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07年10月26日(金)

北部青年雇用シンポで考えた、若者の働き方2007

 「北部で青年の働く場・働き方を考える交流とシンポジウム」(主催:民青同盟)が福知山市内で開かれました。舞鶴や京丹後、宮津・与謝からも駆けつけた青年たち。…その発言から、あらためて深刻さが伝わります。

 「会社の仕事が減れば給料が減るしくみで、子どももいるのに先が見えません」 「京都府の最低賃金で働いていて時給が少し上がったけど、子どもの保育料に給料の半分が消えていく。2人目ができたら全額…?」と舞鶴のパパ・ママ。

 「求職中。ハローワークでは都会の仕事しかなくって」と舞鶴の男性。「農業大学校を出て農家で働いているが、1日8時間で日給5000円。農業が好きだけど喰ってけないので悩んでいる」(丹後・男性)、「コンビニでバイト。給料が低すぎるし通勤費もなし。休憩が短すぎる」(与謝・女性)などなど。公務労働の青年や、労働組合、高校の進路指導の先生からも発言がありました。

 パネラーとして、吉田さゆみ衆院5区代表が、高校や職安に聞き取りをしてきた調査結果を紹介。新井進府議団長から「自治体にできること」として府の条例改正や消防士の定員割れ是正など、提案がありました。

 私は、「働くルール」を壊してきた財界と政府の「構造改革」路線に参院選で審判が下り、いま、国政でも労働者派遣法や最低賃金法などの見直しが焦点になっていることを紹介し、「若者の声が政治を動かし始めている。北部からも声をあげていこう」と呼びかけました。

 シンポの後、「成宮さんに投票しました。残念〜!」と言ってくれた介護福祉士の女の子が、「看護士と給与の差が4・5万円。同じ職場で働いてるのにと思ってしまう」とのこと。政府の介護の切り捨てが介護労働者の賃金にしわよせされていること、誰もが働きがいを感じられる労働条件と社会をつくっていくために手をつながないとね、と話すうち、その場で共産党に入ってくれることに。21歳、病院勤務2年目で、今日も仕事が終わって駆けつけてくれたそうです。…一緒にがんばりましょうね!!

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