないかって不安になった」

 …思わず息を呑みました。
 私は、「ほんとに、みんなが言うことがそのとおり。欧米と比べたら日本の子育ては親の『自己責任』になってる。ここを変えるのは『少子化対策』というなら政治の緊急の責任」「改悪教育基本法を具体化させず、『戦争しない国』=憲法を生かし、どの子も人間として大切にされる世の中をつくりましょう」と話しました。

 たぶん、私もママたちも共通の思いを持てたトークになりました。

 そしてこれは、すべてのママ・パパの願いだと思う。絶対、国会へ持っていきたいです!


 今朝の労働者後援会宣伝は右京区の三菱重工前でごあいさつ。 そして、21日は弘法さん。南地区で20数年来続けられている弘法さん宣伝に、こくた衆院議員とともに合流しました。師走の「終い弘法」が賑わうなか、たくさんの激励が寄せられました。

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06年12月15日(金)

教育基本法改悪に抗議!

●京阪深草駅前でやまね候補と朝の宣伝
 駅には龍谷大学の学生さんがたくさん降りてきます。龍大卒業生のやまね市会候補や民青同盟のメンバーとともに「教育基本法の改悪をやめさせましょう」と抗議宣伝。


●午後は醍醐など3ヶ所で西野市議と訴え
 スーパー前などで教育基本法のことを訴えながら、国会の動きが気にかかります。

 国会の井上哲士参院議員室に確めると「4時半から参院本会議が開かれる」とのこと。緊迫します。

 続いて18:00から、伏見「教育後援会のつどい」へ。

 会場に着くと同時に、「改悪法が本会議採決された」と石村衆院3区代表から報告が…。

 「とうとうかっ」と参加者一同。…大変な学校現場から「教育基本法守れ」とのアピール賛同を大きく広げる運動をすすめてきたみなさんだけに、悔しさ、落胆の気持ちが滲みます。

 …「でも、私たちがあきらめたら相手の思う壺や」「この問題では梅原猛さんだって『赤旗』に登場された。こんなに大きく広がった世論と運動を、今度は憲法を守る運動へ」と石村さんと一緒に呼びかけました。

 「そうやな。共産党の論戦は『愛国心』も『やらせ』もすごかった。もっと議席が多ければ」「『やらせ』や強行採決はおかしいという国民多数派に『選挙でこんな国会を変えよう』と呼びかけていこう!」と、政治の転換求めるスタート集会のようになりました。

 …みなさんの熱気から、私自身が改悪教育基本法具体化を許さず、憲法を守る党の躍進必ず、と決意あらたにする場となりました。

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06年12月14日(木)

教基法改悪案を委員会強行採決

 自民・公明与党が教育基本法改悪案を参院特別委員会で強行採決したとのニュースがとびこんできました。井上さとし参院議員室から、理事懇が断続しているとの情報を夕方までもらっていましたが、18時すぎ、自民党は野党の質問直後に「動議」を提出して質疑打ち切り・強行採決したそうです。

 ぜったい許せな〜い!!
 …タウンミーティング「やらせ」質問の報告書は昨日出たばかり。しかもその中で、この京都でのTMでは市民数十人が「政府に不都合な発言をしそう」などの理由で排除されたという重大事態まであきらかになりました。
 「首相が3ヶ月給与返上」とかそんな問題じゃなく、内閣に法案を提出する資格が無いことがするどく問われているんです。
 しかも参院でも重大問題が次々あきらかになり、昨日は「拙速に採決するな」と公聴会で発言したみなさんが声明まで発表するという異例づくめの事態です。

 …こんなふうに、“教育の憲法”と言われる教育基本法が改悪されるとなれば、日本の子どもたちはなんて不幸なんだろう!!

 明日、与党は「数の力」で本会議での採決強行をねらっていますが、日本共産党はじめ野党は、「内閣不信任案」提出など、徹底抗戦する方向だそうです。

 私は、今日は国会の様子を気にしつつ、早朝の労働者後援会との京セラ前宣伝から「教育基本法の改悪許すな」と訴えてきました。明日も、早朝の伏見・龍谷大学前をスタートして伏見区を中心に街頭から訴える予定です。
 ぜひみなさん、力をあわせましょう。「教育基本法改悪するな」「採決強行するな」のFAXやメール、電話を、自民・公明にぶつけて下さい(手書きFAXがいいとの情報アリ)!!

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06年12月13日(水)

リリコ日記(30)指は何本?


