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08年6月22日(日)

労組の力、日本共産党の論戦の力―「労働者派遣法の抜本改正をもとめる 学ぶ・つながる・変える雇用大集会」2008

 “たたかう労働組合の力”“日本共産党の論戦の力”…あらためて実感しました。

 昨日の「労働者派遣法の抜本改正をもとめる 学ぶ・つながる・変える雇用大集会」(主催:日本共産党/民青同盟)には、「タテ看板を見て来た」「HPで知った」という若者など180人が参加。

 “たたかいの交流”では、スーパーフレスコで労組を結成した大久保純平さんが発言。

 「入社してすぐわかる労働者の権利がない職場でした。タイムカードなしでサービス残業。休日出勤でも手当もなし。入社1年すると、今度は自分が無法に手を貸すことになるのが嫌で、インターネットで探して『ユニオン南の風』を見つけました。すぐに相談にのってもらって、半年かけて勉強や準備をかさね、4月に労働組合を立ち上げるいことになりました。団体交渉して、7月からタイムカードがつくことになり、長時間労働も改善されてきています。…僕は、あたりまえのことが通る職場にしたかったんです。いいお店、いい職場をつくりたい。ほんとに、労働組合の力はすごいです。ご支援よろしくお願いします」

 …“独りで悩まなくていい、仲間とつながり、声を上げれば変えられるんだ”と、みんながものすごく励まされた発言でした。

 講演した山下芳生参院議員は、「(正社員になれないのは)あなたたちのせいじゃない」と、日本共産党が国会で「偽装請負」や派遣問題を繰り返し追及した結果、舛添厚労大臣も「日雇い派遣の禁止、政府として次期国会に見直し法案を提出」と言わざるを得ない状況に追い込んだことや、党の「派遣法改正提案」を詳しく紹介。「いまこそたたかいを広げ、法改正をかちとろう」と呼びかけました。

 党の府議団と京都市議団からも、たたかいや論戦が変化をつくっていることが報告され、民青同盟からは各地でとりくんでいる生々しい雇用アンケートの中間集計の報告が。フロアーからも「派遣からクビになり、ホームレスになったという生活相談が相次いでいる」「公務職場での非正規問題をどう考えるか」などの発言があり、雇用・貧困をめぐって、いろんな角度から深められました。

 …まさに、たたかいが潮目を変え、運動が現在進行形で前進中です!〜がんばりましょう!

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