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08年5月31日(土)

岡部伊都子さん、という生き方。2008

 午前中は南丹市日吉町で行動し、昼過ぎの電車に乗って急ぎ京都市内へ戻りました。

 先月29日に亡くなられた随筆家・岡部伊都子さんを「偲ぶ会」に参列するためです。

 私自身は生前にお会いすることはついに叶いませんでしたが、スライドやご友人たちの悼辞、そして岡部さんの作品の朗読を聴きながら、“岡部伊都子さん、という生き方”に思いをめぐらせました。

 ちょうど今日5月31日は、岡部さんの戦死した婚約者の命日だそうです。

 「自分はこの戦争はまちがっていると思う。天皇陛下のためには死にたくない」と出征前に語った婚約者。

 「私だったら喜んで死ねるけど」と言って戦場へ送り出してしまった岡部さん。

 その若き日の“あやまち”に、正面から向き合って、以来どんなときにも権力におもねらず、反戦・平和の語り部としての人生を送ってこられました。

 …岡部伊都子さん。こころざし、わかりました。ありがとうございました。

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08年5月30日(金)

長岡京・長法寺支部&武山彩子市議と「後期高齢者医療制度廃止を!」2008

 長岡京市で、市議の武山彩子さんや長法寺支部のみなさんと一緒に、後期高齢者医療制度廃止の宣伝・署名や『赤旗』購読のお願いに歩きました。

 ハンドマイクをにぎるのは奥田元市議。長法寺支部主催の「医療制度を考えるつどい」は、近所のお宅をお借りして、明日がなんと6回目!「味を、しめてきたのよ〜」と武山さん。

 …すごいですね〜。「支部が主役」の活動ここにあり、です。

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08年5月28日(水)

「病院の存在意義」―京丹後市立弥栄病院の安原院長と懇談2008

 26日に北丹医師会長の笹野満先生を訪ねたのに続き、今日は京丹後市立弥栄病院の安原正博新院長を、吉田さゆみさんや平林ちえみ、松田せいけい両市議と一緒に訪ね、懇談しました。

 4月に府立医大病院からこちらへ赴任されたばかりの安原院長。「京丹後、京都北部にとっての弥栄病院の役割を考えたとき、ぜひやりたいことがあります」と、緊急医療、お産・小児医療、人工透析などを挙げて「安心でき信頼される医療を提供していく。ここにこそ弥栄病院の存在意義があります」と強調されます。

 またご自身の法医学の経験をふまえて、「自殺や虐待、交通事故、お年寄りの転倒などについて、事例を分析し予防する観点が重要です。医療・保健・福祉が連携し、包括的な地域医療とセイフティーコミュニティーづくりをすすめる。そのなかで、この病院が中核的役割を果たしたい」との構想を語られました。

 …単に、「医師が足りない、病院が求められる」というだけではなく、へき地医療機関・病院としてどういう観点・姿勢が必要なのか、示唆に富んだ熱のこもったお話で、とても勉強になりました。

 その後、松田市議と一緒に後期高齢者医療の署名や『しんぶん赤旗』購読のお願いに久美浜町をまわりました。

 …さて、今週は京丹後までの往復2回、約700q。さすがに運転も上手くなったかな〜?と自画自賛。どうでしょうねぇ。

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08年5月25日(日)

伏見で石村かず子さんと国政リレー宣伝/詩と書のコラボレーション2008

 朝方の激しい雨があがり、今日は伏見区で石村かず子3区候補とともに街頭宣伝。コープ羽束師をスタートして、イズミヤ前、小栗巣団地、東大手筋で後期高齢者医療制度や雇用問題など訴えました。

 …道行く人、車の中から、子連れのママ・パパ、中学・高校生たち、たくさんの激励にこっちもますますはりきってしまいます。

 四川省大地震とミャンマーサイクロンの募金には、中学生の男の子たちが小銭を握って駆け寄ってきてくれたり、募金箱にクッキーを入れてくださる方も。…やさしい気持ち、ありがとうございます。

 宣伝の後、石村さんのお誘いで御香宮で開かれていた「詩と書のコラボレーション―詩人・上田假奈代&書家・上西玄象」に足を運びました。

 上田さんの「自分のことばを持とう」という講演の後、上西さんが参加者から寄せられた“ことば”を、その場で即興で書にしたためられるのを、みんなでぐるりと囲んで…。

 ぐん、ぐ〜ん、さっさっ、さ〜、さら〜り、さっ!

