トップ > 成まりブログ >

07年5月13日(日)

母の日。女性の集い・文化の集いなど7ヶ所駆け巡る2007

 今日は「母の日」。女性の集いや文化の集いなど、井上さとし参院議員・比例候補とともに必勝の訴えに駆け巡りました。

 俳優・滝沢修さんを父にもつ滝沢荘一氏の講演の集い(党文化後援会主催)でごあいさつし、女性の集いへ。府内各地から集まってくださった約800人の女性で会場はいっぱい。熱気のなか、井上さんとともに決意表明。私は「母の日」に母へ綴った手紙を紹介しました。

 〜敗戦の年に満州で生まれて引揚げてきた母、4人の子育てをしながら働き、職場を変え周りを変えてきた母の姿を紹介し、「たたかってこそ未来はひらける。その“DNA”を受け継いで勝利します」と。

 …ご参加のみなさんの多くは母と同じか近い世代。その1人ひとりの人生に心からの敬意を込めて。

 そのまま京都駅前へ移動し、西山とき子さんや集会参加のみなさんと一緒に大宣伝。すごい人数、揺れる黄色やオレンジのペーパーフラワー。きっとすごい迫力だったでしょう。

 夕方、テレビ朝日の時代劇の放映枠がなくなる問題をめぐって、東映労組と懇談。井上さんや右京の府市会議員とともに、テレビ制作現場が、派遣や個人請負など不安定で無権利な働き方になっていることや映像作品づくりの質の低下、映像文化とテレビ視聴率主義の問題などお聞きするとともに、今後の方向などを相談しました。

 他、京建労北支部大会や解放戦士の碑合祀祭に出席。また夜は、アートカウンシル懇親会で芸術文化関係の先輩方にごあいさつ。陶芸家の川上力三大先生に、この前の個展の記事(『京都民報』アートdeART)はよう書けとった〜とほめていただいて、よかったぁ〜と。

 今日は7会場…暑くて目の回るような1日でしたが充実!!

〔女性のつどいでの「母への手紙」を紹介します〕

 お母さんへ。今日は「母の日」ですね。実は、4歳になる娘リリコから、初めて「母の日のプレゼント」をもらいました。保育園で作ったメダルに、まり子とリリコの絵。「おそうじしてくれてありがとう」と、先生に書いてもらったそうです。…「メダルありがとう」って言うと、「『ありがとう』いうてくれて、ありがとう」という言葉が返ってきて、またすごく嬉しくなりました。

 この子の未来に、誰もが幸せに生きられる世の中を。戦争への道は絶対に許さない!…母親だからこそ、ゆずれない私の思いです。

 お母さん。私は国政に4回目の挑戦ですが、今度はいままでとは違うんです。それは絶対に負けるわけにはいかないということです。私は必ず国会に行き、憲法改悪へ暴走する安倍内閣と対決しなければなりません。「子どもたちの未来に戦争あかん」「憲法9条改悪は許さない」と、立ちはだからなければならないのです。

 私の小さい頃、よく戦争のことを話してくれましたね。1945年の2月に旧満州で生まれて敗戦を迎えたこと、引揚げでは祖父母が大変な思いをしながらも、5人兄弟を1人も死なさずに連れて帰ったのに、栄養失調でお姉さん(私の伯母にあたる人)がたった5歳で亡くなったこと。…「戦争はあかん。いつも子どもが犠牲になるし」というのが、あなたの口癖だったことを覚えています。

 いま、安倍首相はあの侵略戦争を「正しい戦争」だったと、戦前の日本こそ「美しい国」だったと言うのです。国民の自由を徹底的にしばり、「産めよ殖やせよ」と女性を「産む機械」のように扱い、子どもや若者を「お国のため」と洗脳して戦場へ送った国。あなたや祖父母や、アジアの大勢の人々を苦しめた軍国主義日本。これが、安倍首相のめざす「美しい国」の正体です。まるで“戦前の亡霊”のような政権が、憲法9条を変える…こんな「恐ろしい国」は絶対に「ノー」です。私は、母として人間として、これを食い止めなければなりません。自民と民主が改憲を競い合ういま、京都選挙区の2議席のうちの1つは、「憲法守れ」の議席を取り戻さなくてはならないのです。

「子どもの未来に戦争あかん」と願う、京都中のお母さんお父さんやあらゆる人々と心通わせ、私は必ず勝ちぬきます。

お母さん。もうひとつ、私は「格差と貧困」を広げる政治を許すことはできません。民青同盟や共産党の活動で青年の声を聞いてきて、今ほど若い世代が苦しめられている時代はないと痛感します。「正社員になりたいのになれない。先行き不安だ」「大企業に入れたと喜んでいたのに、月の残業は200時間。会社に殺される」と、昨年とりくんだ「京都青年雇用アンケート」には、1000人の青年の「叫び」が寄せられました。…未来を担う世代がまともな仕事につけず、親の世代よりも確実に貧しくなる社会。こんなことでいいはずがありません。

