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成まりブログ子育て・教育

06年12月21日(木)

伏見子育てママ/終い弘法

●「ストレスいっぱい!」と伏見の子育てママたち 子育てをめぐっての思いがいっぱい出されました。

「うちは1才5ヶ月。『いじめ自殺』とか教育基本法や憲法変えるとか、将来どうなるんだろうって不安」
「1才2ヶ月。できたら2・3人ほしいけど夫のいまの収入・働き方じゃムリ。私立幼稚園に入ったりしたら即『赤字』だし、1人育てるのにいったいいくらかかるんだろう」
「保育所に入りやすくとか、区ごとに子育て支援施設+無料の保育とか、もっと子育てしながら働きやすい社会にしてほしい」
「将来高収入を得るには幼い頃からいい学校に入れないとだめなのか?でものびのび自由に育ってほしい。選択はこれでいいんだろうかって不安とストレスで一杯」
「少子化って言われるのに、産婦人科も小児科も待ち時間が大変」

 …私も、3才の娘をもつ身として共感することばかり。
 なかにはこんな話もありました。

 「近所の5才児がトカゲの尻尾をハサミで切り刻んだ。子どもが“生き物”“いのち”としてじゃなく、単なる“おもちゃ”としてしか見ていないことにぞっとした。テレビやゲームの影響もあるかも知れない。自然やいのちとの関わり方があまりにも貧しいんじゃないかって不安になった」

 …思わず息を呑みました。
 私は、「ほんとに、みんなが言うことがそのとおり。欧米と比べたら日本の子育ては親の『自己責任』になってる。ここを変えるのは『少子化対策』というなら政治の緊急の責任」「改悪教育基本法を具体化させず、『戦争しない国』=憲法を生かし、どの子も人間として大切にされる世の中をつくりましょう」と話しました。

 たぶん、私もママたちも共通の思いを持てたトークになりました。

 そしてこれは、すべてのママ・パパの願いだと思う。絶対、国会へ持っていきたいです!


 今朝の労働者後援会宣伝は右京区の三菱重工前でごあいさつ。 そして、21日は弘法さん。南地区で20数年来続けられている弘法さん宣伝に、こくた衆院議員とともに合流しました。師走の「終い弘法」が賑わうなか、たくさんの激励が寄せられました。

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06年12月15日(金)

教育基本法改悪に抗議!

●京阪深草駅前でやまね候補と朝の宣伝
 駅には龍谷大学の学生さんがたくさん降りてきます。龍大卒業生のやまね市会候補や民青同盟のメンバーとともに「教育基本法の改悪をやめさせましょう」と抗議宣伝。


●午後は醍醐など3ヶ所で西野市議と訴え
 スーパー前などで教育基本法のことを訴えながら、国会の動きが気にかかります。

 国会の井上哲士参院議員室に確めると「4時半から参院本会議が開かれる」とのこと。緊迫します。

 続いて18:00から、伏見「教育後援会のつどい」へ。

 会場に着くと同時に、「改悪法が本会議採決された」と石村衆院3区代表から報告が…。

 「とうとうかっ」と参加者一同。…大変な学校現場から「教育基本法守れ」とのアピール賛同を大きく広げる運動をすすめてきたみなさんだけに、悔しさ、落胆の気持ちが滲みます。

 …「でも、私たちがあきらめたら相手の思う壺や」「この問題では梅原猛さんだって『赤旗』に登場された。こんなに大きく広がった世論と運動を、今度は憲法を守る運動へ」と石村さんと一緒に呼びかけました。

 「そうやな。共産党の論戦は『愛国心』も『やらせ』もすごかった。もっと議席が多ければ」「『やらせ』や強行採決はおかしいという国民多数派に『選挙でこんな国会を変えよう』と呼びかけていこう!」と、政治の転換求めるスタート集会のようになりました。

 …みなさんの熱気から、私自身が改悪教育基本法具体化を許さず、憲法を守る党の躍進必ず、と決意あらたにする場となりました。

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06年12月14日(木)

教基法改悪案を委員会強行採決

 自民・公明与党が教育基本法改悪案を参院特別委員会で強行採決したとのニュースがとびこんできました。井上さとし参院議員室から、理事懇が断続しているとの情報を夕方までもらっていましたが、18時すぎ、自民党は野党の質問直後に「動議」を提出して質疑打ち切り・強行採決したそうです。

 ぜったい許せな〜い!!
 …タウンミーティング「やらせ」質問の報告書は昨日出たばかり。しかもその中で、この京都でのTMでは市民数十人が「政府に不都合な発言をしそう」などの理由で排除されたという重大事態まであきらかになりました。
 「首相が3ヶ月給与返上」とかそんな問題じゃなく、内閣に法案を提出する資格が無いことがするどく問われているんです。
 しかも参院でも重大問題が次々あきらかになり、昨日は「拙速に採決するな」と公聴会で発言したみなさんが声明まで発表するという異例づくめの事態です。

 …こんなふうに、“教育の憲法”と言われる教育基本法が改悪されるとなれば、日本の子どもたちはなんて不幸なんだろう!!