 …身体全体から生み出される勢い、リズム。見ているみんなが一緒に筆を握っているような気持ちになりました。そして最後は、上田さんの詩。

 夜はいつも公園でブランコに乗っている/独りで漕ぐのが夜の仕事だ

 …いろんなイマジネーションが一陣の風になって通りすぎたような、涼やかなひとときでした。

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08年5月24日(土)

日本共産党6区後援会連絡会発足―洛南・山城のみなさんと決意。“寺前節”も健在!2008

 午後、降り出したきつい雨の中、大型カーで街頭宣伝。風もきつい、おまけに右翼街宣車が…。う〜ん、うまくしゃべれない〜と思いつつ府南部へ。

 夜、日本共産党6区後援会連絡会の発足総会が城陽で開かれ、穀田恵二衆院議員・比例候補、浜田よしゆき6区候補とともに出席し、ご挨拶しました。

 会場には、寺前いわお元衆院議員や佐藤京子元宇治市議、各自治体やタテ線後援会など140名のみなさんの顔が並びました。

 「政治を変えてきたのは国民のたたかいではありませんか!」と寺前さん。…“寺前節”健在です。「振り返ってみると、国政選挙でびっくりするような躍進・勝利を私たちは切りひらいてきたんです」と佐藤さん。この洛南・山城地域でたたかい、党をつくってきたみなさんと「総選挙で必ず党の躍進を!」「浜ちゃんを国会へ」と決意を固めあいました。

 …「成宮さんも、もう2年後や」「あっという間やで〜。今度こそ!」との激励もたくさんいただきました。まずは総選挙、浜ちゃんと国政コンビでがんばりますね!!

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08年5月23日(金)

後期高齢者医療制度廃止!―4野党廃止法案提出。京都連絡会を結成2008

 「後期高齢者医療制度を廃止せよ」…いよいよです!夕刻、日本共産党を含む4野党が廃止法案を提出。夜、この制度の廃止をめざす京都連絡会が結成され、今日は歴史的な1日になりました。

 夕方、井上哲士参院議員・国対委員長に電話で様子を聞きました。午後1時から開かれた4野党の書記局長・幹事長会談で廃止法案の最終確認をして、16時に参院に提出したそうです。

 法案の内容は、「一刻も早く廃止を」との国民の声に応え、来年4月1日にこの制度を廃止し元の老人保健制度に戻すとともに、それまでの緊急措置として@保険料の年金からの天引きを遅くとも10月までに中止、A保険料の負担軽減を速やかに行なう、Bサラリーマンなどの健康保険の扶養家族(約200万人)からの新たな保険料徴収はしない、などの中身になっています。

 今後の審議の見通しは、来週27日(火)の厚生労働委員会で趣旨説明をして審議入りし、27日当日か29日にも質疑が開始されるとのこと。3月に野党が衆院に出した「中止法案」は与党が合意せず審議入りしていませんが、今度は与党も合意して、「野党案を批判してやろう」とかまえているんだそうです。

 野党が多数をしめる参院では「可決」する見通しだけれど、日本共産党は「徹底審議を国民の前で行ない、国民世論とむすんでたたかうのが大事」と主張し、4野党でも参考人招致や地方公聴会も含めて求めていくことになったそうです。与党は衆院で多数を持っていますが、その与党内からも「見直し」の声が相次いでいます。追いつめられているのは与党の側です。

