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09年3月28日(土)

「派遣切り」…Yさんの場合。2009

 「来週、保護所を出てアパートに移れることになったんです。お世話になりました!」…あふれる喜びが電話口からも伝わってくるようなYさん(52才)からの電話。

 こちらも嬉しくなり「『おめでとう』って言ったらいいんですよね? おめでとう!!」

*   * *     *

 …Yさんと初めて会ったのはちょうど3週間前のことです。

 「鈴鹿のホンダ関連会社で『派遣切り』にあい、仕事を探しても探しても見つからない。はずかしながら5日前から京都駅で夜を明かしてきましたが、お金もなくなり、もう限界」と肩を落とすYさん。「共産党に頼れば何とかなるかも…」と電話帳で調べてうちの事務所を訪ねて来られたんです。

 お昼前だったので私のお弁当を“半分こ”し、すぐに西脇いく子府議と連絡をとって一緒に下京福祉事務所へ行き、生活保護を申請。「早く仕事を見つけて働きたい。そのためにアパートを」とのYさんのつよい願いがあったので、いったん中央保護所に入所となったものの、「一刻も早く保護支給、居宅確保を」と西脇府議からも再三、福祉事務所に要請していました。

 その間、Yさんは毎日、保護所からハローワークに通って旺盛な“就職活動”を展開。「まだ仕事は見つかりません」「面接、だめでした」と“報告”をくれていました。

 …「3週間でアパート確保」という結果に「よかった!」の思いとともに、やっぱりYさんのような事例に、もっとすばやく総合的に行政が対応しなければ!と痛感します。

 「派遣切り」に対して、名古屋市中村区ではNPOと連携しての緊急宿泊所確保や、福岡市でも数日での保護支給・居宅確保など、スタートしたと聞きます。

 京都市でも緊急宿泊所として、中央保護所に加えて旅館の一時借り上げが始まり(3月中旬〜)、これ自身は私たちが繰り返し要請してきたことで、重要です。

 …けれど同時に、「派遣切り」で仕事も住まいも突然失った方々には、その日からの生活・住居支援、再就職支援などが不可欠です!〜そうした対応を求めていきたいと思います。

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★動画「雇用問題と日本共産党」ぜひご覧ください↓↓↓

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