「まり〜、すごいで〜」駆けてきたリリコが言いました。

「リリコのゆび、きゅっぽんもある!」
 …大事件です。

「えっっっ、9本しかないの!?もう1回数えてみ」と私。
 両手を開いて数えて見せてくれました。
「いち、に〜、さん、し、ご」
 …右手はうまくいきました。続いて左手。
「ろっく、ひち、はち、ご〜、きゅっ。ほらぁ〜」

 …思わず、吹き出してしまいました。
「ちょっと違うで。六、七、八、九、十、やんか」と言うと、
「ちがうで〜。ろっく、ひち、はち、ご〜、きゅっ! や。リリコのゆび、すごいいっぱいあるんやで〜」

 …あまりにも自信満々のリリコに負けて「訂正」するのを止めました。この前まで両手それぞれを数えていたのですが、「続けて数える」ことを覚えてさぞかし大発見なんでしょう。

 でも、ちょっと不安がよぎりました。
「5歳児の何割かは1ケタの足し算引き算ができる」と聞きました。
「小学校1年生から算数のスピードが速くて、『できなくっていいよ』と言われるけれど、家で必死に教えてるんです」と、ある子育てママが言っていました。

 …「ろっく、ひち、はち、ご〜、きゅっ!」に大笑いしていられるのは、もしかしたら今のうちだけかも知れません。それでも、くり返しくり返し指を数えては満面の笑みを浮かべている娘の姿に、どうか“どの子にも優しい学校や社会”を、と願わずにはいられませんね。
 そして、教育基本法「改正」はやっぱり許せません。

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06年12月10日(日)

伏見大演説会/吉田4区候補西京デビュー


●伏見区板橋小学校での演説会で
 いっせい地方選挙の伏見区府市会候補のみなさん、こくた恵二衆院議員・国対委員長とそろって訴えました。会場の体育館は400人の参加者で最前列までいっぱい。…熱心に耳を傾けて聴いてくださる姿に、こちらも元気をもらいました。


●吉田幸一衆院4区候補の西京区デビュー街頭宣伝
 吉田幸一候補は、これまで活動してきた西京区(洛西ニュータウン、阪急桂駅西口)で、青年雇用問題や学費値下げに「真っ先にとりくむ」と決意を訴え。

 成宮は、教育基本法をめぐって、タウンミーティングでの「やらせ質問」など政府に教育を語る資格がないこと、参院審議では憲法に保障された「思想・内心の自由」を侵害する重大問題が井上哲士参院議員の追及であきらかになったことを述べ、「採決強行は許されない。徹底審議・廃案へ力をあわせましょう」と訴えました。

 …「吉田青年」を慕って集まっていただいた方々や、中高生、バス待ちの人々からたくさんの激励をいただきました。ありがとうございます(写真左から、河合ようこ市議、せのお直樹市議、吉田4区候補、森田洋府会候補、成宮まり子)。

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06年12月 6日(水)

教基法強行許さない!緊急街宣

●「教基法改悪強行は許さない」と街頭から
 自民・公明与党が、今週中にも教育基本法の「審議打ち切り・採決」をもちだそうとする緊迫した情勢のもと、党京都府委員会で緊急街頭宣伝をおこないました(四条通り。左から、西山前参院議員、成宮まり子、原衆院2区代表、渡辺府委員長)。

 私は、先日傍聴してきた参院特別委員会での井上哲士さんの追及内容を紹介。

 「日の丸・君が代」の強制と学習指導要領「改訂」がすすめられ、憲法に保障された「内心の自由」を侵すという問題、「教育への国家の介入を許すのは『おそろしい国』への道。教育基本法改悪案は廃案に」と訴えました。

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06年11月26日(日)

子育てあったかトーク/国鉄まつり

●「子育て・教育あったかトーク」で中山徹さん講演
 「子育て・教育あったかトーク」(主催:党京都府委員会)で、ママ・パパや保育園長さん学校の先生らと子育てをめぐる問題を話し合いました。

 中山徹さん(奈良女子大学教授)は、小学校受験の競争や「認定子ども園」など、「格差社会」がすでに保育や教育環境にまで大きな影を落としている現状をしめし、これまでは親の経済力に差があっても、福祉や教育は平等に保障するという考え方だったのが、「カネしだいの社会にされようとしていると批判。地域や保護者・親などの“参加と自治”の力を引きだして変えていこう、という呼びかけが印象的でした。

 成宮からは、「子育てってお金がかかりすぎ!」「こんな働き方では子育てはムリ」「独りぼっちの子育てはつらい」と多くのママ・パパの声を聞いてきたこと、児童虐待や「いじめ自殺」をめぐって児童相談所や母子支援施設、保育園などと懇談してきたことを紹介。多くのストレスがママ・パパや若い世代、子どもたちに押しつけられている現状を変えるために、政治・行政の課題として

▽若い世代に人間らしい働き方ルール確立を
▽子育てにかかる経済的負担の軽減を
▽児童虐待をなくすために体制とネットワーク強化を
▽すべての子育て家族への支援体制確立と強化を
▽産科不足の問題解決と小児救急医療の拡充を

の5つの視点と、「戦争する国」づくりを許さないために憲法や教育基本法を守ろうと話しました。

 会場からは「小学校にあがって算数の宿題がスピードが早く、『わからなくてもいいよ』ってなったら大変だと実感」「学校の先生が上から言われることにもの言えない」「子育てや保育をめぐる対話の小さな輪を地域に広げていきたい」とたくさんの発言。