 夜、「後期高齢者医療制度廃止!京都連絡会」の結成集会で、井上参院議員から聞いた話を報告。広域連合議員や年金者組合、医療関係者など100人近くがつめかけました。…本当にいまがんばりどき!「廃止」までがんばりましょう。

 今日はまた6/15に予定している「お産シンポ」(日本共産党京都府委員会主催)に向け、産婦人科などを訪問。

 民医連中央病院の藁谷深洋子先生には、お産をめぐって見えてくる今どきのママ・パパたちのこと、医師(特に女性)をめぐるハードな現状などうかがいました。…当日を、お楽しみに!

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08年5月21日(水)

「語る集い」―右京建設後援会バージョン2008

 「語る集い」が続きます。…正式名称は「綱領を語り、日本の前途を語り合う大運動」。私たちの考えをお伝えしながら参加者と語り合おうということで、あちこちで開いています。

 夜、右京建設後援会の集いでお話ししました。仕事の後、午後8時から集まっていただいた20人あまりのみなさんに、40分ほどお話しして…。

 「後期高齢者医療制度を廃止しようというのはわかったが、医療費増大はどうするのか?共産党はどんな医療制度が望ましいと考えるのか」「在日米軍『思いやり予算』はいけないが、北朝鮮をどう考えるのか。拉致や核はどうやって解決するのか」などの意見が出され、予防医療を重視することが全体の医療費を減らす道でもあること、北朝鮮をめぐる六ヵ国協議のことなどを紹介して答えました。

 「初めて聞いた話じゃ。よ〜うわかった!」「ほんとに高齢者差別は許せん。総選挙には勝ちたいねぇ」という方。「みんな『赤旗』に載っとる事じゃぞ。しっかり読まんとあかん」という方も。

 …そのとおりです。みんな『赤旗』『京都民報』に載っていること。「語る会」、語れば語るほど、『赤旗』『京都民報』のすごさを実感しますね。

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08年5月19日(月)

「農業再生プラン」で京都市農協と懇談2008

 党の「農業再生プラン」を持って、京都市農業協同組合を訪問。原2区候補、吉田4区候補、小林こくた秘書、かみね府議らとともに、営農経済部次長の幡山哲郎さんと懇談しました。

 府内にある5農協のうち、京都市農協は市内のほとんどの地域を管轄し、組合員は約3600人。“京都”という都市近郊の条件を生かし、集荷はせずに各農家やグループが中央市場や直売所に出荷するしくみで消費者とのふれあいを大事にしているとのこと。若手の就農者ではレストランに直接契約するなどの例もあるそうです。

 印象的だったのは、加茂なす、九条葱などの伝統的な“京野菜”は「作りにくい、規格がそろわない」と廃れていく様子だったのを再注目し、農業関係者の研究や努力を積み重ねて生産技術を高め、広げてきたというお話です。…夏と秋には、研究者や消費者とともに作物品評会を開催しているそうで、ぜひ参加したいと思いました。

 …「日本の農業にはすばらしい力がある」とは、中央委員会が秋田で開いたシンポジウムでも志位委員長が発言していたことですが、ほんとうに水田でも野菜でもすばらしい生産技術があるんだと、あらためて感じました。

 その他、「都市近郊農業においても米作は必要。水田は野菜の連作障害の対策にとても有効である」という指摘や、宅地並み課税制度についての実情など、大変勉強になりました。

 …「再生プラン」で対話をすればするほど、この活動が待たれていることを実感します。もっともっと対話を広げていきたいと思います。

Ps.写真(上)は、昨日の舞鶴で元地区委員長の土佐さんにいただいた夏みかん。…これがほんとの美しさだなぁ〜と。

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08年5月18日(日)

5区キャラバン。吉田さゆみ候補と京丹後、舞鶴で訴え2008

 17・18日、総選挙勝利をめざす5区キャラバンで吉田さゆみ5区候補や京丹後、舞鶴の党議員団とともに訴えました。

 17日は京丹後へ。峰山マイン前で田中くにお、平林ちえみ両市議とともに市議選・市長選のお礼も兼ねて訴えると、「市会議員選挙はよかったね〜。今度は吉田さゆみさん。総選挙も勝ちましょう」と声がかかります。

 中国四川省の大地震とミャンマーサイクロンへの救援募金も訴えました。森まさる市議とにしがき前で訴えると、「募金箱が見えたから」とわざわざ車を停めてお金を入れてくださる方も。…ありがとうございます!

 18日の舞鶴では、吉田さんと、伊田、浅野、小杉、後野の4市議と宣伝。こちらでは後期高齢者医療制度の問題で、党市議団が160近くある老人クラブの会長さんをほとんど訪問し、署名など共同が広がってます。…みんな怒ってます。今国会の野党4党の廃止法案(提案準備中とのこと)で追いつめ、総選挙で決着をつけよう!

 写真は七日市大通り。…もともとは幅11mだった道路を→14m→16mへ2度も拡幅。道路に面した住宅は2度も建替えとなったそうです。…これは道路特定財源も入った「まちづくり交付金事業」。道路特定財源は「高規格道路」にしか使えないということで、16m幅に広げたというのです。だけど住民の生活道路なので「制限速度は時速30q」「速度を落としてください!」の看板。「こんなに立派じゃなくていいのにねぇ」との声も。…う〜ん、ムダづかいの臭い。

 さて、5区キャラバンは吉田さゆみ候補を先頭に1週間で92ヵ所の街頭宣伝。『赤旗』日曜版読者も9人増えました。…さ〜あ総選挙です。

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08年5月16日(金)

「高齢者差別の医療制度廃止へ共同を」医療団体を訪問・懇談/「空砲射撃、低空飛行やめよ」自衛隊大久保駐屯地などに申し入れ2008

 今日は、「後期高齢者医療制度の廃止を求めるアピール」(日本共産党中央委員会が8日に発表)を持って、党市・府議団、原としふみ2区候補らとともに、京都府医師会、府保険医協会、私立病院協会や、京都市老人クラブ連合会、障害者福祉団体などを訪問しました。

 アピールは、批判の高まっている後期高齢者医療制度について「小手先の『手直し』ですむようなものではなく、撤廃しか解決の道はない」との立場から、撤廃の一点での共同を呼びかけたもの。…懇談ではどこでも、「中身が知られるにつれ怒りの声が広がっている。ぜひ廃止をさせたい」「高齢者だけじゃなく医療・福祉全体への攻撃を止められるかどうかがかかっている。がんばってほしい」との声が寄せられました。通常国会はあと1ヶ月。野党の廃止法案提出準備もすすんでいるとのこと。がんばりどきです!

 また今日は、陸上自衛隊大久保駐屯地(宇治市)が創立記念日(5月25日)行事とその準備訓練で計画しているヘリコプターの離発着や空砲射撃などについて、中止すべきだとと党として申し入れました。

 行事や訓練は毎年行なわれているものですが、昨年や一昨年は、「突然の爆音に驚いた」「騒音で授業にならない」と市民や学校関係者からの不安と怒りが多数寄せられたものです。大久保駐屯地には、浜田よしゆき6区候補、前窪府議、向野宇治市議、語堂城陽市議、田村洛南地区委員長が出向き、「中止すべき」と強く申し入れました(写真)が、自衛隊側は「上司に伝える」とのみ回答。

 また、航空自衛隊の奈良基地でも基地祭(24日)や「事前訓練」が予定されており、「低空飛行や市街地上空での展示飛行は中止すべき」との要請書を送付しました。

 この問題について、国会では本日、穀田恵二国対委員長、井上さとし、山下よしき両参院議員が防衛省に申し入れました(詳しくは上記HP参照)。

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08年5月15日(木)

中国四川省大地震、一刻も早く救援・支援を/全京都建設協同組合と懇談2008

 中国四川省の大地震。…12日の発生から日を追うごとに被害の甚大さが明らかになっています。被災者1000万人、犠牲者は5万人にのぼるとの報道も。

 道路寸断、土石流など、救援活動の困難も伝えられ、学校の倒壊で多くの子どもたちが生き埋めに。…ほんとうに胸がつぶれるような思いです。あの阪神淡路大震災とも重なります。

 いのちを一刻も早く救ってほしい、そして被災者の支援を。日本としても最大限の支援を、との思いでいっぱいです。

 日本共産党でも、ミャンマーのサイクロンと合わせて支援募金を呼びかけています。街頭でもぜひ訴えていこうと思います。…浜田よしゆき6区候補によれば、さっそく今朝の近鉄小倉駅で呼びかけると、1万3千円もの募金が寄せられたそうです。 …多くのみなさんが同じ思いなんですね。

*郵便振替 00170-7-98422 口座名義:日本共産党中央委員会(通信欄に募金先として「中国四川省大地震」または「ミャンマーのサイクロン」と明記して下さい。振替手数料が必要です)

 今日はまた、党府議団とともに全京都建設協同組合と懇談し、京都の建設業界の状況、原油・原材料高の影響、信用保証協会のあり方や入札制度の問題など要望をお聞きしました。

 …住宅の耐震をはじめ、安全・安心の建築をまちの建設業者や協同組合が支えていることを実感しました。府政とともに国政へつないでいきたいと思います。

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08年5月13日(火)

アートdeArtU(7)“触感的”に「人間の営みは自然の創造物」――岡 普司展/京都アートマップ2008e001_artde)アート de Art

 京都の現代美術系ギャラリーによる一斉企画展京都アートマップ2008が始まりました。サブテーマ<京都定書>には、「京都定書」が温暖化防止へ世界を動かしたように、美術と社会との関わりを発信しようとの思いが込められています。

 さっそく、ギャラリーアーティスロングに岡 普司展<MASSIVE PROGRESSION/熱塊と水蝕>を訪ねました。切り株のようなオブジェと石。…岡さんは、牛乳パックを使って紙の原料である樹木を再現しようと考えたそうです。石は川の水流によって磨かれたもの。ここは<水蝕>の部屋です。

 <熱塊>の部屋には、ガラス質の結晶が光る能勢黒(のせぐろ)という花崗岩。再生ダンボール、ハゼの実から採れる和ろうそくの材料を使ったオブジェ。「熱」が形成に役割を果たします。

 …人間は身近な自然から抽出した物質で暮らしてきたし、地球全体としても熱や水の循環によってバランスが保たれてきた。ところがいまや人間の活動は自然の限界を超えてしまった。「時間をかけて自然が形づくってきた過程を『見せる』ことで、過剰になりすぎた社会のあり方を問い直せれば」と岡さんは言います。

 岡さんの作品には「人間の手」の痕跡がつよく存在します。

 「文化=耕す」という語源の通り、太古の昔から人間が自然に働きかけ抽出してきた、木、紙、石、鉄などの物質。自然は変化し果実も巨大になりました。

 けれどその人間も、自然から独立した存在ではなく、他の生物と同じように「自然との物質代謝(循環)」を行なっています。ところが、生産と消費の際限なき拡大を自己目的とする「怪物=資本主義」が現われ、「自然との循環が撹乱」されつつあると、マルクスは『資本論』で分析しました。

 …「人間の営みも自然の創造物なんだ」ということを“触感的”に喚起する岡さんの作品。

 静かな口調で、けれども、つよく。

*         *          *

 作品を介し、いろんな出会いが広がるのがギャラリーです。「アートマップ」は参加ギャラリーで入手可能。…風薫る5月、ぜひ足を運んでみて下さい。

*岡 普司展<MASSIVE PROGRESSION/熱塊と水蝕> ギャラリーアーティスロング(中京区三条通堀川西入一筋目角 075-841-0561)

