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10年5月17日(月)

轟音、暴行、殺人…基地あるがゆえの苦しみは限界!2010

 普天間基地包囲行動から一夜明け、今朝は宜野湾市役所へ。

 …市庁舎にはすごい横断幕!まるで“基地返還運動センター”のようです。

 1階ロビーにも、6年前の沖縄国際大へのヘリ墜落事故や4月25日県民大会の記録、「普天間基地を返して!メッセージボード」などがずらり。

 その市役所の屋上で隣接する普天間基地を見ながら、反戦地主の知念忠二さん(75才)、普天間高校元教員の西里広子さん(65才)にお話をうかがいました。

西里「軍用ヘリが校舎と校舎の間をすり抜けて『低空飛行訓練』をやったりするんです。危険だし轟音もすごいもの。ある先生が調べたら授業の中断は年間50時間にも及ぶんです」

知念「95年の少女暴行事件の4ヶ月前にも成人女性が被害にあっている。性犯罪被害は表に出ないものが多い。基地の一部が通学路に開放されているけれど、そこで女子中学生が米兵にあわや暴行されるというところを、基地フェンスの横の家人が見つけたこともありました」

西里「20代の女性が米兵にハンマーで顔をめった打ちにされて殺され、母親が本人確認しようにも娘の顔もわからないほど変わり果てた姿だったんですよ」

知念「鳩山首相は『移設』なんて言うが、こんな被害を伴う基地を他県に持って行けとは言えませんよ」

西里「そうです。私たちの願いは『無条件撤去』なんです!

 …この声に日米両政府は耳を傾けるべき!★詳しくは『京都民報』5/30付をお楽しみに!

*   *

 また、急遽、伊波洋一市長にもお会いでき、21日に京都で開催する「沖縄基地問題演説会」へのビデオメッセージまでいただくことができました。

 「京都のみなさんが沖縄のことを考えていただけるのはとても嬉しい。私たちの思いは『国外撤去』ですよ」と市長さん。

 …もはや『県外』にはとどまらない、これが“沖縄の声”です。

〔つづく〕

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