 そして、「ワーキング・プア」は若者だけじゃない。参議院候補として1年間、北は京丹後から南は南山城村まで走ってきましたが、府民のくらしがめちゃくちゃに壊されていることに胸が痛みます。ある独り暮らしのお年よりは、食事はきりつめて1日に2回だけ。お医者に行った日には牛乳1本で済ませていると。それなのに「若い者に迷惑かけたくない。早くお迎えに来てもらいたい」と。…戦前・戦後と苦労してこられたお年よりが、こんな思いで人生の終わりを迎えないといけないなんて、なんと冷たい政治でしょうか。

 障害者には「自立支援」といって負担を押しつけ、介護保険改悪でベッドや車椅子をとりあげる。高すぎる国民健康保険料を押しつけて、払えない世帯から「命綱」の保険証を取り上げる。大企業には減税しながら中小企業や庶民からは税金を吸い上げる。…いったい政治って、なんなんだ!と、私は叫び出したい思いでいっぱいです。

 だから私は、「勝ち組」応援の増税派である自民・民主には負けられません。とくに京都の民主党現職は、あの「村上ファンド」から献金も給与ももらい、投資で儲けをあげて「返す気はありません」と言っているんです。お母さん、京都は「ものづくり」のまち、文化と伝統を綴ってきたまちです。その京都を京都でなくするような勢力が、2議席を独占して、京都人が納得するはずがないんです。いのちとくらしがかかった選挙。私はどうしても、京都から国会に行かなくてはなりません。

 お母さん。あなたのもとを離れ、京都に来て19年になります。「京都は共産党つよいし、ええなあ」といつも言っていましたね。京都は、地方議員の5人に1人が日本共産党。そして参議院京都選挙区では、河田賢二さんから西山とき子さんへ、36年間議席を受け継いできたんです。…あの京都2信金破綻のときにも業者のいのちをつなぎ、借換保証制度をつくった。子どもの医療費無料化や、30人学級など、京都の願いと運動をまっすぐに届け、国政をリードしてきたのが京都の共産党議席です。まさに、たたかいのとりでです。

 いま「2大政党づくり」を打ち破って、その議席を奪還するというのは本当に大変な仕事です。あなたが「うちのまり子にできるんかいな?」と言いたくなるのも当然、そんなことはよくよくわかっています。

 けれどお母さん。私は、後には退けません。それは「たたかってこそ未来がひらける」ということを、何よりあなたが教えてくれたからです。

 …貧乏のために大学に行けずに18歳で電電公社に就職して交換手になった母。生理休暇も無し、成人式の振袖も着られないのはおかしいと声をあげて、休暇を勝ち取ったんですよね。私を筆頭に4人の子どもを産み育てた後にやってきた民営化。「共産党の活動家」とレッテルを貼られ、遠い職場にとばされても決して挫けずに、「ええ機会やし英会話習うわ」と50歳から英語を勉強した末、ホームスティのアメリカ人留学生にまで、日本共産党の歴史や活動をしゃべりまくって、ついに「ニホンキョウサントウニ入リタイ」と言わせた母。祖父母の介護で大変な苦労をしながら、市会議員の父を30年以上支えてきた母。…まさにあなたの人生は「たたかってこそ、未来がひらける」。決してあきらめず、一歩も退かなかった人生じゃありませんか。

 私は、あなたのDNAを受け継ぎ、いのちと暮らしと憲法を守るために、たたかいます。京都のすべての女性や母親の願いを代表して、必ずこの選挙、比例の井上さとしさんとともに勝ち抜きます。

 お母さん。京都には、あなたと同じ世代や、もっと上の世代でも、まだまだ現役でバリバリがんばる素敵な女性がたくさんおられます。あなたも、もちろんまだ現役ですから、どうぞ泊り込みで選挙の応援に来てくださいね。

  2007年5月13日「母の日」に。母、成宮恵津子へ 娘、まり子より

ページの先頭へ

メッセージ

緊急のお知らせです。失礼をお許しください。
2009/12月より子宮頚がん予防ワクチンが任意接種ができるようになりましたが、
世界各国で少女たちが接種による死亡や重篤な副作用にみまわれています。
アメリカでは昨年12月時点で44人が亡くなり。副作用が15000件発生しています。
日本のマスメディアや厚労省はそういったことは一切触れていません。
海外の良識ある研究者は、百害あって一利なしと報告しています。
当サイトではワクチンについて、海外のニュースや医師・研究者の情報を
収集しております。子供たちを守るために
一人でも多くの方にお伝えしたいのです。
是非、ご協力をお願いいたします。

http://www.life119.net/index.php 

メッセージを投稿

成宮まり子へのメッセージをお送りください。(個人情報を省いて、ホームページ上で公開させていただく場合があります。またメッセージはすべて読ませていただき、今後の活動の参考にさせていただきますが、お返事できない場合があります。ご了承ください)

※迷惑書き込み防止のため、句読点(、。)を一ヶ以上含めてください。

ページの先頭へ

関連記事

このページのトラックバックURL: