トップ > 成まりブログ >

07年12月27日(木)

「福祉灯油」など、原油高騰への緊急対策を近畿経済産業局に申入れ。国政候補、京都府議団・市議団と2007

 党府委員会に対策本部をつくってとりくんできた原油高騰問題(ちなみに成宮まり子は本部長です)。…年末を迎え、いよいよ深刻です。今日は近畿経済産業局へ、「福祉灯油」やガソリン税の減税措置などを求めて、衆院予定候補や京都府・市議団、吉井衆院議員秘書とともに緊急の申し入れに行きました。

 申し入れでは、お年寄りや母子家庭など低所得者世帯などへの「福祉灯油」(灯油代補助)、福祉施設などへの灯油・燃料代補助、運送業や中小業者の負担を軽減のためガソリン税や揮発油税の暫定税率をゼロにする減税措置、制度融資の改善、石油元売に対して利益還元や便乗値上げ監視など、8項目の要望(別紙)を求め、経済産業局資源エネルギー環境部石油課の玉野課長らから、政府の緊急対策にも触れつつ回答がありました。

 続いて、ぜひ実態を聞いてほしいと、国政候補らが発言。「タクシーはLPガス値上げやガソリンのハイブリッド車など大変。運転手へのしわ寄せが相次いでいる」(吉田幸一・4区代表)、「漁業関係者から、水揚げの3分の1が燃料代に消えて漁に出られない、カニの時季はまだ良いが春先が心配との声。政府の対策は『省エネ化』中心だが、とても設備の更新なんて…というところも多い」(吉田さゆみ・5区代表)。

 原としふみ・2区代表や石村かず子・3区代表らも、お風呂屋さんの声――「毎日150人ほどのお年よりが来られるが、長岡京市に1軒しかないうちが廃業したら公衆衛生施設がなくなる」など紹介。私は「燃料にしている業界は直撃をうけている。融資や省エネ化にとどまらず緊急対策が必要」とつよく求めました。

 また、政府が打ち出した「福祉灯油」について、「寒冷地とはどういう概念か?」「京都でも、独居老人や母子家庭など灯油が命に関わる実態がある。自治体が申請すれば支援すべき」と求めたのに対して、課長さんから「担当は総務省だが、自治体が申請すれば対応するものとして出していると聞いている」と回答がありました。福祉施設の暖房費支援も同じように対応すること、また送迎燃料費への支援もつよく求めました。

 中小企業支援については、「不況のもとで融資だけでは…」との声が中小零細業者、伝統和装、農漁業もふくめて寄せられています。原田府議が「和装が落ち込み、丹後など自殺者も増えているもとでの原油高騰だ。『もうやめたい』との声が相次ぎ、このままでは京都や日本の和装は生き残れない」として、きめ細かい支援と、融資についても「返済猶予」など条件緩和を業者が安心して行なえるよう具体策を求めました。

 玉野課長らは、政府の融資・金融対策や下請けいじめの監視強化などに触れ、「経済産業大臣からも、直近の経済状況をふまえて対応をと話があり、さらにきめ細かな対策を行なっていきたい」と回答。今後、さらにこちらからも実態や要望を伝えること、そのためにも関係省庁が連携した対応や、相談窓口設置などを求めてきました。

 …全体として、政府が25日に発表した「緊急対策」をめぐってのやりとりになりました。灯油代補助助や制度融資など、こちらが要求してきた中身を反映したものもありますが、まだまだ限定的な支援策にとどまっているというのが、率直なところです。

 それらを実効あるものにし、さらに「対策」を拡充させるかどうか、今後の運動にかかっています。特に、地方自治体を動かすことが重要であり、地方議員団のみなさんと連携してがんばらなければ、と思いました。

続きを読む "「福祉灯油」など、原油高騰への緊急対策を近畿経済産業局に申入れ。国政候補、京都府議団・市議団と" »

ページの先頭へ

07年12月24日(月)

京都市長選挙は“原告と被告対決”―「刷新の会」中村和雄さんを市長に!2007

 3連休です。来春の京都市長選挙にむけ、中村和雄さんへの支援を訴えて、昨日は「市政刷新の会」の宣伝カーで市内南部をまわりました。

 この間、ようやく市長選挙の“対決構図”が明らかになってきました。

 相手方は、夏の参院選で示された「自公政治ノー」の審判には背を向け、自民・公明・民主の「大連立」に向かうようです。先月の大阪市長選挙では、「大連立はよくない」と民主党の鳩山幹事長も言っていたのに、どうも京都では様子が違います。

