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06年6月16日(金)

中丹で、若者の働き方を考えた1日2006

 今日は、府内2巡目で中丹地域へ。若者の就職支援をしているジョブカフェ北部サテライト(福知山)や、22才で過労死した青年をめぐって、深く考えさせられました。

●若者の就職支援をしているジョブカフェ北部サテライト(府若年者就業支援センター)を訪問しました(写真:右から、吉田さゆみ衆院5区代表、成宮、堀くに子府会候補)。
 副センター長さんにお話をうかがうと、派遣やパートなど青年の不安定雇用が社会問題になっているもと、このセンターでは、正規雇用を支援するために、求人先企業を1軒1軒訪問したり、来所する青年のほとんどが「まだやりたいことが見つからない」という状況にもカウンセラーがていねいに相談にのるなどの努力をしているとのこと。また、青年が暮らしていけないような低賃金の求人も多く、青年の願いと募集条件がかみあわなくて苦労していることや、事業継続の要望など、お聞きしました。
 …若者が暮らしていけない、と大問題になっている北部にこそ、このセンターの活動や存在が大きな役割をはたしていることがよくわかりました。府とともに、国の事業としても継続を求めていきたいと思います。

●今日、6月16日は、トステム綾部に勤務し、22才で過労死した中田衛一くんの5回目の命日。「中田君の過労死認定を求める会」の第2回総会に出席しました。

 過労死認定を求めてたたかってこられたお母さんが書いてこられた、衛一くんへの手紙。「衛ちゃん、いまなにしてる?…他人に知られないように涙を流しています。…あなたの苦しさ、悔しさをわかってあげられなくて、ほんとうにごめんね。」の言葉に、お母さんもどんなに悔しかっただろうと、あらためて胸につまされます。

 この中田くんの問題は、国会では西山とき子前参院議員がとりあげて厚労省などの姿勢を追及し、井上さとし参院議員の力で、ご両親から厚生省に直接声を届けてきた経過があります。
 私自身も、中田くんの過労死認定を求めてがんばるとともに、「もうこれ以上、一人の青年の過労死も出さない」「青年を使い捨てる社会や政治を変える!」との思いをあたらたにした総会でした。

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