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08年12月31日(水)

「年越し派遣村」の灯り/『しんぶん赤旗』『京都民報』をよろしく!2008

 大晦日です。

 …お昼のニュースで、東京・日比谷公園の「年越し派遣村」のことが大きく報じられていて、嬉しくなりました。

 昨日の『しんぶん赤旗』にも出ていましたが、「非正規切り」などで住居を失った人々のために、労組や市民団体が、今日から5日までテントと炊き出しで支援活動をおこなうそうです。「村長」はNPO法人「自立生活サポートセンターもやい」事務局長の湯浅誠さん。弁護士による労働相談も行われ、ボランティアや募金、差し入れも呼びかけられています。

★「年越し派遣村」 問い合わせ:090-3499-5244(開催中の臨時電話)

★募金:みずほ銀行銀座支店(普通)2692964「派遣村寄付金口座 弁護士 棗(なつめ)一郎」

★寄付品:食料品、飲料水などはテントへの直接持参を

 …大寒波のうえに「大量解雇」の襲いかかる真っ暗な日本列島に、「年越し派遣村」の灯りは、まるで希望の灯台のよう!スタッフやボランティアのみなさんに、心からのエールを送ります。

 午後、「派遣村」に関するネットのニュースを見ていると、志位和夫日本共産党委員長も激励に訪れたとのこと。私もウズウズしつつ、あらためて“反貧困”“連帯”掲げた“反撃”を必ず大きくするぞ!と決意。〜まもなく、新年です。

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 さて今日は『しんぶん赤旗』『京都民報』の申請日。私も、新たに5人の方に読者になっていただきました。

 先日の南丹市では女性3人と地域をまわり、発達障害のある子どもさんのためにがんばるお母さんや、自宅にたくさんのバラを育てる学校の先生が、初めて読者になってくださることに。今日は、里帰りしている実家(滋賀県彦根市)から京都に電話したり、市議をしている父と一緒に雪の中をまわって、ご近所さんが日刊紙を読んでいただけることに。

 …くらしの厳しいなか、こうやって私たちの活動を支えてくださることに励まされます。どうぞ来年も、『しんぶん赤旗』『京都民報』を、そして日本共産党を、よろしくお願いします。

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08年12月29日(月)

青野平さん『赤旗』インタビュー初登場/京都信用金庫/四条支部・餅つき/国政事務所大そうじ2008

 今朝の『しんぶん赤旗』1面。あの青野平さん(弁護士・元京都地裁判事)が「発言 私の選択」に登場されました!

 11月に青野さんのパステル画展を訪問した時に田母神問題などが話題にのぼり、その場で西山とき子さんと一緒に「『赤旗』インタビューをぜひ!」とお願いしたのですが、ついに実現しました。

 インタビューで青野さんは「私は右でも左でもありませんが、野党がもっとしっかりすべきで、そのなかで共産党の役割は大きい」「いろいろな問題が起こったとき、共産党の主張をみれば、正論は何かが分かる。しかし、まだ勢力が小さすぎますね。正論を吐くという役目を果たすためにも、アピール方法を工夫して議員の数を増やしていただきたい」。

 …ありがとうございます。感謝、感激、がんばります!

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 今日は午前中、京都信用金庫(下京区・本店)を訪ね、党「経済提言」を届けて役員の方と懇談しました。この間、党府委員会「くらし雇用を守る闘争本部」として、金融機関では、27日に京都銀行、先月には北斗信用金庫と懇談しています。

 京都信金で対応いただいた中村理事や森口連携支援部長らは「大銀行と違い、信金は地域とともに生きる、いわば“運命共同体”。『どしゃ降りのときこそ、傘を何本も用意しよう』と、苦境にある中小零細企業に貸付けは増やしているんです」と強調されました。「事業所数が減少しては、私たちも未来はない」と、融資だけでなく「創業支援」「再生支援」などにも力を入れているそうです。

 また、今回の金融危機にも関わって、日本の「超低金利政策」や米国に倣った金融システムの問題、改訂された「金融検査マニュアル」などについてもご意見をうかがいました。「それにしても、大企業や大銀行ばかり優先する政治では、あきません」と強調されていたのが印象的でした。

 その後、すぐ近くの党四条支部(下京区)の“年末恒例おもちつき”へ(写真)。山中市議や西脇府議と一緒にご挨拶し、私も杵を握らせてもらいました。

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 昼すぎ、急いで府委員会事務所へ帰り、1階・国政事務所の大そうじに合流。

 …窓ガラスやサンを磨くと、雑巾はびっくりするくらい真っ黒。窓はピカピカに!そうじっておもしろい〜!すぐに結果が出るし、がんばればがんばっただけキレイになる。

 まあ“大”というより“中そうじ”くらいですが、「政治の汚れもこんなんやったらいいのに〜」「悪い政治につける薬はな〜い」なんて話しつつ、なんとか新年迎える準備がととのいました。

 …新年は総選挙の年。政治の大そうじへ、日本共産党京都国政事務所も出番で〜す!