 …話を聴いて学校教育のことなどいろいろと考えさせられました。それでも“子育て”って大変だけどほんとうにステキな仕事だというのが実感です。  みんなが心からそう言える社会にするために、子どもとママ・パパたちをめぐる政治と社会のあり方を変えていきたいと思いました。

●国労「国鉄まつり」で家族の会と餅つき
 1047名の不当解雇・差別にたたかってきた国鉄労組と家族の会のみなさん。

 「生まれたばかりだった子どもが来年は20歳に」と、たたかいは20年におよぶそうです。…「来年こそ勝利してほんとうの春を!」私もみなさんと一緒にがんばります。

●京都総評女性部定期大会でごあいさつ

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06年11月16日(木)

抗議!!教基法改悪案 衆院強行採決

 15日の衆院特別委員会での自民・公明による与党単独強行採決に続き、本日は与党単独で本会議開催・強行。…歴史的な暴挙。ほんとうに許せません!
●朝から緊急街頭宣伝で教基法改悪案強行に抗議
 安倍政権には「教育改革」を語る資格なし、と私は思います。

その1:国会のルール無視、民主主義破壊のやり方。議院運営委員会で審議や公聴会、採決日程を合意してすすめるというのが国会のルールです。ところが与党は、中央公聴会の次の日に一方的に採決を強行。法案への態度が違るからといって、こんな民主主義破壊のやり方は許されません。

その2:教育改革タウンミーティング「やらせ」質問。教育基本法「改正」に賛成です…という発言をセリフまで書いておいて、「セリフの棒読みは避けて」「頼まれて、と言わないで下さい」と詳細に指示して「やらせ」をした問題。発言依頼者に「謝礼」まで支払っていたことがあきらかになりました。教育基本法「改正」案はこうして「国民の意見を聞いた」産物だといいますが、それが「やらせ」だったと内閣府や文科省が認めたのならば、法案提出の前提も資格も問われることになります。

 それにしても、子どもたちがどんな眼で見ているんだろう、と思うとやりきれません。…「どうせ大人は、ボクの話を聴いてくれない」「ルール破りや『やらせ』ばかりの世の中じゃないか」と、子どもの澄んだ眼に写るようなことを、政府がやるのが「美しい国」でしょうか!?

 やっぱり、安倍内閣には教育や子どもたちの未来は、絶対まかせられへん!!参議院での審議開始も強行されました。子どもの眼に羞じないようなたたかいで廃案に追いこみましょう! 

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06年11月14日(火)

リリコ日記(29)おみやげ


 「まり〜おみやげ〜」…保育園の遠足から帰ってきた日、リリコが私の目の前で開いてくれた両手には、どっさりのドングリが!
 「ありがとう。これみんなリリコが拾ったん?」「うん、いっぱいいっぱいひろったん」。
 
 あとで保育園の先生にお聞きすると、「おかあさんにあげる〜」と言って一生けんめい拾っていたそうで、その姿を想像すると、母はちょっとウルウルきてしまいます。

 ところがその日以来、「まり〜おみやげは〜?」…私が帰ると、かならずリリコが言うようになりました。「まりは『お仕事』から帰ってきたんや。おみやげは無いよ」と言っても、「え〜、いや〜。お・み・や・げ!!」とききません。ついついおねだりに負けて、なにか買って帰ったりするようになってしまいました。
 そうするとさらに、「え〜、リリコ、こんなおみやげいや!」なんて言われたり…。「わがまま言わんとき」と言いつつ、これはまずいなぁと…。

 4歳のお誕生日が近づくにつれ、どんどん口も達者になってきました。
 こういうの、あなたならどうしますか?

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06年10月12日(木)

リリコ日記(28)娘と言葉

 「ば〜か。まりきらい。ばか。ばか」…。

 どうも、正面きって言われると自分の娘の言葉でもハラが立つもんですね。

 「『ばか』なんて言わんとき。リリコが言われたらいややろ」と言っても全然だめ。しまいには「『ばか』言うてるリリコが『ばか』や!」と大人げない言葉をぶつけてしまい、反省反省…。


 かと思えば、…「京都まつり」の日のことです。

 私の演説を、中央ステージのまん前で手を振ったり飛び跳ねたりして聞いていたリリコが、その夜、言った言葉。

 「あのな〜、リリコな〜、『そこにむすめがきています』って、まりがいうたの、うれしかった」。

 …胸がきゅん、となりました。
 言葉とは、人類の偉大な発明品ですね。

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06年9月 6日(水)

リリコ日記(27)こわいお話

 「まりきら〜い。あっちいって」「おとうちゃんのほうがいいもん!」
 …どうもこの頃、雲行きが怪しい日が続きます。

 ただ幸い、そんなときの“虎の巻”を母はちゃんともっています。
 それは「こわいおはなし」。

 …「リリコ、『ガイコツのお話』しよか? 『透明おばけのお話』がいい?」と声をかければ、たちまち人気を取りもどすことができます。


 お話の始まりはこうです。

 …保育園の二階の一番奥の部屋。そこにはガイコツとおばけの子どもが棲んでいました。2人はいつも真夜中の保育園で遊んでいたのですが、昼間の子どもたちがあんまり楽しそうなのでどうしてもいっしょに遊びたくなります。

 そこでガイコツとおばけは「透明になる薬」を飲んで、昼間の園庭に飛び出します。
 ところが大変! ケガをして、リリコたち「もも組」の子どもたちに見つかってしまいます…。

 「お話」はこの後いろんなバージョンで続くのですが、「はい。おしまい」となっても、リリコは「もういっかい」とずいぶん気に入っていて、しまいにはこっちが疲れて「もう、おしまい!」と強制終了。

 この年頃の子どもって、「こわいもの」がほんまに好きなんですねぇ。
 その“人気”のツボは、たぶん「こわいものが転じて面白くなる」ことと、「リリコ本人が登場する」ことなんだと思います。

 …仕事柄、帰宅時間の遅い日の多い母ですが、このツボを押さえたおかげでしばらくは“人気”を保つことができそうです。

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06年8月14日(月)

リリコ日記(26)ハッピーエンド

 ある日のこと、うどん屋さんに入ったんです。

 「つめたいおうどんとのりまき〜」とごきげんだったリリコ。ところが、海苔巻きの包み紙をはがしてやったあたりから雲行きが怪しくなってきました。

 リリコ「いやっ。じぶんでやるの!」
 「ほな、もいっかい包んだげる」
 リリコ「ちが〜う!」
 「こうやったかなあ?」
 リリコ「ちがう、ちが〜う!」

 顔を真っ赤にして強情を張る姿に、思わずクスッと笑ってしまうと、

 リリコ「もう!!わらってるうち(場合?)ちがうわ!!」
 「もう〜、ええかげんにし!」
 リリコ「いやあああ!!うあ〜ん!」

 床にひっくり返って大泣き。お店の人もお客さんもみんなこっちを見ていますが、どうにもこうにも手がつけられません。

  (10分経過)

 「リリコどうしたいの?(包み紙)こうでいいんとちがう?」
 リリコ「・・・うん」

 なんとかおさまったようです。涙でぐしゃぐしゃの顔で海苔巻きをほおばりはじめました。

 「リリコ、さっき、なんで泣いてたん?」
 リリコ「・・・」
 「まりがいややったんか?」
 リリコ「・・・」
 「まりが悪かったなあ」
 リリコ「・・・まり、しゅき(好き)」

 …だっこ、だっこ。以上、今日もハッピーエンドでした。

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06年7月10日(月)

リリコ日記(25)あかちゃんダッコ

 「リリコな〜、ワニさんもラッコさんもできるねん!」
 …プールの季節がやって来ました。3歳児クラスになり、保育園の屋上にあるプールに入れるようになったリリコ。大きくなったよ!という気持ちが眼を輝かせて話す様子にあふれています。

 かと思えば、「あかちゃんダッコして〜」「ばぶ〜ばぶ〜」と赤ちゃんの真似!
 …“赤ちゃんごっこ”が保育園でもはやっているらしく、ちょうどクラスは“おめでたラッシュ”です。
 お友だちの妹や弟のことを話すうちに、「リリコは、いもうとのあかちゃんがいい〜」なんて言われてドキリ!

 でも考えてみると、子どものそばに赤ちゃんがいるというのは自然なことですね。ついこの間まで“赤ちゃん”だった子どもにも、次に生まれてきた赤ちゃんを大切に思ってほしい。大人も子どもも「赤ちゃん」が大好きなんです。

 …それなのに、産み育てることが阻まれる「少子化」社会。その原因を何重にも政治がつくっているなんてホントにおかしい。赤ちゃんのそばで暮らしていけるあたり前の国へ。

 やっぱり、がんばらなあきませんね。

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06年3月12日(日)

リリコ日記(24)ガクちゃんの「ありがとう」

  「リリコのおかあさ〜ん、ありがと。きのうね、ありがと!」

…保育園の保護者会行事で人形劇を見た次の日、お迎えの時に駆けてきた同じクラスのガクちゃんが、かわいらしい言葉をくれました。

 昨日の人形劇を、ガクちゃんはお母さんと妹の赤ちゃんと一緒に見ていたんです。でも、赤ちゃんが泣き出して、お母さんは赤ちゃんと別室へ。…真っ暗な会場で泣きだしそうになっていたガクちゃんに、「おいで、大丈夫よ」と声をかけたところ、ガクちゃんはリリコと並んで私の膝にちょこんと座って、劇を終わりまで見ていたんです。

 「ガクちゃん、昨日のこと、わざわざ言いに来てくれたん?すごいねえ」と、私。だってリリコは、まだきっと、こんなふうには言えないもん。

 帰り道、リリコと手をつないで歩きながら、なんだか嬉しくなりました。
 4月になれば3歳児クラスにあがる子どもたち。こんなふうに、のびやかにまっすぐに、自分の気持ちを言葉で表現するようになって、成長していくんですねぇ。

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06年2月 5日(日)

リリコ日記(23)ほいくえんいかへん!