 明日、与党は「数の力」で本会議での採決強行をねらっていますが、日本共産党はじめ野党は、「内閣不信任案」提出など、徹底抗戦する方向だそうです。

 私は、今日は国会の様子を気にしつつ、早朝の労働者後援会との京セラ前宣伝から「教育基本法の改悪許すな」と訴えてきました。明日も、早朝の伏見・龍谷大学前をスタートして伏見区を中心に街頭から訴える予定です。
 ぜひみなさん、力をあわせましょう。「教育基本法改悪するな」「採決強行するな」のFAXやメール、電話を、自民・公明にぶつけて下さい(手書きFAXがいいとの情報アリ)!!

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06年12月13日(水)

リリコ日記(30)指は何本?


「まり〜、すごいで〜」駆けてきたリリコが言いました。

「リリコのゆび、きゅっぽんもある!」
 …大事件です。

「えっっっ、9本しかないの!?もう1回数えてみ」と私。
 両手を開いて数えて見せてくれました。
「いち、に〜、さん、し、ご」
 …右手はうまくいきました。続いて左手。
「ろっく、ひち、はち、ご〜、きゅっ。ほらぁ〜」

 …思わず、吹き出してしまいました。
「ちょっと違うで。六、七、八、九、十、やんか」と言うと、
「ちがうで〜。ろっく、ひち、はち、ご〜、きゅっ! や。リリコのゆび、すごいいっぱいあるんやで〜」

 …あまりにも自信満々のリリコに負けて「訂正」するのを止めました。この前まで両手それぞれを数えていたのですが、「続けて数える」ことを覚えてさぞかし大発見なんでしょう。

 でも、ちょっと不安がよぎりました。
「5歳児の何割かは1ケタの足し算引き算ができる」と聞きました。
「小学校1年生から算数のスピードが速くて、『できなくっていいよ』と言われるけれど、家で必死に教えてるんです」と、ある子育てママが言っていました。

 …「ろっく、ひち、はち、ご〜、きゅっ!」に大笑いしていられるのは、もしかしたら今のうちだけかも知れません。それでも、くり返しくり返し指を数えては満面の笑みを浮かべている娘の姿に、どうか“どの子にも優しい学校や社会”を、と願わずにはいられませんね。
 そして、教育基本法「改正」はやっぱり許せません。

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06年12月10日(日)

伏見大演説会/吉田4区候補西京デビュー


●伏見区板橋小学校での演説会で
 いっせい地方選挙の伏見区府市会候補のみなさん、こくた恵二衆院議員・国対委員長とそろって訴えました。会場の体育館は400人の参加者で最前列までいっぱい。…熱心に耳を傾けて聴いてくださる姿に、こちらも元気をもらいました。


●吉田幸一衆院4区候補の西京区デビュー街頭宣伝
 吉田幸一候補は、これまで活動してきた西京区(洛西ニュータウン、阪急桂駅西口)で、青年雇用問題や学費値下げに「真っ先にとりくむ」と決意を訴え。

 成宮は、教育基本法をめぐって、タウンミーティングでの「やらせ質問」など政府に教育を語る資格がないこと、参院審議では憲法に保障された「思想・内心の自由」を侵害する重大問題が井上哲士参院議員の追及であきらかになったことを述べ、「採決強行は許されない。徹底審議・廃案へ力をあわせましょう」と訴えました。

 …「吉田青年」を慕って集まっていただいた方々や、中高生、バス待ちの人々からたくさんの激励をいただきました。ありがとうございます(写真左から、河合ようこ市議、せのお直樹市議、吉田4区候補、森田洋府会候補、成宮まり子)。

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06年12月 6日(水)

教基法強行許さない!緊急街宣

●「教基法改悪強行は許さない」と街頭から
 自民・公明与党が、今週中にも教育基本法の「審議打ち切り・採決」をもちだそうとする緊迫した情勢のもと、党京都府委員会で緊急街頭宣伝をおこないました(四条通り。左から、西山前参院議員、成宮まり子、原衆院2区代表、渡辺府委員長)。