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08年12月27日(土)

くらし・雇用を守る“反撃”さらに広く!つよく!!2008

 「非正規切り8万5000人」と厚生労働省が発表(26日)し、寒空のもと仕事も家を失った若者や失業者の姿がテレビでも連日流される年の瀬。

 …かつて経験したことのない雇用破壊。大手企業の責任は重大です!けれど同時に「雇用を守れ!」との“反撃”も、日に日に力づよく広がります。

★人材派遣会社「サーミット工業」の労働者10人が、要求していた「解決金」や「寮の確保」が実現することになったそうです。彼らはジャトコで派遣として働き、解雇通告を受けて12月に労働組合に加入。先にたたかってきた“先輩組合員”に合流して団体交渉を重ねてきたとのこと。

 …「団結、労組の力、みんなに知らせたい!」と21日の青年集会で発言していたKさん。メッセージ、力づよく届いてるやん!!

★先日、京都労働局に調査・指導を申し入れた三菱自動車やジャトコなどの件は、京都労働局が三菱自動車を含めた数社を呼んで「厚生労働省12/9通達」の徹底を行なったとの情報が寄せられました。ジャトコには個別に行われたといいます。

 …大企業の違法・無法を許さないため、「通達」は活用してこそたたかいの力。労働局の方々もがんばっておられるのですね〜!

★また、京都府知事、京都市長、京都労働局長と経済6団体(府商工会議所連合会/京都経営者協力会議/京都経済同友会/京都工業会/府中小企業団体中央会/府商工会連合会)、連合京都が発表した「中小企業の経営安定や雇用の維持・確保のための緊急アピール」(25日)には、「企業の社会的責任を認識して」との文言が盛り込まれました。

 …会議に京都総評を排除している点は批判すべきですが、“京都財界”の側からも「社会的責任」に触れざるをえないのは、世論と運動の反映でしょう。ぜひ“有言実行”してもらわなければ!!

★年末年始、非正規労働者や失業者、中小企業支援のための行政による緊急相談窓口が、次々と決定されています。党議員団も申し入れていたことです。

 …これらを力に、“1人の犠牲者も出さない”ための具体的手だてを、さらにすすめなければなりません!

 *年末年始の緊急相談窓口一覧はこちら

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08年12月26日(金)

“一人の犠牲者も出さない”〜党府委員会「くらしと雇用を守る闘争本部」で記者会見2008

 昨日夕方、党京都府委員会の「経済危機からくらしと雇用を守る闘争本部」として記者会見を行ないました。

 この闘争本部は、景気悪化の影響が深刻さを増すなかで11月に設置したもの。本部長は渡辺和俊府委員長で、ちなみに私は“事務局長”です。

 会見には、京都府会議員団の新井進団長や、京都市会議員団の井坂博文副団長も同席。“1人の犠牲者も出さない”の合言葉・決意のもと、約1ヶ月間、くらしや営業の実態調査、企業・行政への申し入れなどにとりくんできた「中間報告」を発表しました。

 具体的には、@大量解雇問題では、京都労働局や京都府などに緊急対策をくりかえし要請し、また解雇計画が報じられたジャトコ(八木工場)や三菱自動車(右京区)などに「雇用確保」を申し入れてきたこと、A中小企業・地域経済について、各地で実態調査を行なうとともに、「経済提言」を届けて約2000軒の経済団体や組合、経営者、商店などと訪問・懇談。国の出先機関である近畿経済産業局、財務局などにも申し入れたこと、Bこの年末年始、生活・労働相談に、議員、地区委員会・支部とも総力をあげていること、などを報告。「ぜひ困っている方は連絡を」と連絡先一覧も示しました。

 また「中間報告」では、非正規労働者の“反撃”も始まっており、党としても非正規労働者の組織化に力を入れていることを紹介しました。

 人材派遣会社「サーミット工業」などで解雇通告を受けた非正規労働者たちが労組に結集し、団交を重ねて勝利和解していることには、マスコミからも注目が寄せられています。

 そして行政も、労働局長・府知事・市長らによる派遣元企業への「雇用確保」要請書が出され(22日)、25日には経済団体との「宣言」で「企業の社会的責任」が明記されるなど、動きはじめています。

 …会見にあたって、大急ぎで(というか一夜漬けで…)1ヶ月のとりくみをまとめてみましたが、毎日毎日いろんな手をつくしてさまざまな動きを広げてきたこと、そしてなにより、深刻な実情のなかから“反撃のたたかい”が力づよく前進しつつあることは、本当にすごいことだと感じました。

 …同時に、やればやるほど、「まだまだ!もっともっと!!」といっそうつよく感じる毎日。“1人の犠牲者も出さない!”“あきらめない!”ことが、本当に問われる年の瀬です!

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08年12月25日(木)

「口丹以北の製造業、女子ゼロ」高校生の就職は深刻!!府立高教組と懇談2008

 いまの景気悪化のもとで高校生の就職事情がどうなっているのか、府立高教組でお話を聞きました。石村かず子3区候補、府議のかみねさん、山内さんも一緒です。

 府高の調査では「内定取り消し」は出ていないものの、企業からの「追加求人」が10月以降ピタッとなくなってしまったそうで、特に口丹以北の製造業が厳しく、女子はゼロだといいます。

 そして、例年ならこの年末時期には就職希望の全員がほぼ「内定」しているのが、今年は学校によって差はあるものの、おそらく府立高校全体で数十〜100人近い生徒が「未定」のまま、とのこと。

 さらに、「進学」が決まっていたのに家庭の事情と「高い学費」の壁にぶつかって「就職」に進路変更せざるを得ない生徒や、定時制高校生の勤め先が「廃業」になって授業料が払えないという声も。

 …高校生たちの実情は深刻です!