*「京都アートマップ2008」5/13〜25(事務局:ヴォイスギャラリーpfs/w 075-211-2985) 〔参加ギャラリー〕ヴォイスギャラリーpfs/w/ギャラリー恵風/アートスペース虹/ギャラリーすずき/ギャラリーはねうさぎ/ギャラリー16/ギャラリーアーティスロング/ギャラリーマロニエ/ギャラリーなかむら/同時代ギャラリー/ニュートロン/立体ギャラリー射手座/ギャラリーギャラリー

  ★『京都民報』5/18付「成宮まり子のアートde Art」掲載

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08年5月11日(日)

「人間の自由、個性の全面発展の未来へ」党文化後援会総会/市民・芸術家NPOアートカウンシルも総会2008

 今日は、日本共産党京都文化後援会総会、芸術家や建築家などが集う市民NPO「アートカウンシル」の総会・交流会、と文化な1日(!?)でした。

 党文化後援会では「いま光る 日本共産党綱領」というテーマでお話しました。…最近のイラク派兵違憲判決が「平和のうちに生存する権利」をダイナミックに位置づけたこと、映画『靖国』の上映中止をめぐって、また「構造改革」「独立行政法人化」で国立博物館・美術館などがどうなっているのか、などとあわせて党の日本改革の提案を紹介しました。

 また、「志位委員長 資本主義を叱る」「佐藤優の『マルクスのすすめ』」など「資本主義、社会主義」という問題にマスコミも関心を寄せていることを紹介し、日本共産党の“未来社会論”が、人間の「自由」や個性・能力の全面的発展をいちばん大事なものとして展望していること、夏目漱石も共通する考えを表明していたエピソードなどを紹介しました。

 …持ち時間40分だったんですが1時間くらいしゃべってしまい、すみません!

 でも「今日はすご〜く勉強になったよ」「未来社会の話はもっと聞きたい。また来てね」とみなさん。ありがとうございます!

 京都アートカウンシルには芸術大学つながりで入っています。総会後の懇親会に出席して、久しぶりの先輩や、まちづくり運動、建築家、芸術家などのメンバーのみなさんとお話ができました。…こういうところってなんだか居心地がいいんですよね〜。芸大の“におい”がするのかなぁ。

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08年5月10日(土)

青年雇用宣伝in伏見。石村かず子3区候補、かえるネットメンバーと2008

 伏見区の大手筋商店街で、石村かず子3区候補や伏見・乙訓の青年・かえるネットのみなさんと一緒に「3区青年雇用アンケート」にとりくみました。

 伏見・乙訓では「3区青年雇用シンポジウム」を6/22に予定。そこに向けてとりくんでいるもので、今日も、小原明大長岡京市議をはじめ乙訓地域からも若いみなさんが参加。

 「最低賃金1000円/時給以上に」「若者に正規雇用を」とプラスターを掲げて、アーケードを歩く人々にアンケートを配り、その場でも記入してもらいました。

 そばで美容室のチラシを配ってた女の子たちが「立ちっぱなしで1日中って大変です」、「時給1000円になったらいいよねぇ」と話すカップル、「共産党はいいことやってるね。息子の分をもらいます」とアンケートを持ち帰るお父さんお母さんも。「うちの職場でも派遣をつかってるけど、本当は会社のためにもならない。共産党はがんばってね」との激励もいただきました。

 …話題になったことまちがいなし!もっともっと、やりますよ。

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08年5月 9日(金)

昼休みのオフィス街に「労働者保護法を!」2008

 昼休みの烏丸御池。マイクで話し始めると、広〜い交差点の辻々から、いっせいに注目が集まります。

 今日は党京都労働者後援会のみなさんと一緒に昼休み・オフィス街宣伝。

 派遣労働者の実態をとりあげた志位質問が、若者に大反響を呼び、行政や大企業を動かしつつあること、「いまがんばれば変えられる。派遣法を労働者保護法に改善するために、総選挙で力をあわせよう」と呼びかけました。