 「ほいくえん、いかへん!」

 …このところのリリコの登園拒否(?)に、父と母はけっこう困ってます。

 「マラソンが嫌やったの? でも泣かんと走れたやん」「行きたくなくても、がんばって行くのがエラいんやで」となだめすかしてみたり、クマのぬいぐるみを抱っこさせたり…。

 でも、うまくいきません。

 3歳になって、「リリコなぁ、おおきくなったで〜。えほんもよめるねん」と言ってたかと思うと、「じゅーちゅ、ちゅうちゅう(哺乳瓶!?)でのみたい」と、まるで赤ちゃん! …ああ、こういうのって「弁証法」っていうんだっけ? 行きつ戻りつ人間って成長するんですね〜。

 それにしても、世間のお父さんお母さんってほんまにエラいなぁって思います。
 そして自分のことも、ちょっとだけ褒めたいな〜って。

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06年1月22日(日)

リリコ日記(22)お医者さんでヒヤ〜ッ

 「リリコ、はよ〜ブツブツなおってほしいな〜」

 …年明け早々、おへその周りや脇の下に赤い発疹ができ、病院へ走りました。

 「水ぼうそうです。大丈夫、5日もあれば治ります」とお医者さんはニッコリ。

 でも実は、ヒヤ〜ッとしたのは病気の事とともに、お財布の中身でした。最初の受診は3歳の誕生日の5日後。2回めと合わせての医療費が2千円かかりました。

 いまはちょうど、水ぼうそう流行の季節。保育園の同じクラスのお母さんたちでも話題になっていて、「うちは3千円かかったで」「キャーッて感じやね!」…。

 広い京都4区(衆議院選挙区)でいうと、子どもの医療費無料化は、京丹波町は中学卒業まで、南丹市は高校卒業まで実現しています。

 子どものいのちの大切さは同じなのに、なんでこうちがうんだろう?

 …京都市とともに、府政の責任が大きいですね!!
 そんな願いをあつめて、いのち・くらし・憲法を守る府政へ、衣笠洋子さんとともに!

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05年12月25日(日)

リリコ日記(21)なんでしなはったん?

 「右京区憲法九条の会」結成1周年記念の集会で、アニメ「ガラスのうさぎ」を見ました。

 …12歳の少女が東京大空襲や家族の死を体験し、平和を願って生きていくというストーリー。「リリコにはちょっと早いなぁ」と思いつつ、子守りもかねて連れて行くことにしました。

 初めての映画、リリコはさわぐようすもなくひざに乗っています。

 やがて、大空襲の夜。主人公のお母さんや妹たちは行方不明に。お父さんの死、泣き崩れる少女…。

 「おとうちゃん、しなはったん?なんでしなはったん?」

 …じいっと見入っていたリリコが急に放った言葉に、ドキンとさせられました。

 「死ぬ」ということがどれだけわかっているのだろう? …「戦争で死ぬ」ということは大人にとっても不条理。幼児に説明がつくことではありません。

 これから、リリコもいろんな「死」に出会わざるをえないでしょう。
 でも、どう考えても不条理な「戦争による死」が、世界からいつかなくなることを、それをなくしていこうと決めた憲法九条を守り生かしていく大人の責任を、あらためてつよく感じさせられた出来事でした。

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05年11月27日(日)

リリコ日記(20)結婚はおひめさま

 保育園で担任をしていただいている先生がご結婚されました。新婚旅行から先生が帰られた日、クラスではかわいらしい飾り付けをしてみんなで「おめでとう」をしたそうです。

 家に帰っても「けっこん、けっこん!」とはしゃいでいるリリコに、たずねてみました。

 母「結婚ってなあに?」

 リリコ「う〜ん・・・。おひめさまになること!」

 母「!…」

 やっぱり、子どもって詩人だ!(前にも書きましたが)なんて思いながら、「おひめさま」に思いをめぐらせてみました。

 「結婚=退職」が当り前だった時代から、今は仕事を続ける女性が多くなりました。「家族も、仕事も、自分も大切にしたい」と願うのに、現実はキビシイ。「おひめさま」は大変です。

 …けれど、そういう私たちを応援してくれているのが保育園なんだと、あらためて感じさせられます。

 先生、おめでとうございます。これからもお世話になりますね。

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05年11月 6日(日)

リリコ日記(19)おかげでねばりづよく…

 「ほいくえん、いかへん!」「(夜中に)おさんぽいく」「かめんライダー、もっとみる!」

 …いろんなことができるようになったリリコ。半面、自己主張も多くなりました。

 「夜中は寝る時間や。お散歩はおかしいで」「テレビはもうおしまいな」と言い聞かせても、うまくいきません。「もう、ええ加減にしい!」なんてついつい大声を出したり、力づくに出たものなら、ぎゃ〜と大泣き。毎度のパターンです。