 府高にも協力をお願いつつ、 さっそく、年明け早々にも府立高校の実態調査をおこない、行政にも緊急対策を求めていきたいと思います。〜がんばるぞ!

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08年12月23日(火)

餅つきどっちが上手い!?〜浜田よしゆき6区候補と2008

 今日は大型宣伝カーで府南部キャラバン宣伝へ。朝から宇治→城陽を浜田よしゆき6区候補とまわりました。

 京阪木幡駅では「がんばれ〜」と大きく手を振る外国人の男性。JR宇治駅では観光客の方が「京都じゃないけど、比例は共産党ね」。

 城陽では、党城陽市後援会の“餅つき大会”へ。浜田さんと交代で杵(きね)を持たせてもらうと、「浜ちゃんより成ちゃんのほうが上手い!」と声。やった〜♪ ♪

 …つきたてのお餅!地元産の野菜がいっぱいのあったかい豚汁!写真は小林さんに送っていただきました。ありがとうございま〜す

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 さて、街頭演説では浜田さんと分担して、深刻さを増す雇用問題についてお話しました。

 「派遣切り」にあった富山の青年が住む所も仕事もなくなって「助けてほしい…」と共産党事務所を訪ねてきたこと。そんな年の瀬に、ホントに政治の役割発揮が必要なのに、国会では自民と民主がどちらも“党利党略”のぶつけ合いで、実効ある対策が実らない異常事態。

 …不幸なのは、労働者・失業者じゃないですか!

 日本共産党は「いま必要なのは、雇用維持と失業者救済に、与野党が知恵を出し合い対策をまとめることだ」と自民・民主両党に会談を申し入れ、ギリギリまでの努力中。京都でも、党内に「くらしと雇用を守る対策本部」をつくり、“1人の犠牲者も出してはいけない”と、企業に「雇用確保」を申し入れ、行政に緊急対策をくりかえし求めてきました。

 党府委員会にも「相談」の方が相次いで来られ、こんなに切ない年の瀬は経験がありません。困っている人々にちょっとでも力になりたい!と痛感します。

Ps. この後、6区キャラバンは山城地域へ。“サンタさん”も登場して「お困りごと ご相談ください」ティッシュを3500個も配ったそうです。

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08年12月21日(日)

“自己責任論の呪い”を抜け出せ!〜「非正規切りに物申す」青年雇用プロジェクト2008

 「非正規切りに物申す!」「派遣法の抜本改正で人間らしい働き方を!」〜“京都青年雇用プロジェクト”の集会&デモ(主催:全京都青年学生連絡会議)が開催され、大きな注目が寄せられました。

 私も集会に参加し、デモを穀田さんや吉田幸一4区候補とともに激励。

 集会で圧巻だったのは、脇田滋・龍谷大教授の派遣法「改正」問題の講演とともに、青年たちが次々と報告した職場でのたたかいです!

 ★人材派遣会社「サーミット工業」社員で、ジャトコの請負で働いていたKさんは「労組に出会い、ラインで仲間を増やしてきた。突然の解雇通告にもあきらめずに団体交渉をくり返してきて、解雇にはなったけれど、3300万円の和解金や3月末までの給与支払いを約束させた」と画期的な成果を報告。「いま『非正規切り』に遭っている人たちにも、労組の力、団結の力を知らせて声をあげていきたい」

★印刷会社でデザイナーをしていたNさんは「毎日毎日、社長に殴られても『自分が悪い。自分のためだ』と思い込んでた」と、ひどい職場の実態を告発。「でも、友人や弁護士に『それはおかしい』と言われ、労組・ユニオン南の風に出会ってや労働基準法、団体交渉権を知って立ち上がった。このままいくと裁判になるかも知れないけど、私は独りじゃない。団結することの大切さをみんなに知らせたい

★京都市の小学校教師だったTさんは「採用1年目で一方的に『分限免職処分』とされた。その『理由』はすべて管理職が報告したものばかりで、私には申し開きの場も与えられない。異議を申し立てるには裁判しかなかった。自分の人間性をとりもどすたたかいです」と提訴した経過を述べ、背景にある青年教員の不安定で苦しい実態を告発。「京都地裁に続き大阪高裁でも勝利したい。ご支援をお願いします」

 …1つひとつの発言から“自己責任という呪い”を抜け出し“団結・連帯”に希望を見いだした若者の姿が伝わります。1人ひとりの一歩一歩が、力強くたたかいの道を広げます。涙なしには聞けません!大きな勇気をもらいました!!

