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09年11月29日(日)

民主党政権に問われること〜女性差別撤廃条約&子どもの権利条約、JR採用差別、日本軍「慰安婦」、学費ゼロ…2009

 午前中、新婦人京都府本部大会と中京民商婦人部総会でご挨拶。

 今年は国連の女性差別撤廃条約30年、子どもの権利条約20年で、どちらも“日本の遅れ”に国連から厳しい勧告がよせられています。

 …鳩山政権の姿勢が問われますが、私たちも「建設的野党」として実効ある施策を求めます!それにつけても、参院京都2議席のうち1つは“女性の議席”をどうしてもとりもどしたい〜!

 *   *  *

 続いて、六孫王神社での「国鉄まつり」へ。23年前の国鉄分割民営化で「JR不採用」となった1047名のたたかいですが、今年のステージには「今 最大のチャンス!!JR採用差別事件の早期解決を!!」と大書きされています。

 今年2月の全国集会に、鳩山首相(当時は民主党幹事長)が出席して「政治的な解決、人道的な解決を。…23年が24年とならないうちに解決できるように全力をつくす」と言ったことを、みんな覚えているからです。

 国が起こした採用差別事件に、司法も不当労働行為があったと判断。ILOからも「早期に解決を」とくりかえしの勧告が…。いまこそ、解決に踏み出すときです!

 写真左は「国労京滋・家族の会」のみなさん。23年というのは家族にとっても長い時間です。「産まれたばかりの子どもが成人したよ」と話す方もありました。

 …もうこれ以上、家族にもつらい涙を流させるわけにはいきません!

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 午後は、日本軍「慰安婦」問題「同時証言集会」を訪ね、韓国「ナヌムの家」から来られた姜日出(カン・イルチュル)さん、スタッフの村山一兵さんの話を聞きました。

 姜さんは当時、両親が留守の時に警察官に連行され、中国の「慰安所」で日本軍兵士の相手をさせられたそうです。「戦後も帰国は叶わず両親には会えなかった。お金のためではない。日本政府は責任を認めて謝罪を」と訴えられました。

 …81歳のハルモニ(おばあさん)の、命と尊厳をかけた証言。民主党政権は真摯にこたえるべきです!

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 残念ながら証言の途中で抜け、京都市役所前での「学費ゼロ大集会」へ。そして京建労右京支部40周年レセプションでもご挨拶しました。

 …終日駆け回って、民主党政権が突きつけられているさまざまな問題をあたらめて深く認識しました。同時に「建設的野党」の責任の大きさも実感です。〜がんばらなくっちゃ!!

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