 おまけに、その候補者に決まった門川大作氏といえば、「同和の研修」だといって温泉旅行に不正に公金を支出した問題で住民訴訟を起こされ、「被告」になり「敗訴」して返還請求をされた人物。行政処分もされています。

 そしてちなみに、この住民訴訟の「原告」として、不正追及の先頭に立ってきたのが中村和雄弁護士です。つまり、京都市長選挙は“原告と被告のたたかい”ということ。…どちらが市長にふさわしいのか、もう明らかな話です。

 …と、そんなことを街頭から話すとと、立ち止まって「へえ〜」「初めて聴いた〜」という顔をたくさんの人がしてくれます。市長選挙告示まであと40日余り。…ほんと、時間との勝負!を実感です。

ページの先頭へ

07年12月22日(土)

原爆症認定。被爆者のいのちの叫びに、政府はこたえるべき!!2007

 今年で43回目を迎える「被爆者をはげまつどい」に参加しました。…つどいは、被爆者を励まし、原爆症認定制度改善や核兵器廃絶を求めて、毎年開かれてきたものです。今年は、歌やフラダンス(写真)、マンドリン演奏、それにケーキやサンタさんも登場して、楽しいひとときをみなさんとともに過ごしました。

 …それにしても、被爆者の叫びを聴かない政府に、怒りを覚えます!

 先日、原爆症の認定について厚労省検討会がまとめた「報告書」。…昨年来の集団訴訟のすべての判決が、いまの認定制度に大きな問題があると批判しているのに、現行基準の枠組み(「原因確率」というしくみ)を維持する、というのです。これまでほとんど考慮されなかった残留放射線の影響や急性症状についても「考慮する」といいますが、一部の手直しのみです。

 つどいでは、原爆症認定集団訴訟・近畿の原告団長である小高美代子さんにもお会いしました。…小高さんの大阪高裁での最終陳述(12/12)を紹介します。

 「本日、この裁判に出ることができたことを、私は奇跡だと思います。今年5月には入院しましたが、また生かされてここにおります。政府は、私たち被爆者は原爆の政で病気をしているのではなく、ストレスや年齢的に老いているので認められないとか…心のそこからうらみます」

  「明日の命も危ぶまれる83歳の私も、当時は20歳だったのです。原爆という地球上最悪の爆弾を頭上に落とされ、毛髪が抜けたり、貧血に苦しんだりの長い年月でした。老躯に鞭打って生きられるのは、無念に死んでいった被爆者が、どうぞ私たちの分まで生きて、その口で政府をはじめ国民のみなさんにわかってもらってほしい、そして戦争がいまに愚かな行為かということを伝えてほしい、と後押しされているからだと痛感いたします。被爆者はみんな苦しんでいます。…被爆者の死んでいくのばかりを待っているといった小さなことのみに夢中になっていないで、全世界に核の恐ろしさを伝え、地球の破滅を訴え続けることが大事だと思います。被爆者にもっと思いやりを持ってください。どうせ長くは生きられないところまできているのですから」

 …この、被爆者の叫びにこそ政府はこたえるべきです! 認定の“線引き”にばかりに熱中する政府の姿は、あの薬害肝炎問題と重なって、あまりにもみにくく見えます。

ページの先頭へ

07年12月19日(水)

宮津与謝(続き)。天の橋立“文殊さん”、滝馬…2007

(17日つづき) 宮津与謝の集いでは、話の終わりに、「“日本の進路”も、20→21世紀への世界の流れを見ると、おのずとあきらかになるのではないでしょうか」と、「新自由主義(=大企業・大資本のもうけ最優先政治)ノー」、「アメリカ言いなり・軍事同盟優先でなく、平和の共同体・非同盟へ」の流れにそった日本改革を、日本共産党はめざしていることをお話しました。