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 さて、雇用問題のとりくみを初め、日本共産党への注目が広がっています。

 田原総一朗さんのコラム「田原総一朗の政財界『ここだけの話』」でも「暴走した自由主義の反動? 今、『資本論』が読まれる理由」「志位さんは『ルールなき資本主義』と言った。私も『ルールある資本主義』が必要だと思う」と、かなりつっこんで、日本共産党のことがとりあげられていました。

 田原氏といえば、滋賀県立彦根東高校の大先輩です。といっても、私は面識は全くありませんが…。 (つづく)

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08年12月20日(土)

志位委員長の日本経団連と会談(18日)2008

 日本共産党の志位和夫委員長が、日本経団連との初めて会談(18日)を行なったことが話題を呼んでいます。

 会談で志位委員長は「大量解雇を主導しているのは日本経団連の中核を担う世界的大企業。その社会的責任はきわめて重大」と指摘し、大量解雇の中止・撤回を求めました。こくた国対委員長、吉井衆院議員も同席しました。

 京都で18・19日に行なったニチコン、村田機械、三菱自動車などへの「雇用確保」の申し入れ・懇談でも話題にのぼり、注目を実感しました。

★日本経団連・御手洗会長への要求書全文

★日本経団連との会談&会談後の記者会見の動画はこちら↓↓↓

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08年12月19日(金)

村田機械、三菱自動車へ雇用確保を申し入れ2008

 解雇・雇い止め問題で、昨日に続き、今日は機械メーカーの村田機械(伏見区)や三菱自動車(右京区)に雇用確保や法令順守を申し入れました。

 京都と滋賀で200人以上の非正規を削減すると伝えられている三菱自動車へは、渡辺和俊府委員長、吉田幸一4区候補、かみね史朗府議、岩橋ちよみ市議、労働対策部の野村さんたちと訪問。

 申し入れのなかでは、「削減」の対象には3ヵ月契約をくり返して数年間働いている期間社員もいることがわかりました。

 労働契約法は、有期契約について「契約途中の解雇」を禁止するとともに、「期間満了」でも契約更新をくりかえしていれば「正社員」と同様に見なされ、解雇権の乱用を禁じています。

 私たちは、労働局でもらったパンフレットもしめしながら「違法ではないのか。企業は法令を遵守すべき。解雇計画の再検討を」と強く求めました。三菱自動車側は「法令は守る」との回答。

 …この件は、京都労働局にも確認し、調査・指導を求めたところです。

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 村田機械では、武田・取締役(人事グループ)に申し入れの趣旨を伝え、懇談しました(山内府議、井上市議、石川南地区委員長も同行)。

 9月のリーマン破綻後、経営陣から見ても予想もしなかったほどの急激な受注の落ち込み、キャンセル、納期延期など「ショック状態」だといいます。

 …懇談では、製造業の集積するこの地域での“ものづくり技術”の支援や、内需の拡大をどうはかるのか、政治の役割や企業の社会的責任などについて意見を交わし、「内需拡大のためにも安定した収入=雇用は不可欠です」と、あらためて派遣「雇い止め」の撤回と雇用確保、離職者への支援を求めました。

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08年12月18日(木)

三菱自動車門前宣伝。本日退職の橘氏も演説/ニチコン鰍ノ雇用確保を申し入れ2008

 「“非正規切り”や解雇、なんでもご相談ください!」…早朝7時、三菱自動車(右京区)西門前で、府会議員団や吉田幸一4区候補、党三菱支部のみなさんと、新しいビラを配って訴えました。

 このビラは厚生労働省の「非正規切り防止」通達(9日)を知らせて「お困りの方 ご相談ください」と呼びかけるもの。いっせいに非正規労働者に届け、相談活動も行ないます。

 …大企業の解雇計画には「12月末まで」というのも多く、「切り逃げ」は許されません〜!

 宣伝のなかで「私事ですが、本日で定年退職します」とマイクで話し始めたのは、日本共産党三菱後援会の橘さん(写真右から2人め)です。

 昭和39年に15歳で入社。〜「思想」差別の昇給制度や「労災隠し」を変えようとがんばる先輩たちに出会い、自分も職場改善のために奮闘してきたことを話したあと、「多くの思いを胸に職場を去ります。私の鋳物人生の最後に、声をあげれば変えられるんだとみなさんに伝えたい」と橘さん。さらに、来月定年を迎える藤本さん(写真マイク)も訴え。

 …感動しました!こうしてがんばってきた人たちがいるからこそ、いまの雇用問題でのとりくみや共産党への注目があるんですね〜。

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 さて今日は、『京都新聞』に「全派遣社員約600人の削減きめ、すでに約300人の契約を解除」と報道されたニチコン株式会社(京都市中京区)に、雇用確保を求める申し入れを行ないました。

 こくた衆院議員秘書の小林さん、原田府議と一緒に、総務部長と人事部長にお話を聞くと、コンデンサー製造・受注はピーク時から半減し、特に大型テレビが“オリンピック効果”で好調だったところから、9月のリーマン破綻で急落したといいます。

 すでに派遣社員を全国で削減し、残るは約130人。京都では亀岡工場の44人(9月末)を順次「雇い止め」にして、1月でほぼゼロになるとのこと。

 私たちは「けれど、ニチコンの技術や利益を派遣社員も支えてきたはず。それを不況になったからと『調整弁』のように放り出していいのでしょうか」と、あらためて雇用確保を求め、同時に「やむを得ず離職になる人には、住居確保などの生活支援、再就職支援を」と要請しました。

 …お話しして、労働者派遣法の「見直し」については見解は“正反対”だったのですが、「キャノンやトヨタなどトップ企業が先陣切って大量解雇すれば、景気悪化の“悪循環”を招く」「個人消費、消費マインドを冷え込ませる政治ではいけない」「ものづくりの技術への支援こそ必要」という点では、意見が一致したことは印象的でした。

 特に部長さんが言っておられたのは「後期高齢者医療制度によって、お年寄りの買い控えが起きている。高齢者医療は無料にすれば、将来不安をなくし、テレビなども売れる」ということです。