 「こっちだって忙しい。はよ、言うこときいてくれ」と思ったり、「いやいや、親の都合で子どもを支配したらあかん」とも考えたり、あぁ、大変。

 …でも、リリコのおかげで母は確実にねばりづよくなってるわ。

 そして同時に、「もっとゆっくり、もっと待って」と求める子どもの眼は、なんだか大切なことへ大人を引き戻してくれているように、思えてならない今日この頃です。

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05年10月16日(日)

リリコ日記(18)おいもほり


 「リリコな、おいもほりして〜、やいて〜たべた!」
 …よっぽど楽しかったのでしょうか。「収穫祭」(2日、主催:農民連産直センター・新婦人)に連れて行って以来、何日もくり返しています。

 びゅんびゅん伸びた緑のツルをたぐると、根元にお芋の「頭」。
 「リリコがとるの!」 よいしょっよいしょ! …手袋をはめて掘っていくと大きなお芋がとれました。さっそく焼き芋に。いつも食の細いリリコですが、あっという間にぺろりとたいらげて「もっと〜」。

 毎日食べているもの、「こういうふうにできるんやな」「誰かが作ってくれてはるんやな」っていう、つながりを知るのはとても大切なことですね。

 …親も子もおなかいっぱいになりながら、いろんなことを学んだ1日でした。

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05年9月18日(日)

リリコ日記(17)まりのことちゅき

 総選挙が終わり、「リリコちゃんもがんばったね」とたくさんの激励に感謝、感謝…。

 久しぶりにリリコと1日遊んだ日の夜、お風呂も一緒に入りました。

 …「リリコな、じぶんであたまあらえるねんで」「あかちゃんは〜、こんなんできひんで」と、自分の成長ぶりをいっぱいの言葉で語ってくれます。

 「まりはなぁ、リリコが『まり、がんばれ〜』って言うてたの、ちゃんと聞こえたよ。拍手パチパチしてたの見えてたよ」と話したところ、大きな瞳でじいっと母の顔をのぞきこんだ娘は、「リリコ、まりのことちゅき(好き)」と、何よりの励ましの言葉をくれました。

 母は、この瞳に羞じない生き方を、と心から思います。

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05年8月18日(木)

リリコ日記(16)あかちゃんはできひんで

 「リリコな〜、ちゅごいで。こんなんできんねん」。

 …久しぶりに一緒に入ったお風呂で、顔をつけてブクブク、ワニさんになって足をバタバタ、ラッコさん(あお向け)になってバタバタ、すごい「芸」を次々と披露してくれます。

 「すごいね。保育園のプールでやってるの?」。ほんとうにかなりビックリしました。

 私、こんなこと2才半でできたかなぁ?とか思っていると、「あかちゃんはな〜、こんなんできひんで。リリコもうあかちゃんちがうで」なんて、お姉さんぶっています。

 子どもって、どんどんいろんなことできるようになるんやね。今のリリコの目には、母はどんなふうに映っているでしょうか。

 …いよいよ総選挙。「なんであの時、戦争止めてくれへんかったん」ではなく、「あのときがんばったし、世の中平和で幸せになったのよ」と、後からふりかえって笑えるように、悔いなくがんばります。

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05年8月14日(日)

リリコ日記(15)けんぽーきゅーじょーいうてはるね

 前回選挙では0才だったリリコ。2才になり、どこへでもついて来たがります。先日初めて宣伝カーに一緒に乗りました。

 「高いね〜」「なぬみやまりこ、けんぽーきゅーじょーいうてはるね〜」とゴキゲンだったのに、だんだん雲行きが怪しくなり、「ダッコ、ダッコ!」と、ついにはダッコしたままの街頭宣伝に。

 ごめんね〜、リリコも大変やね。…でも、リリコが大きくなったときに、「お母さん、なんで戦争とめへんかったん?」なんてこと言われることがないように、戦争を起こすのも止めるのも、人間、そして政治の力です。

 いよいよ総選挙。反戦・憲法9条まもるたしかな力、日本共産党をのばしてください。

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05年7月30日(土)

リリコ日記(14)なかへんかったよ


 「あなたがリリコちゃん? 大きくなったねぇ」「いつも『リリコ日記』読んでます」

 …党創立記念集会の出口で、私にひっついていたリリコにたくさんの方から声をかけていただきました。

 家に帰ってからも、興奮さめやらない様子のリリコ。「いっぱい、いっぱいの人、あくしゅしたよ」「リリコちゃん、リリコちゃん、いうてはったよ」と何度もくり返します。

 「かしこかったね」「よかったね」と返事をしながらひとしきり相手をしていると、最後にひとこと「リリコなぁ、泣かへんかったよ〜」とポツリ…。

 …そっかぁ、まいったなぁ。リリコにもだいぶ、ご苦労をかけているようです。

 0才の時とはちがう、少し複雑な思いで、いよいよ解散・総選挙か!?