 続いて、吉田さゆみ5区代表(写真)が、漁業や地域医療の深刻な現状打開へ党が果たしてきた役割を述べて、「総選挙で必ず勝利を」とご挨拶。

 …質疑応答を含めて2時間半。ご参加のみなさんから「目からウロコだ」「こんな話は初めて聴いた〜」と声をかけていただきました。

 そのまま宮津で温泉につかって一泊。…北部に何度も来てるんだけど、温泉にあやかれるのは初めてのこと。

 18日は、宮津の長林みよ市議、福井元市議、地区のみなさんと一緒に、ご挨拶や『しんぶん赤旗』購読のお願いに歩きました。

 途中、4年前の台風23号による土石流で被害者が出た滝馬で、復旧工事のすすむ現場へ。

 天の橋立のすぐ横、文殊さん(=知恩寺)へ。屋根や側壁などに“大陸”の影響がよりつよく感じられる建築で興味を惹かれます。ここは“文殊の智恵”の発祥の地。“智恵の餅”を食べました。「赤福」と似ているけどもっとおいしい!です。

 …そんなこんなで夕方まで。「総選挙は勝ってや〜」と7人の方が読者に。ありがとうございます。宮津、また来ますね!

ページの先頭へ

07年12月17日(月)

宮津与謝で「世界の流れと日本の進路」を語りあうつどい2007

 午後の特急で宮津へ。宮津与謝の党後援会の集いに、吉田さゆみ5区代表と一緒に参加し、私は「世界の流れと日本の進路」というテーマでお話しました。

 最初に、「参加されたみなさんのなかで最年長の方は?」と訊ねたところ、90歳と89歳の方がおられたので、その方々が生きてこられた“20世紀”というのは、実は人間社会に大きな前向きの変化(植民地体制の崩壊や国民主権の前進など)が起こったことを紹介。

 21世紀を迎え、イラク戦争を機に「アメリカの力はすごい」という時代ではなくなり、アメリカでは“ネオコン”が政権を追われ、イギリスも「ブッシュ・ブレア」と蜜月ぶりが言われていた首相が退陣してイラク駐留軍を激減させつつあるなど、変化が起こっています。…その結果、アメリカの“戦略”も、北朝鮮問題など「交渉による解決」を追求せざるを得なくなりました。北朝鮮問題では国際世論をバックに、「6ヵ国協議」による非核化への道がこの1年間で大きく前進しています。「軍事同盟」でなく「平和の共同体」への流れも世界各地ですすみつつあります。

 こういう前向きな“変化”のきっかけになったのは、旧ソ連の崩壊。日本共産党がソ連解体を「もろ手を挙げて歓迎」したことを紹介しました。

 さらに、いま世界では、旧ソ連とはまったく違う“われわれの社会主義”を求める波が広がっています。その典型がラテンアメリカ。…ベネズエラでは「憲法改正案」が僅差で否決されたけれど、チャべス大統領がすぐ結果を受け入れたことに、米誌が「チャべスを尊敬する。これぞ民主主義」とコメントしたことや、ボリビアでの新しい国づくりには「アンデス民族の文化の復興のような躍動感を感じる」と自民党の議員活動ニュースに紹介されていることを紹介すると、「へえ〜」「すごいなぁ〜」とどよめきの声が…。(つづく)

ページの先頭へ

07年12月14日(金)

リリコ日記(40)ぴぴちゃんとぽぽちゃん000_ririko)リリコ日記

 「ぴぴちゃんと、おわかれがかなしくて、ちょっとないてん」

 …ぴぴちゃんというのは、飼っていた十姉妹のメスです。少し前から具合が悪そうだったんですが、ある朝、とうとう巣のなかで動かなくなっていました。

 次の日、お父さんと一緒に、ぴぴちゃんを牛乳パックでつくった箱に入れて、土に埋めたそうです。

 「おはなと、きのみ、いれてあげてん。さよならってして、かなしかってん」

 …話してくれるうち、大きい目に涙がいっぱいたまって、こっちももらい泣き。

 「でももう、おそらにとんでいって、くもにならはってん」

 …と、お父さんが言ったそうです。

 私が「ぽぽちゃん(オス、写真)、ひとりぼっちでさみしそうやな」と言うと、

 「だからまた、あたらしいことりさん、かいにいったらいいやんなぁ〜」と、にっこり。

 …う〜ん、“いのち”とか、わかってるようでわかってない。なんて言えばいいんやろう?って、しばらくリリコの顔を見つめていると、

 「まり、じっとしといてや〜」と、さらさらっと描いてくれた似顔絵(右)。すごっ、リアリズム!