 …安心できる社会保障をつくることは、私たちの「緊急経済提言」にも重なります。大企業のみなさんとも、こういう点ではぜひ一緒に声をあげていかなければと、あたらめて感じた場面でした。

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08年12月15日(月)

「中小零細企業守る対策を!」〜近畿経済産業局、財務局に要請2008

 今日は、日本共産党近畿ブロックとして、経済危機のもと中小零細企業への緊急対策を求め、近畿経済産業局と財務局(大阪)に申し入れました。

 吉井英勝衆院議員をはじめ近畿と各県の衆院候補、山下よしき参院議員、京都からは2区・原としふみ、3区・石村かず子、4区・吉田幸一、5区・吉田さゆみ、6区・浜田よしゆきの各小選挙区候補と、迫祐仁府議も一緒です。

 申し入れの中身は、@中小企業の資金確保〜信用保証制度の問題や、「貸し渋り・貸しはがし」をやめさせる、融資制度の拡充・改善など、A大企業の不当な単価切り下げ、下請け切り捨て防止、仕事の確保の問題、B原油・原材料高騰対策、など大きく3つの柱で22項目を求めるものです。

 それぞれの局で詳しい回答があり、対策の大きな方向では「下請けたたき」防止をはじめ、一致する点もいろいろありました。

 …しかしやっぱり、まだ現場の実情に「対策」が追いついていない!ということを実感しました。

 局側の方が「あってはならない」と言われることが、現場では次々と起こっています。その実情・実態を届け、いっそうの対策や体制強化なども求めていかなければ、と思います。

Ps. 例によって“記念撮影”をなぜか兵庫勢と。左から、味口としゆきさん(衆院兵庫1区)、成宮、堀内照文さん(参院兵庫選挙区)、瀬戸恵子さん(衆院比例)、庄本えつ子さん(衆院兵庫8区)。

 …帰りに一緒にお茶して、京都&兵庫でいっぱい活動交流しました。堀内さん阪急まで送ってくれてありがとう〜♪ 味口さん写真ありがとう〜♪ ♪

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08年12月14日(日)

「学費ゼロ大集会」/乙訓かえるネットの“美味しい”つどい2008

 ノーベル賞の益川敏英氏が賛同されるなど、マスコミでも大きく注目された「学費ゼロ大集会」(主催:学費ゼロネットと京都府学連)に参加しました。

 集会では高学費に苦しむ発言が次々と。「学費が年間233万円で、さらに年間25万円の値上げ。奨学金の720万円の“借金”を返せるのか不安」(立命大生)、「昼ご飯はおにぎり1つでおかずなし、という友達がいる」(高校生)、「上の子の学費を払うのに精一杯。下の子にも大学に行ってほしいけれど家計は限界」(お母さん)…ほんとうに、切なくなります。

 この後、京都橘大学の碓井敏正教授の記念講演やアピールウォークもあり、日本共産党からはこくた恵二衆院議員が連帯のごあいさつ。

 …“高学費は日本の異常”。告発し、社会問題にしていくことが、いまの経済危機のもとでますます重要ですね!〜私も、みなさんと一緒にがんばる決意をあらためて。

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 学費集会を途中で抜けて、「乙訓かえるネット」のつどいへ。

 元某有名ホテルのパティシエをしていた菓子職人さんの“指導”の下、みんなでシュークリームをつくって食べようという若者の“美味しい企画”。私は、ちょうどできあがったところに到着して「いただきま〜す」。…ラッキーです!

 本格的なシュークリームをほおばりつつ、話し合ったのは“若者の働き方”のこと。派遣で働いていたという人をはじめ、みんなの職場の実態も出してもらいながら、「いまの大企業の『非正規切り』はしょうがないのか?」「非正規労働者にも権利はあるのか?」「そもそも金融危機ってなんなの?」「ほんとうの景気回復はどうしたらいい?」etc.と話し合いました。

 …あらためて感じたのは、「自己責任」論を抜け出すことの大切さ、です。「自分が悪い」「しょうがない」と泣き寝入りしてる若者がいっぱいいるはず。もっともっと、こういう場を広げていきたいですね。

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08年12月13日(土)

西陣の声が聞こえますか…2008

 昨夜は、「西陣の声が聞こえますか〜西陣のいまと これからを語るつどい」(主催:党西陣労働者後援会)に井坂、蔵田両市議と一緒に参加しました。

 やはり、不況の深刻さが次々と出されます。なかでも、西陣織の力織機などの製造・修理をしてきた(株)麻田機料が今月廃業することをめぐっては不安の声が集中しました。

 「修理はこれからどうなるのか?別会社がやるというが、時間がかかれば即収入が減る」「部品が調達できない。指の先ほどのネジ1本が2000円!そんなにかかるならもうやめようかと…」「竹長(たけおさ)がなくなる。行政が買い上げて備蓄してくれたら、仕事起こしにもええのに」…

 …西陣の窮状から、京都と日本経済のありかたにまで、話は及びます。

 「ネクタイも大変だ。ある商店が在庫1万本をかかえ、1本3000円なら3000万円分だと!そんだけモノが売れなくなってる」「『クールビズ=ネクタイなし』とは政治災害だ」「だいたい、いまの若者は“派遣”や非正規で、ネクタイなんかできない働かされ方。オシャレの余裕さえないよ」「着物もそうだね。着物を着よう、という気持ちになれないほど、くらしに余裕がないもの」 etc.