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05年7月17日(日)

リリコ日記(13)4コママンガ編

4コママンガ編です。(画像をクリックすると拡大表示します)

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05年6月26日(日)

リリコ日記(12)親子遠足のシロツメグサ

 梅雨入り前の日曜日、保育園の親子遠足で御苑へ。

 一面のシロツメグサに、「花輪を作ろう」と、先生と親と子が一緒になって、というより親のほうが必死になって作ってみました。

 「こうだった?」「つなぎ目はどうするの?」と、一つひとつ白い花を摘んで編んでいきます。

 やがてあちこちで、腕輪や首飾りができあがり、うちのも何とかつながりました。

 「やったやったぁ」とリリコと一緒に歓声をあげつつ、「…そっか、子育てって、親が子どもの頃の気持ちを思い出すことなんやなぁ」って。

 私の子ども時代に比べると、今の子どもたちの周りにはたくさんのオモチャやテレビや情報があふれていますね。でも、だからこそ花や草木や虫や土や…自然のなかで遊ぶということをもっと伝えていきたいなって、あらためて感じた一日でした。

 先生方、ほんとうにご苦労さまでした。

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05年6月13日(月)

リリコ日記(11)4コママンガ編


4コママンガ編です。(画像をクリックすると拡大表示します)

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05年5月29日(日)

リリコ日記(10)子守りの一日に

 日曜日、夫が仕事だったので一日中子守りをすることに。

…さっそく朝から「おさんぽ!」とねだられ、公園に行ったり自転車に乗ったり、おやつも買って雨も降りだし、「もう疲れたし帰ろう〜」。

 けれどリリコは「もっとあそぶ〜」と全然いうことをききません。「あぁ子どもって大変」とため息。

 …でも、世間のママたちの多くは、四六時中ちびっこと一緒なんですよね。

 「保育園に入れず、夫は仕事でめちゃくちゃ遅い。この子を産んでからずうっと離れたことがなくて、私は何なの?」と話してくれた20代のママの顔が思い出されます。

 ひどい働き方で帰らぬ夫、独りぼっちで子育てするママ。

 そして青年は就職難や不安定な働き方で、結婚・子育てなんて叶わぬ夢…こんな日本に誰がしたの!? って、ホントに声をあげなきゃね。

 「6・12円山青年一揆」には、子育てママ・パパもぜひ一緒に行きましょう!

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05年5月15日(日)

リリコ日記(9)キャンプのお砂場

 連休、親子で大山・鳥取へキャンプに行きました。久しぶりに楽しんだ4日間。リリコも楽しかったようで、帰っても「キャンプだホイ♪」と歌いながら「またキャンプいこ〜な」とくり返しています。

 ところが「何が一番楽しかった?」ときくと、「う〜ん、おすな!」

「えっ、お砂遊び!?」と思わず首をかしげてしまいました。…親としては、牧場で牛にえさをやったことや馬に乗ったこと、テントでドキドキしながら眠ったことかな、と思っていたのに。

 でも、そういえば確かに海岸の砂浜で遊びました。そこは、いつものお砂場よりずっと広くて、ふわふわっと歩くことができたし、両手を砂につっこんだらサラサラっとしていて本当に気持ちよかったね。

 …そうか、リリコはリリコなりにいろんなこと感じてるんやね。それが、親の思いとは少しちがっていてもね。

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05年4月24日(日)

リリコ日記(8)乗り物がお気に入り

 リリコは乗り物がお気に入りです。

 保育園の行き帰り、三条通で京福電車に出会うと、それはそれはゴキゲン。

 「リリコな、おっきくなったら、でんちゃのうんてんちゅなる」。…かと思うと、「あっおおきいトラックきた。トラックのる」。「まり(母のこと)のバイク、リリコものる!」。

 …おもちゃ売り場でも、人形やぬいぐるみよりミニカーや電車にはりついています。

 「女の子やし」という時代ではないですね。…電車の運転手でも、トラックでもいいのですが、リリコはどんな大人になるんかなぁって考えたその未来に、「就職難」や「カローシ」やましてや「戦争動員」なんて、ほんとに絶対ゴメンですね。

 …2才児や若者の声をききつつ、今こそ日本共産党を大きくつよく! と、あらためて思う日々です。

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05年4月10日(日)

リリコ日記(7)子どもって詩人

 子どもって詩人だ〜と感じることが時々あります。

 〈その1〉桜も開花し、いよいよ春本番だ、と見上げた空が、急に真っ黒に変わり、激しい雨と稲光にあった後のこと。「リリコ、カミナリ怖かった?」…リリコ「おそらでな、オニさんがな、ケンカしてはったの。あかんなぁ、なかよくせな」。

 〈その2〉保育園の帰り道、自転車で夕日に向かって走っていたときのこと。前に座ったリリコが口をあ〜んと開けています。「何してるの?」…「おそら、たべてるの。ピンクのおそら」。

 こんなつたない言葉を聴くたび、「うわぁ、この子って詩人かもしれない」とか思うのは、親バカって言うんですよねぇ。

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05年3月27日(日)