ページの先頭へ

07年12月13日(木)

アートdeArtU(3)飯塚国雄の絵画と、20世紀の暴力e001_artde)アート de Art

 「なぜお前はアメリカに住み続けるのか」…被爆した亡父の問いに応えるために描き続けてきた画家・飯塚国雄氏。絵画展が立命大国際平和ミュージアムで開催中です。

 オレンジの炎に焼かれる人々を描いた〈炎・ナガサキ〉や、すべてが焼きつくされた〈灰・ヒロシマ〉などの大作は、国連50周年記念の特別展にニューヨーク国連本部で展示されたもの。

 他にも〈ソマリアの哀歌〉(写真下)、〈サラエボの哀しみ〉といったタイトルが並び、戦争や虐殺、難民などをテーマにした作品群は見ごたえがあります。

 ほぼモノクロに近く限定された色づかい。塗るのではなくナイフで彫り込んだようなマチエールが、木版画のような強さを放ちます。悲惨さの描写というより、どこか寓話的なニュアンスを感じさせるフォルム。…氏は、宮沢賢治の童話の世界に惹かれ、「セロひきのゴーシュ」「銀河鉄道の夜」などの連作も手がけてきたとのことです。

 2001年、その画家の目の前で起こった「9・11テロ」。ニューヨークのアトリエのすぐそばにあった貿易センタービルの炎上と崩壊。氏が時間を追うように鉛筆を走らせたスケッチ数点が展示され、「ものすごいショックに、なかなか作品にすることができなかった。それは本質的に長崎・広島で起きたことと同じ残虐な行為」と語る氏へのインタビュー(隅井孝雄元京都学園大教授による)映像も見ることができます。

 〈戦争が終わった〉〈少年〉(写真右)など、画家自身の子ども時代の記憶や、傷ついた身体で必死に生きようとする人々を描いた近作も目を惹きます。鎮魂と和解、再生への願いが伝わります。

 「戦争に対して芸術家はどう向き合うのか」…繰り返し問いかけられてきたテーマです。「20世紀の暴力」を描き続けた画家と向き合ったとき、私自身があらためて誓ったのは、「21世紀に、画家が『戦争』を描かなくてもよい世界を人類の手でつくりだしたい」ということです。

*「飯塚国雄絵画展―被爆した父への応え」立命館大学国際平和ミュージアム〜12/15(土)まで

 ★『京都民報』12/16付「成宮まり子のアートde Art」

ページの先頭へ

07年12月12日(水)

原油高騰問題で吉井英勝衆院議員を迎えた緊急懇談会2007

 原油高騰問題で、吉井英勝衆院議員も迎えた緊急懇談会(京都府議団、市議団、国政委員会主催)を開き、中小企業や運輸、福祉保育などさまざまな分野から30人をこす方が参加され、深刻な影響があきらかになりました。

 成宮からは、先日聞き取りをした運輸・自動車などの現状…「LPガスが57円/g→87円。来年は95円/gに。営業2日間で3000円未満だったのが4000円を超。事務所は『サラ金相談所』になってしまうくらい、生活や営業資金でみんな困っている」(個人タクシー)、「軽油が高騰しても荷主に運賃値上げは言えない。航空業界では燃料サーチャージといって燃料値上げ分を運賃転嫁できるが、この業界では事業主と運転手にしわ寄せに」(トラック業界)を報告。原田府議からは、西陣や友禅の染めの工程で燃料代や染料などが値上がりしていること、また赤阪市議は、クリーニングや喫茶店でも廃業の危機が広がっていること、府・市の対策の現状など報告がありました。

 参加者からは、「印刷業のフイルム、板金塗装のシンナーも3割値上げ。玉子屋では餌代もパックも上がった。ガソリンなど石油製品の減税をしてほしい」(京商連・経理センター)、「規制緩和で事業者が1.7倍になり中小零細事業主が増えた。運賃値下げ競争で苦しい運転手に燃料高騰が追い打ち。軽油引取税の暫定税率撤廃をと、これまでつながりのなかった事業者からも署名が寄せられている」(建交労)、「送迎のガソリン代や給食代に影響。無認可保育園では暖房を節約して子どもにジャンバーを着せざるを得ないところも」(福祉保育労)。さらに、吉田さゆみさん(5区)は免税軽油や重油を使っている漁業への影響調査、石村和子さん(3区)は長岡京のハウス農家や1軒しかないお風呂屋さんの声などを紹介。…影響は本当に広範囲にわたっています。

