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08年12月21日(日)

“自己責任論の呪い”を抜け出せ!〜「非正規切りに物申す」青年雇用プロジェクト2008

 「非正規切りに物申す!」「派遣法の抜本改正で人間らしい働き方を!」〜“京都青年雇用プロジェクト”の集会&デモ(主催:全京都青年学生連絡会議)が開催され、大きな注目が寄せられました。

 私も集会に参加し、デモを穀田さんや吉田幸一4区候補とともに激励。

 集会で圧巻だったのは、脇田滋・龍谷大教授の派遣法「改正」問題の講演とともに、青年たちが次々と報告した職場でのたたかいです!

 ★人材派遣会社「サーミット工業」社員で、ジャトコの請負で働いていたKさんは「労組に出会い、ラインで仲間を増やしてきた。突然の解雇通告にもあきらめずに団体交渉をくり返してきて、解雇にはなったけれど、3300万円の和解金や3月末までの給与支払いを約束させた」と画期的な成果を報告。「いま『非正規切り』に遭っている人たちにも、労組の力、団結の力を知らせて声をあげていきたい」

★印刷会社でデザイナーをしていたNさんは「毎日毎日、社長に殴られても『自分が悪い。自分のためだ』と思い込んでた」と、ひどい職場の実態を告発。「でも、友人や弁護士に『それはおかしい』と言われ、労組・ユニオン南の風に出会ってや労働基準法、団体交渉権を知って立ち上がった。このままいくと裁判になるかも知れないけど、私は独りじゃない。団結することの大切さをみんなに知らせたい

★京都市の小学校教師だったTさんは「採用1年目で一方的に『分限免職処分』とされた。その『理由』はすべて管理職が報告したものばかりで、私には申し開きの場も与えられない。異議を申し立てるには裁判しかなかった。自分の人間性をとりもどすたたかいです」と提訴した経過を述べ、背景にある青年教員の不安定で苦しい実態を告発。「京都地裁に続き大阪高裁でも勝利したい。ご支援をお願いします」

 …1つひとつの発言から“自己責任という呪い”を抜け出し“団結・連帯”に希望を見いだした若者の姿が伝わります。1人ひとりの一歩一歩が、力強くたたかいの道を広げます。涙なしには聞けません!大きな勇気をもらいました!!

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 さて、雇用問題のとりくみを初め、日本共産党への注目が広がっています。

 田原総一朗さんのコラム「田原総一朗の政財界『ここだけの話』」でも「暴走した自由主義の反動? 今、『資本論』が読まれる理由」「志位さんは『ルールなき資本主義』と言った。私も『ルールある資本主義』が必要だと思う」と、かなりつっこんで、日本共産党のことがとりあげられていました。

 田原氏といえば、滋賀県立彦根東高校の大先輩です。といっても、私は面識は全くありませんが…。 (つづく)

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