 …やっぱり、安定した雇用と収入。消費者の“ふところ”をあっためる政治でないと!

 私からも「いまの緊急事態に政治がどう役割を発揮するのか?“仕事おこし”などみなさんの意見を聞かせて下さい」とお願いすると、かつて3ヵ年で実施された「緊急地域雇用特別交付金」による「京の職人さん」事業や、いまも京都市が続けている「学校実演」事業。「学校教育で着物体験などできないだろうか?」、「西陣・町ミュージアム構想のとりくみをもっと力入れて」など、いろんな意見が交わされました。

 …15日には経済産業局への申し入れもあり、そうした場面でも“西陣の声”を届けて、みなさんと一緒になって行政を動かしていかなくては、と思います。

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08年12月12日(金)

ジャトコ派遣労働者に早朝宣伝/「解雇撤回」を再度申し入れ2008

 朝7時、ジャトコ八木工場へ派遣労働者が向かうJR吉富駅に、吉田幸一4区候補や仲絹枝南丹市議らとともに立ちました。

 「ジャトコの派遣切りは違法です!一緒に声をあげ、やめさせましょう」と、バスに乗り込む労働者たちに訴え、ビラを配りました。

 …深〜い霧。まるで、先の見えない事態を象徴するよう。けれど多くのみなさんが「えっ!」という顔をしてビラを受け取ってくれます。

 バスの出た後、私たちも再度ジャトコへ。担当者に、前回発覚した「派遣107名全員の雇い止め」について、京都労働局に調査・指導を求めたことを伝え、厚生労働省の9日付通達や「パンフレット」も示して「契約途中の解雇は違法です。契約満了でも、裁判で負けている例がある。ジャトコの解雇計画の撤回を、再度求めます」と申し入れました。

 ジャトコ側はメモをとりながら「労基署や府から問い合わせがあった。解雇計画は本社指示なので、本社に伝える」と返答。

 …昨日、労働局でもらった「パンフレット」のコピー(写真)。さっそく活用させていただきました!労働局のみなさんもさっそく動いておられる様子。私たちもがんばります〜!

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 “反撃”の火の手は全国的にもあがっています!いすゞ自動車・栃木工場や藤沢工場、日産ディーゼル、大分キヤノンなどで、解雇にあった非正規労働者がたちあがり、労組結成、裁判闘争もスタートしたとのこと。

 「自分だけじゃなく、みんなが路頭に迷うのは許せない」と、カミングアウトしてたたかうことを決めた青年労働者の言葉。…心から拍手を送り、私たちも一緒にがんばりぬくぞ〜!とあらためて。

 そして、昨日の労働局への申し入れ・懇談でも焦点になった、厚生労働省「非正規切り」防止通達。“不十分さ”はもちろんあるものの、労働者のたたかいや日本共産党の論戦によって、政府も重い腰をあげざるを得なくなった貴重な一歩。

 …「この通達を生かして、私たちも労働者や企業に『周知徹底』し、大量解雇をストップするためにあらゆる手立てをつくす決意」(昨日、労働局で述べたこと)です。年の瀬に向け、時間とのたたかいです!

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08年12月11日(木)

京都労働局に申し入れ。「非正規切り」防止、企業への強力な指導を!2008

 大量解雇・「雇い止め」「内定取り消し」などの問題について、京都労働局への申し入れを行ないました。

 こくた恵二衆院議員(代理:秘書)をはじめ各小選挙区候補や、かみね史朗府議、長谷川幹・民青同盟府委員長らも一緒です。

 最初に私から、今回の申し入れの主旨〜@大企業が先を争って大量解雇するようなことを許さないために労働局の役割発揮と強力な指導が求められること、同時に、A中小企業の正社員化促進や仕事おこし(雇用創出)、B「内定取り消し」防止、C失業した労働者の就労・生活支援などを求める〜を伝えました。

 労働局からは、南村克己・職業安定課長をはじめ各担当部局から、1つひとつ丁寧な回答をいただきました。

 その後の懇談で1つの焦点になったのは、昨日の『しんぶん赤旗』にも「非正規切り防止」と大きく報じられた厚生労働省通達(9日)の内容です(通達、パンフレットなどはこちら)。

 労働基準局長名の通達は 「労働基準法等に違反しない場合であっても労働契約法や裁判例等を踏まえ適切に取り扱われることが重要」として、積極的な指導・啓発を求めています。さらに、@有期雇用についても「やむをえない事由」がある場合を除き、契約途中での解除は労働契約法違反、A「契約満了」の「雇い止め」も違法になる場合があると裁判例も示しての指導を、としています。

 …ここに私たちも注目し『非正規切り』防止のために活用して、“非正規労働者の泣き寝入り、企業は「切り逃げ」”という事態をどうしても変えたいと考えていることを伝えると、「労働者から告発があれば対応する」との確認ができました。

 ジャトコ八木工場の派遣雇い止めについては、労働局も12月5日(私たちが申し入れて発覚した日)に知り、事前にジャトコからの申告などはなかったことがわかりました。「契約途中の人もいて違法性が高い。労働局からの調査・指導を」と要請し、「(ジャトコ含め)企業としてカッコ悪いことはするな、と言っていきたい」との返答がありました。