 こうした声をうけて、吉井衆院議員が報告。「1970年代の石油ショックと比べて一番ちがうのは、国際的な金融投機が原油市場に流れ込んでいること。だからこそ国際的に協調して投機規制にとりくむべきなのに、日本政府はアメリカに同調して反対している」といいます。先日発表された政府の「対策の基本」は、日本共産党としても求めてきたいろんな分野・項目に触れてはいるけれど「中身はこれから」というものばかりであり、緊急減税などの負担軽減、投機規制や石油資本の利益還元など、「国民の世論と運動で、政府を追いつめ動かしていきましょう」と強調されました。

 …「この冬が越せない」「いのちがかかっている」という京都の現状と、国際金融投機集団や大資本の「もうけ第一」という問題の根本と、その両面で認識をあらたにした懇談会でした。抜本策も緊急策もこれからです!!全力をあげてがんばります。

ページの先頭へ

07年12月 9日(日)

八幡の「青年のつどい」…地域の党支部が呼びかけて2007

 今日は、八幡市で開かれた「青年のつどい」に、浜田良之6区代表と一緒に参加しました。

 この地域の党支部が、若者に共産党のことを知ってもらおうと呼びかけたもので、調理士や、小学校の先生、お母さん、などのみなさんが参加。最初に私から、日本政治の異常――アメリカ言いなり、大企業ばかり優先や、それをどう変えるのか、また「社会主義・共産主義」にも少しふれてお話し、ベテラン世代も交えて懇談しました。

  若者からは、「同じ調理士でも、有給休暇が5・6週間もあるフランスの働き方は全然違うっていう話にびっくり」「大学の学費がヨーロッパと日本でこんなに違うなんてショック。もっとママたちに知らせてほしい」「八幡でも産婦人科や小児科不足が不安。医師不足はどう考える?」などなどの声。

 ベテラン世代からは、自分たちの若い頃と比べてのいまの若者の“働きづらさ・生きにくさ”への心配が相次ぎました。

 浜田さんからは「身近な職場をよくしたいと声をあげることが、社会をよくすることにもつながる。総選挙に向けて力を合わせよう」と訴え。

 …“ベテラン世代&若者”、こういうの面白いですね。またやりたいですね。

ページの先頭へ

07年12月 8日(土)

太平洋戦争開戦66周年。「反戦によって日本人の名誉を守った」先輩たち2007

 今日、12月8日は日本の「太平洋戦争」開戦から66周年の日です。

 侵略戦争の反省から生まれた憲法の改悪を許さず、とりわけ、新テロ特措法=アメリカの報復戦争支援の継続をさせないために力を合わせましょうと、さこ祐仁府議、河合ようこ市議と一緒に、三条京阪、四条大宮で訴えました。

 日本共産党は、戦前・戦中から命がけで侵略戦争に反対してきた歴史をもっている政党ですが、今年は、その頃からの中心的活動家だった宮本顕治さん(元日本共産党中央委員会議長)が亡くなるというできごとがありました。

 その訃報に際して、評論家の加藤周一さんが「反戦によって日本人の名誉を守った」という言葉を贈られたことが、マスコミでも報道されました。

 「反戦によって日本人の名誉を守った」 …いまに生きる私たちは、よく「命がけで反戦を貫いた政党です」と一言で済ませてしまうんですが、その意味するものは、はかり知れない重さがあるんだと、紹介しながらも、自分自身があらためて感じた1日でした。

ページの先頭へ

07年12月 7日(金)

南丹、京丹波で「日本の今と未来を語りあう集い」。19歳の学生が入党2007

 夜、吉田幸一4区代表といっしょに、南丹市、京丹波町地域の「日本の今と未来を語りあう集い」へ。

 私からは、いまの国政の焦点や日本共産党の日本改革(綱領)についてお話をしました。井上哲士参院議員が国会で追及に使った「日米平和・文化交流協会」参加企業リストや、アメリカの雑誌『Forbes』に掲載された「日本のビリオネア(10億ドル以上の資産を持つ大資産家)」の株取引減税リストを紹介すると、毎度のことなんですが、驚きの声が広がります。

 懇談タイムには、防衛利権と軍需産業、後期高齢者医療制度など、ご意見をいただきました。また、82歳の方が「八木の吉富駅近くに、憲法九条の巨大看板を作って、JRからよく見える。明日の『京都新聞』でも紹介されます」と力強い発言。仲きぬえ南丹市議の田んぼだそうです(写真下)。

 集いの後、八木町在住の19歳の学生が入党してくれることに!!…保育士をめざす彼女。「政治のこと、友だちにも話すんやけど『そんなん、むずかしい』って言われちゃう。ほんとうのことを学ぶ人が広がれば、世の中いい方向に変わるのにって思うんです」と話してくれました。

