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09年10月28日(水)

トステム綾部は中田衛一さん過労死の責任を認め、企業として責任を果たせ!2009

 「なぜ、衛一は22歳で命を落とさねばならなかったのか?トステムで働く若者は普通の生活や、恋や青春を送ることはできないのか?…真摯に受け止め、大企業として責任を明らかにしてほしいと思います」

 つめかけた大勢の傍聴者と裁判官の前で、トステム綾部で「過労死」させられた中田衞一さんの母、弘美さんの静かな声が法廷に響きました。

 これまでにも紹介(07年9月14日07年6月12日)してきた中田さん過労死裁判。今日は京都地裁福知山支部でご両親への証人尋問が行なわれ、京都市内から駆けつけた「衛一ネット」の青年たちや労働者、現地の「労災認定を求める会」のみなさん、吉田さゆみさんらと一緒に、裁判傍聴や支援集会&デモに参加しました。

 …2時間以上に及んだ証人尋問では、息を呑むような異常な、衛一さんの働かされ方が明らかになりました。

▼「日勤」でも帰宅が午前0時を回り、「夜勤(午前2時20分終了)」では帰宅は朝7・8時頃で、「今日は何の勤務だったんだろう」と家族で心配していたこと。▼タイムカードもなく班長の残業申告とは「ずいぶん違っている」と言っていた衛一さんは、疲れきって食欲も会話の気力もなくし、それでも身体を起こして仕事に行っていたこと。▼あまりに心配した家族が「仕事辞めたら」とつよく言っていたこと。▼そして8年前の6月16日、夜勤明けで帰宅後に布団の中で冷たくなった衛一さんを発見したこと。

 ご両親は最後に「衛一の人生は帰って来ないけれど、私たちが真実を明らかにすることで大企業の責任を明らかにし、『過労死』を2度と繰り返さないようにしたい」と訴えられました。

*   *       * 

 傍聴者の約半数が衛一さんと同じ20・30代の若者でした。「…僕らにできることは何でしょうか?力になりたいんです」とその1人が発言し、もう半分の“ご両親と同世代”が心打たれる場面がありました。トステム綾部で「派遣切り」に遭った労働者も駆けつけてくれていました。

 その全員が、自分自身や家族の働き方・人生に重ねて、ご両親の訴えを聴きました。

 そしておそらく全員が、何かの“決意”をそれぞれの胸に刻んだのではないかと思います。

 …私は、この問題を再び国会でとりあげなければ!とあらためて決意しました。西山とき子さんが現職の頃に参院委員会でお母さんの「手紙」を読み上げて追及しておられますが、どうしてもその続きをやり、再び過労死を生まない“働くルール”をつくらなければ、と。

 ご両親の訴えと、いっぱいいっぱい傍聴席に並んだ私たちの真剣な眼差しは、裁判官に届いたでしょうか。被告(トステム綾部)代理人弁護士をうろたえさせたでしょうか。

 …1人ひとりに“できること”はとても大きいんだ!という思いをつよくして、明日からまた私も、がんばります!

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