 …「通達」の具体化はこれから〜という様子もありましたが、それだけにこうした“具体化の第一歩”が確認できたことは重要だと思います。上記の『しんぶん赤旗』報道には、労働局の方たちも注目されている様子でした。

 また、中小企業の正社員化促進や雇用創出、「内定取り消し」防止、失業者の住居・就労支援、ハローワークの体制強化、障害者雇用などについて、それぞれ小選挙区候補者からも現場の実態を発言し、労働局からの説明も含めて、それぞれ前進がありました。

 もうひとつ、印象的だったのは「ぜひ体制強化を」という点で一致したことです。

 「国家公務員削減」路線によって、ハローワーク(職安)も労働基準監督官も大変な仕事量になってしまっているとのこと。大不況・大リストラの嵐のなかで“労働者を守る砦”として重要な役割を発揮しておられる、こうした分野こそ思い切って体制強化を!と感じました。

 …ぜひこれらは、私たちも求めていくつもりです。労働局のみなさん、ありがとうございました。

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08年12月 8日(月)

リリコ日記(49)せかいちず000_ririko)リリコ日記 2008

 丹後・由良に行ってきました。

 この冬一番の冬型気圧配置。左手に見える丹後半島は雪の雲でおおわれ、羽衣伝説のある美しい浜辺にも、大きな波が次々とおしよせます。

 暮れかかる砂浜に、拾った木切れで「りりこ」とラクガキ。

 そこから、どんどんつながって…。

 腰をかがめて、描きながら、走る、走る!

 つながって、道になって、つながって…。

リリコ「わあ〜“ちず”みたいや〜」

 …どんどん、広がります。

* * 30分経過 * *

 …まだまだ、広がりますよ〜。

走る、走る!

広がる、広がる!

 …さ〜ぁ、できた。

リリコ「すごいな〜。“りりこ”から“せかいちず”できた〜。リリコのせかいちずや〜」

 …親も子も、大喜び〜♪ ♪ ♪

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08年12月 7日(日)

若者の“生きづらさ”と日本共産党綱領…民青医療班合宿2008

 昨日今日と、民青同盟の医療班合同合宿で「日本共産党綱領」の講師をしました。

 場所は宮津・由良の民宿「わすれなぐさ」さん。“由良浜の蟹の宿”として知る人ぞ知るステキな民宿です。

 昨夕、家族と一緒に到着し、さっそく由良温泉につかり、地元の新鮮な蟹を味わいました。

 …焼き蟹のこの甘さ、感激で〜す

 さて、合宿参加者は、看護士や助産師、医療技師、医療事務などで働くみなさん。学習会では、私から「綱領」の内容を、@若者の“生きづらさ”のおおもとにある“日本の異常”を変えよう、A社会は変わるし変えられる〜21世紀を生きるみなさんへ、と2つのテーマで話し、質問や感じたことを交流しました。

 …みんな、昨夜は午前2時までいろんな話をしてたそうですが、5時間の学習会に居眠りもなく集中。〜さすが、若い。

 前半は、医療現場や患者さんの大変さが出されるとともに、「社会保障予算や働き方だけじゃなく、『教育』も“1人ひとりの生き方は国が決める”という財界・政府によってゆがめられていると、初めて知った」「若者や子どもを社会が支え育てるっていう視点がないのがよくわかった」etc.

 …みんなで、自分や友人の「生きづらさ」「悩み」に重ねあわせ、「こんな異常をなんとかしたい!あたりまえの願いが届く政治を」と話し合いました。

 後半では、「社会は変わらないように見えても、100年のスパンや世界から見れば大きく変わってるんですね」「社会主義のことがわかった。早く日本もなったらいいと思う」、また「社会を変えるために自分にもできることがあると思うと、活力がわいてくる」「自分の生きている意味をつかめる。だから民青や共産党って好き。仲間を増やしたい!」という声も。

 …「綱領」を学ぶことって、若者にとって“生きる意味”を模索し、つかんでいくことなんだね。

 みなさんのキラキラした眼に、私の方が大切なことを学ばされましたよ〜これだから、学習会の講師はやめられない(大変だけど…)。

Ps.「おべんきょう」が終わるまで待っていた娘のリリコや夫と、由良浜で暗くなるまで遊んでから帰りました。あ〜、また来たい!

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08年12月 5日(金)

ジャトコ八木工場に申し入れ。派遣労働者107名全員の「雇い止め」明らかに!2008

 日産系の自動車部品製造メーカーであるジャトコの八木工場(南丹市)に、雇用を守るよう申し入れました。吉田幸一4区代表、かみね史郎府議、南丹市の大西一三、仲絹枝、高野美好市議も一緒です。

 ジャトコ担当者は「金融危機以来、自動車メーカーからの受注がピーク時の半分以下に激減し、やむなく、派遣労働者107人全員を12月19・20日で雇い止めにする予定。契約途中の労働者もいる」と明らかにしました。…重大です!

 私たちは、ジャトコには府や市から「雇用促進」の補助金が出ているのに「削減」するのはおかしいし、労働契約法は「会社が倒産する」などの「やむをえない事由」がなければ「契約途中の解雇」は禁じてており、最高裁でも「整理解雇の4要件」を満たさない解雇は「無効」となっていることも指摘して、「雇用確保の努力を」と求めました。

 ジャトコ側は、人員削減は本社指示であり、車が売れず仕事がないもとで、300人近くいた派遣をすでに減らしてきており、派遣労働者には1ヶ月前に通告し、府や南丹市にも報告している。正社員535人も「休業」などで雇用継続の努力をしている、と説明。

 …「車が売れない」のは事実でしょう。けれどそれを理由に大量解雇を実行すれば、もっと大勢の「車を買えない人々」を増やし、もっと「売れなく」なり、もっと「人員削減」が必要になる。それこそ“悪循環”ではありませんか。

 私たちは「景気悪化のいまだからこそ、大企業の“解雇競争”になってはいけない。大企業には地域経済や雇用への大きな影響力がある分、大きな責任がある。雇用を守り、むしろ正社員化を求める」と重ねて要請し、本社にも伝えて回答してもらうことになりました。

 …申し入れてみて、労働者派遣法の“大きな壁”を痛感しました。ジャトコ=派遣先企業にとっては「派遣の雇い止め」とは「派遣会社との契約終了」でしかなく、まさに「モノ」扱い。正社員と同じように働いてきた労働者に対して「責任」も「痛み」も感じなくていい“しくみ”になってるんだから、ひどい話です!〜あらためて、労働者派遣法の抜本改正はまったなし!

 …同時に、いま「雇い止め」に遭おうとしている派遣労働者から見れば、突然の失職を「減産だからしょうがないね」とは、どうしても言えません!「107人」と一口に言いますが、その1人ひとりには日々の暮らしや人生設計があり、家族のいる方も。「派遣法の抜本改正」前にも、たたかわなくっちゃなりません!あきらめないで!!

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08年12月 3日(水)

お母さんのメールと、『蟹工船』流行語大賞トップ10♪2008

 (宇治支援のつづき)

 「(就学援助が)打ち切られたため、子どもは給食の代わりにおにぎりをもっていくと言っています。また、家計が苦しいのであれば修学旅行に行かないと言っている。中学の子どもも高校進学をあきらめて働くと言います」

 …今年4月に実施された改悪のあと、あるお母さんから寄せられたメールです。

 これを読んだ宮本しげおさん(当時、日本共産党市議)は、「小さな子どもやお母さんにこんな思いをさせるのは許せない!」と、市議会でメールをとりあげ、現職市長に改悪撤回を求めました。

 一方の現職市長は「安易な個人給付で“お茶を濁す”のでなく…」と「就学援助の改悪撤回」や「子どもの医療費無料化拡充」を求める声に背を向け続け、「子ども無保険」と大問題になっている“国保証とりあげ”でも府内有数。京都市などでは子どもへの保険証交付を次々と「決断」しているのに、「現状のまま」といいます。

 …1人のお母さんの思いにも心寄せてがんばる宮本さんか、言い訳・開き直りを続ける冷たい現職か。〜ここには天と地との開きがある!どうしても、子どもたちやママ・パパにあったかい宮本市長を誕生させたい!と思うのです。

 そんな選挙戦はいよいよ終盤へ。相手陣営は政策を語らずに、「共産党はダメ」という話ばかりです。

 …古いなぁ〜。「共産党はダメ」ではなく、いまや時代は「共産党ブーム」ですよ!「08年流行語大賞」では『蟹工船』が「トップ10」に入賞しました。戦前の日本共産党員作家・小林多喜二が描いた世界が、80年の時を超えて現代日本でブームになって読まれている“意味”、わかるでしょうか〜?

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08年12月 2日(火)

民主衆院議員「後期高齢者医療制度の廃止を言っても意味がない」!?2008

 30日に告示された宇治市長選と市議補選。昨日今日と、21市民ネット・宮本しげお市長候補、藤原もとゆき党市議候補とともに、街頭や演説会で支援を訴えました。

 日に日に有権者からの激励が増えます。夕暮れ時、静かな茶畑や住宅街では、あっちからもこっちからも顔を出して聞いてくださる姿が。

 …それにしても、驚いたことが2つあります。

 1つは、民主党の衆院議員が「後期高齢者医療制度の廃止を市長が提言しても、全く意味がない。国政のことだから」と、現職陣営の出陣式で発言したこと。並んでいた自民党議員からは「失笑」がもれたといいます。

 …国の悪い制度に対して、「住民の福祉の増進」を仕事とする市長が意(異)見を述べるのは当たり前ではないでしょうか。

 さらに宇治市といえば、後期高齢者医療制度の廃止を求めて、関医院・関浩先生をはじめ医療関係者や市民の運動が大きく広がり、市議会では「廃止」の意見書を民主党も共産党と一緒に決議したはず。そういう運動や意見も「意味ない」とでもいうのでしょうか?

 …結局、「後期高齢者医療制度の廃止は迷惑」とまで言ってこの制度に“賛成”する現職市長を、自民・公明とともに推している民主党の“苦しい言い訳”にしか聞こえません。

 そういうわけで、「後期高齢者医療制度廃止」を願う1票は、立場や政党支持の違いを超えて、ぜひ宮本しげおさん、藤原もとゆきさんへお願いします!

 もう1つ、就学援助の改悪のことも、驚きと怒りでいっぱいです。現職市長が制度を改悪し、600人の子どもたちが対象からはずされました。(つづく)

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