 私は、先日傍聴してきた参院特別委員会での井上哲士さんの追及内容を紹介。

 「日の丸・君が代」の強制と学習指導要領「改訂」がすすめられ、憲法に保障された「内心の自由」を侵すという問題、「教育への国家の介入を許すのは『おそろしい国』への道。教育基本法改悪案は廃案に」と訴えました。

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06年11月26日(日)

子育てあったかトーク/国鉄まつり

●「子育て・教育あったかトーク」で中山徹さん講演
 「子育て・教育あったかトーク」(主催:党京都府委員会)で、ママ・パパや保育園長さん学校の先生らと子育てをめぐる問題を話し合いました。

 中山徹さん(奈良女子大学教授)は、小学校受験の競争や「認定子ども園」など、「格差社会」がすでに保育や教育環境にまで大きな影を落としている現状をしめし、これまでは親の経済力に差があっても、福祉や教育は平等に保障するという考え方だったのが、「カネしだいの社会にされようとしていると批判。地域や保護者・親などの“参加と自治”の力を引きだして変えていこう、という呼びかけが印象的でした。

 成宮からは、「子育てってお金がかかりすぎ!」「こんな働き方では子育てはムリ」「独りぼっちの子育てはつらい」と多くのママ・パパの声を聞いてきたこと、児童虐待や「いじめ自殺」をめぐって児童相談所や母子支援施設、保育園などと懇談してきたことを紹介。多くのストレスがママ・パパや若い世代、子どもたちに押しつけられている現状を変えるために、政治・行政の課題として

▽若い世代に人間らしい働き方ルール確立を
▽子育てにかかる経済的負担の軽減を
▽児童虐待をなくすために体制とネットワーク強化を
▽すべての子育て家族への支援体制確立と強化を
▽産科不足の問題解決と小児救急医療の拡充を

の5つの視点と、「戦争する国」づくりを許さないために憲法や教育基本法を守ろうと話しました。

 会場からは「小学校にあがって算数の宿題がスピードが早く、『わからなくてもいいよ』ってなったら大変だと実感」「学校の先生が上から言われることにもの言えない」「子育てや保育をめぐる対話の小さな輪を地域に広げていきたい」とたくさんの発言。

 …話を聴いて学校教育のことなどいろいろと考えさせられました。それでも“子育て”って大変だけどほんとうにステキな仕事だというのが実感です。  みんなが心からそう言える社会にするために、子どもとママ・パパたちをめぐる政治と社会のあり方を変えていきたいと思いました。

●国労「国鉄まつり」で家族の会と餅つき
 1047名の不当解雇・差別にたたかってきた国鉄労組と家族の会のみなさん。

 「生まれたばかりだった子どもが来年は20歳に」と、たたかいは20年におよぶそうです。…「来年こそ勝利してほんとうの春を!」私もみなさんと一緒にがんばります。

●京都総評女性部定期大会でごあいさつ

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06年11月16日(木)

抗議!!教基法改悪案 衆院強行採決

 15日の衆院特別委員会での自民・公明による与党単独強行採決に続き、本日は与党単独で本会議開催・強行。…歴史的な暴挙。ほんとうに許せません!
●朝から緊急街頭宣伝で教基法改悪案強行に抗議
 安倍政権には「教育改革」を語る資格なし、と私は思います。

その1:国会のルール無視、民主主義破壊のやり方。議院運営委員会で審議や公聴会、採決日程を合意してすすめるというのが国会のルールです。ところが与党は、中央公聴会の次の日に一方的に採決を強行。法案への態度が違るからといって、こんな民主主義破壊のやり方は許されません。

その2:教育改革タウンミーティング「やらせ」質問。教育基本法「改正」に賛成です…という発言をセリフまで書いておいて、「セリフの棒読みは避けて」「頼まれて、と言わないで下さい」と詳細に指示して「やらせ」をした問題。発言依頼者に「謝礼」まで支払っていたことがあきらかになりました。教育基本法「改正」案はこうして「国民の意見を聞いた」産物だといいますが、それが「やらせ」だったと内閣府や文科省が認めたのならば、法案提出の前提も資格も問われることになります。

 それにしても、子どもたちがどんな眼で見ているんだろう、と思うとやりきれません。…「どうせ大人は、ボクの話を聴いてくれない」「ルール破りや『やらせ』ばかりの世の中じゃないか」と、子どもの澄んだ眼に写るようなことを、政府がやるのが「美しい国」でしょうか!?

 やっぱり、安倍内閣には教育や子どもたちの未来は、絶対まかせられへん!!参議院での審議開始も強行されました。子どもの眼に羞じないようなたたかいで廃案に追いこみましょう! 

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