 …すごくたくさんの人、特に若い労働者が、街頭売りのお弁当を買いに出てきます。値段は350円くらいだとか。そして「派遣法を労働者保護法に」の提案ビラもたくさん受けとってくれました。

 関心、高いですね。レギュラー企画でやりたい宣伝です〜。

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08年5月 7日(水)

地球温暖化問題の学習。琵琶湖のこと2008

 午前・午後とも会議の1日。…定例の国政委員会で地球温暖化問題について、衆院候補の原さん、石村さん、吉田幸一さん、吉田さゆみさん、浜田さんらとともに学習しました。

 日本共産党では中央委員会に地球温暖化問題対策チーム(責任者:小池晃政策委員長)をつくり、先月は欧州の温暖化対策について調査団を派遣しました。4月18日には笠井亮団長(参院議員)が市民団体などへの報告会を行ないました。欧州調査報告はこちら

 『前衛』6月号(党中央委員会発行)では、「温暖化防止へ日本政府の責任を問う」という特集が組まれ、気候ネットワークの浅岡美恵代表も寄稿されています。

 それらの材料で学習・意見交換し、日本経団連「自主行動計画」がいかに排出削減につながらないか、大口排出事業所の実態や規制方法、また草の根レベルでどうとりくみを広げていくかなどおおいに議論になりました。

 写真は琵琶湖北部の早崎港付近です。昨日撮影したんですが、干拓農地をビオトープに再生するとりくみがすすんでいて水鳥の楽園という様子です。

 けれど、昨年秋の滋賀県琵琶湖環境科学研究センターの報告には衝撃を受けました。…この付近の湖底で水中の酸素濃度が極端に低くなり、魚やエビが酸欠で大量死しているのが発見されたというのです。水質がいっきに悪化することも懸念され、原因としてここ数年の暖冬や、もう20年近く湖水温が上昇し続け、冬に活発になるはずの水の深層循環がうまくいかなくなっていること、背景には地球温暖化があるといわれています。

 …私は滋賀県彦根市の生まれで、子どもの頃、夏は毎日琵琶湖で泳いでいました。その頃からいっきにすすんだ水質悪化、琵琶湖の富栄養化ですが、それでも北部はきれいだといわれていたのです。だからこのニュースには大変ショックをうけました。そして温暖化の恐ろしさを感じます。

 まさに、まったなしなんですね!

 7月5日には、笠井亮参院議員を招いた温暖化問題での企画を予定しています(午後、京都会館会議場)。ぜひ、とりくみをひろげていきたいと思います。

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08年5月 5日(月)

リリコ日記(44)イモ植え・イモ掘り、こどもの日。000_ririko)リリコ日記

 5月5日、子どもの日です。

 彦根の“じいちゃん”の畑を手伝って、サツマイモの苗を植えました。

 「リリちゃん、サツマイモ植えよ〜か」と前の日から熱心に誘うじいちゃん。あまり乗り気でなかったリリコでしたが、畑に出かけると、調子が出てきました。

 しばらくすると、「わあ〜、ちびっこいジャガイモ!」とリリコ。ほんとです。畑に残った去年のイモが芽を出し、新しい赤ちゃんイモができています。

 サツマイモを植えるはずが、ジャガイモ掘りにきゃっきゃと大喜び!

 …はっは〜ん、そうかぁ。「サツマイモ植えよ」って言っても、リリコの反応が鈍かったのは、サツマイモの”苗”と”イモ”とがつながっていなかったんでしょう。

 じいちゃんが言いました。「今度リリちゃんが来たときには、リリちゃんの植えたサツマイモを掘ろうな〜」

 …“苗”と“イモ”が、つながるかな〜?

