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09年6月15日(月)

「路上就活」のMさんと“再会”〜“再出発”へ2009

 先週13日の「反貧困ボランティア」の報告です。

 夜22時半。いつもの京都駅八条口へ行ってみると、ガラスに寄りかかる見覚えのある青年…。

 「…もしかして、Mさん!?」

 5月23日に出会ったMさん(35)に、幸か不幸か、同じ場所で“再開”してしまいました。

 〜あれから3週間。佐賀には帰らずここで寝泊りするうち、就職活動用のスーツも入ったトランクを盗られてしまい、スーツの貸し出しがあるというので中央保護所(ホームレス支援施設)に1週間入所して、面接も受けに行ったそうです。

 「父親は4年前に看取った。母はわずかな年金生活だから帰ってもどうにもならない。だからどうしてもここで就職を決めたい。でも、面接に落とされるとは思わなかった。やっぱり『住所』がないから…」とMさん。

 …一番の望みは「仕事」。でも、そのためには「住所」がいるんだと、3週間もツライ思いをしてたどり着いた若者を、「もう、絶対に放っとけない!」と思いました。

 民青のメンバーとともに「仕事に就くにも、(口座の)定額給付金を受け取るにも、失業保険給付にも『住所』がいるよね。手伝うし、一緒にがんばろ!」と励まし、週明けに共産党左京生活相談所に来てもらう約束に。

 *   *  *     * 

 そして今朝、左京相談所長さんらとともに、あらためてMさんの思いをよく聞き、対応を協議。

 〜少しは実家からの「仕送り」も期待でき、希望する求人もあるようなので、当面は生活保護申請はせずに、相談所とつながりのある学生アパートの大家さんにお願いして「住所」を確保できることになりました。

 相談所で毛布などを手配してもらい、就活用の自転車は、うちの家で眠っていたママチャリ(保育園の送迎用でした)を提供することに。

 …夕方、家から自転車を運び、そのオンボロのママチャリを漕いで帰っていくMさんを、見送りました。

 いろんな思いが頭の中をめぐります。でも、とにかく今日が、Mさんの“再出発”になるように、願わずにはいられません。〜心から!

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メッセージ

数十年にわたり多くの政治家の活動を間近にみてきましたが、成宮先生のような政治家はほとんどみたことはありません。多くは、有言不実行であったり、もっぱら自らの名誉のために議員をしているとしか考えられませんでした。

成宮先生のような仁徳備わった人材こそ、日本の政治が求めている人だと思います。

職業柄、生活には余裕があります。これまでは親しくしている代議士がいる関係で政権与党あるいは一部野党の側にいくばくかの協力をしてきました。今回たまたま拝見した成宮先生の活動記録にふれ、自分の行いを恥じること多々あったところです。機会があれば、貴党の京都府本部を訪れ、わずかながらでも寄付等をさせていただければと存じます。

日本の行く末に一筋の光明が見えた気がしました。

メッセージありがとうございます。

私自身は、やむにやまれぬ思いで、若いみなさんと一緒に続けてきたボランティアですが、たくさんの支援(カンパや物資)に支えられたものです。

また一度お目にかかれれば幸いです。

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