 …“ほんとうのこと”を学ぶ若者のネットワークを、一緒に広げていきましょうね。

ページの先頭へ

07年12月 5日(水)

精華大学で「学費・環境・資本主義…日本共産党に聞いてみよう」2007

 昨日は、左京・精華大学でおこなわれた「学費・環境・資本主義…日本共産党に聞いてみよう」(民青班企画)で、学生のみなさんと懇談しました。

 初めに私から、日本の政治の2つの“異常”をどう正すのか、21世紀を迎えた世界の状況などを話し、みなさんから意見や質問を出してもらいました。

 「学費値上げについて、大学理事者側は経営難や『受益者負担』を言っているが、学費値下げにどうとりくむのか?」「政党助成金や企業献金についての考えは?」「アメリカ言いなりの実態は?安保をなくして自立するとどうなる?」「米軍再編や沖縄の新基地建設についてどう考える?」「次の政界再編で、国民にこたえられる政党が生まれるか」「資本主義の構造はなぜ生まれたのか?資本主義のままで良いとする意見をどう考えるか」「南米の社会主義をめざす動きと日本との関係は?」…などなど、全体で3時間にもおよびました。

 …環境や社会・メディアの専門学科もある大学とあって、みなさんの質問はつっこんだ問題意識を感じさせるものばかり。また、“資本主義・社会主義”をめぐる意見や感想がけっこう出され、若いみなさんの意識には、現代の新しい動向がいちばん反映しているんだなぁ、と、おおいに刺激をいただきました。

 …答えきれなかったこともたくさんあるし、みなさんの考えももっと聞きたい。また、やりましょうね。

ページの先頭へ

07年12月 3日(月)

成宮まり子、2010年参院選勝利をめざします!!/原油高騰で京都府知事に申し入れ2007

 昨日は京都府党会議があり、私、成宮まり子は、3年後=2010年の参院選京都選挙区に立候補することを発表しました。

 今年7月の参院選後、京都府党の“国政委員長”として、医療(後期高齢者医療、国保)や高学費・青年雇用、京都経済をめぐってなどさまざまな問題にとりくんできました。一方で、“様変わり”した国会に国民の声で政治が動く新しい情勢、その一方で自民・民主の「大連立」騒ぎが起こる状況。…やっぱり日本共産党の議席をもっともっと増やさないといけない!!と痛感してきたところです。あらためて、応援をよろしくお願いしますね!

 党会議では、衆院比例候補の宮本たけしさん、こくた恵二国対委員長をはじめ選挙区候補と一緒にごあいさつしました。京都市長選挙に出馬表明しておられる中村和雄弁護士も駆けつけられました。

 …まずは、衆院選と市長選挙。2つの選挙勝利へがんばります。

 

 さて今日は、深刻になっている原油高騰の問題で、京都府知事への申し入れを党府会議員団とともに行ないました。

 ガソリンや灯油、重油、軽油などの相次ぐ値上げが報道され、運送・運輸業や農漁業を直撃し、関連した原材料費や食品・生活用品の大幅値上げ…。とくに京都では、友禅染など伝統産業や中小企業、低所得で暮らしておられる方々や、福祉施設でも輸送費・暖房費の増など、悲鳴があがっています。

 京都府としても緊急対策本部を設置し、実態調査や窓口設置、「営業つなぎ資金」創設などあらゆる手立てを講じ、国へも対策の要望をとの主旨で、麻生副知事にお願いしたところです。

ページの先頭へ

07年12月 1日(土)

向日市女性後援会「私たちのこれから〜」でトーク2007

 向日市の女性後援会による「私たちのこれから〜石村さん、成宮さんを囲んで」という企画へ。

 おいしいお茶とシュークリームをほおばりながら、石村かず子3区代表、ご参加のみなさんとともに、“いま”と“これから”について語り合いました。

 石村さんは、済生会病院(長岡京市)でも内科病棟50床閉鎖や、出産受け入れ数が月20人に限定されるなどの事態が起こっていることを紹介し、医療や社会保障の貧困の背景に何があるのか…。地域にもある日本電産の社長は「10億ドル以上の資産保持者リスト」に載っていることが紹介されると、「へえ〜」と驚きの声があがりました。

 続いて私からも、日本改革についてお話し、みなさんと語りあいました。(つづく)

ページの先頭へ