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08年5月 3日(土)

憲法を生かし、戦争や貧困なくそう―61回目の憲法記念日に2008

 61回目の憲法記念日です。

 円山音楽堂での「5・3憲法集会in京都」に先立ち、日本共産党府委員会としての憲法記念日街頭演説会を八坂神社石段下で行ないました。

 …ぬけるような青空、というより夏の暑さです!

 穀田恵二国対委員長や井上哲士参院議員、原(2区)、浜田(6区)衆院候補とともに訴えると、お隣で「世界の宝 憲法九条守ろう」とアピールしておられる退職教職員のみなさん(写真)を始め、ぞくぞく歩いてこられる集会参加者や観光客など、ものすご〜い人・人・人。あちこちで写真やメモをとる姿が見え、たくさんの激励が寄せられました。

 …“護憲”世論の高まりと勢いが、感じられます。

 そういえば、先日の『読売』世論調査では「改憲反対」が43.1%、「改憲賛成」は42.5%となり、15年ぶりに「反対」が上回る結果になりました。しかも「改憲反対」理由のトップは「世界に誇る平和憲法だから」

 …まさに運動が世論を大きく動かしている!「9条の会」の7000組織を超える前進、名古屋高裁の自衛隊イラク派兵“違憲”判決など、いまこそがんばり時ですね!

 宣伝後、「憲法集会in京都」に合流して、反貧困ネットワークの湯浅誠さんや立命国際平和ミュージアム館長の安斎育郎さんの講演を聴きました。

 こちらも1700人が集い、憲法9条や25条などの大切さをさらに広げていこうと誓いあいました。

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08年5月 2日(金)

映画『母べえ』を観ました2008

 映画『母べえ』(山田洋次監督)を観ました。

 …遅まきながら、城陽文化パルクでの上映会に足を運び、いろんなことを考えました。

 吉永小百合さん演じる「母べえ」をはじめ優しさあふれる小さな家族の幸せ、大好きな文学や表現・思想の自由を大切に生きようとする「父べえ」や「山ちゃん」「ちゃこちゃん」の人生、…そういうものを巨大な国家的な過ちが踏みにじっていく。それが侵略戦争の正体なんだということを、静かに、けれど強い言葉で突きつけられたような気がしました。

 また、昭和10年代の時代、庶民や家族の慎ましい暮らしぶりが、愛情を込めてていねいに描いてあって、映画っていいなあとあたらめて感じました。

 …たくさんの人に、見てほしいです。府内南部や北部での上映会〔日程はこちら〕が続きます。ぜひどうぞ。

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08年5月 1日(木)

第79回全京都統一メーデー…暫定税率復活、後期高齢者医療制度に怒り!!2008

 5月1日、メーデーです。第79回全京都統一メーデーのスローガンは「なくせ!貧困と格差」。

 穀田恵二国対委員長や井上哲士参院議員、小選挙区候補のみんなとともに二条城前広場の集会に参加しました。

 すばらしいデコレーションがあちこちに出現した二条城前広場は、お祭りムードいっぱい。

 …なかでも福祉保育労の学童保育・児童館のバルーンを使った帽子やデコレーション(写真)は、ホントに「さすが!」って感じです。ほしい〜!

 他にも、「75の春は泣かせない」とした京建労醍醐支部のデコなど、さすがに力入ってます。「後期高齢者医療制度に怒り」のテーマがとても多いのは、やっぱりですね。

 集会では、穀田さんが党を代表して連帯のあいさつ。昨日強行されたガソリン税などの暫定税率復活の「再議決」について、「物価高騰に苦しむ国民に2.6兆円もの大増税を押しつける暴挙は許されない。…後期高齢者医療制度でも廃止へのたたかいを広げ、福田内閣を追いつめよう」と穀田さん。

 …今日、ガソリンはいっきに約30円もUP!これもみんな、怒ってます!

 その後、デモコースごとに激励・ご挨拶。最後は、祇園・八坂石段下でデモ隊を迎えました。

 …さ〜あ、5月もがんばるぞ! 〜でもその前に、GWですね。

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