リリコ日記(6)だっこで憲法ウォーク


 20日、西京憲法ウォークにリリコと参加しました。「歩く」と約束したのに、100人のパレードに圧倒されたのか、すぐ「ダッコ」。ほぼ3キロの道のりをずうっとダッコさせられてしまいました。


 そういえば私も幼い頃、集会やデモ、演説会にと、事あるごとに母に連れて行かれました。しかしうちは四人兄弟。長女の私は、母にダッコしてもらった覚えはなく、いつも2人の妹の手を握っていたように思います。


 9大きくなったらリリコも、こうやって平和のために歩くのかな…。いやいや、その頃には、海外派兵も米軍基地も、そして戦争さえもない世界と日本になっていてほしいものです。そのためにもママは、「憲法9条守れ」の声を大きく広げなあかんねん。…重たくなったリリコのダッコで、痛い腕をさすりさすり。

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05年3月20日(日)

リリコ日記(5)おおきくなりたい!

 背中や首すじに赤いブツブツ。「アトピー? それとも花粉症? …とうとうきたか」と小児科を受診しました。

 原因はまだよくわかりません。「お菓子ばっかり食べてるしや」と夫。…確かにリリコは、ごはんを食べません。何かいい手はないものかと困っていました。

 ところが先日、「ごはん食べないと、赤組さん(保育園の一つ上のクラス)になれへんよ」と声をかけたところ、リリコは「ハッ」という顔をして、とたんにごはんをほおばり始めたではありませんか。お茶碗をピカピカにして「赤組さんになる」と満足げ。

 そうか、「大きくなりたい」という気持ち、リリコなりに強く持ってるんや、その気持ちを大切にしたいなぁと、あらためて感じた次第です。

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05年2月27日(日)

リリコ日記(4)ほめる子は育つ?

 「うんちみた〜い」の言葉。…えっ、トイレへ急げ!〜やったぁ、間に合いました。

 「すご〜い。出る前に言えたね」「リリコかしこ〜い」「えらい、カッコイイ」

 …ここぞとばかりにほめちぎります。本人も「リリコできたよ〜」と満足そう。

 よし、“ほめる子は育つ”でいこう!と心に決めて…。

 しかし今日も「こらぁ〜 リリコ何してんねん!!」

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05年2月20日(日)

リリコ日記(3)マラソン大会

 「ホンマに走れるの!?」と、半信半疑で出かけた保育園のマラソン大会。

 あったかいお日さまの下、よ〜いドン!と、子どもたちは先生方と一緒に往復約800mのコースを走りはじめます。

 休み休み、やっと折り返し地点の電話ボックスにタッチ。今度は保育園まで。

 と、その時、一人がつまづいて倒れてしまいました。…「あっ、ぶつかる!」と思った瞬間、後ろから走ってきたリリコたちは、倒れた子に次々と寄りそったのです。「だいじょうぶ?」。

 …その子が起き上がると、またみんなで走りだし、そろってゴール。みんなで拍手、拍手。

 そうかぁ〜、だれかがつまづいたとき、「やった」とばかりに追い抜いたりしないんだねぇ。

 …なんとなく「マラソン=競走」を連想していた私はちょっぴりはずかしくなり、「○○ちゃんだいじょうぶ? っていうたよ」と帰ってからも話す2歳児に、大事なことを教えてもらった気がしました。

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05年1月30日(日)

リリコ日記(2)凍った!

 「どうちたん?」…お気に入りの絵本『バムとケロのさむいあさ』の一場面。アヒルが池と一緒に凍ってしまうシーンで、くり返します。

 “凍る”がどうしても理解できないようです。

 洗面器に水を張って軒下に置いてみました。が、凍りません。

 なんとか“凍る”を伝えたいと思っていたところ、田舎の彦根に泊まった朝、庭の水がめに厚さ5ミリくらいの氷が張りました。リリコは、氷を押したり撫でたりして「ち〜たいね」。ついには取り出して地面におき、くつでばりばりに。

 “凍る”が伝わったのかどうかは不明です。

 …けれど、この頃は、「『バムとケロ』読もか」と言うと、走ってきて「リリコ、読んだげるわ」な〜んて、一丁前です。

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05年1月16日(日)

リリコ日記(1)リリコは2才に…

 「子どもさん大きくなった?」と多くの方から声をかけていただきます。

 リリコは2才になりました。ということは「子育てママ」も2才。2002年大晦日の出産から、夜泣き、救急車、保育園、オムツからパンツ、…あっという間でした。

 2才から3才というのは「ダダこね世代」なんだそうです。「じぶんで、じぶんで」と服を脱ぎ着できるようになり、「リリコッがんばれ! ゆうてよ〜」が最近の口ぐせ。

 かと思うと、「アア〜ン。じぶんでてつだって〜」と意味不明。…でも気持ちはわかる。自分でやりたいけどすこ〜し手伝ってほしい、年頃のリリコなのよね。

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