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07年2月 7日(水)

音楽家後援会コンサート/国会正常化で“共産党の独自色”2007

●いっぱい花咲かそうコンサート
 党音楽家後援会の手によるコンサートを開いていただき、地方選候補者とともにごあいさつしました。  出演者は、“合唱隊 桂”(党西京事務所にたびたび練習の歌声が響いていた)や、マリンバの戸田文代さん(芸大の音楽学部友人のお母さま。娘の保育園にも演奏にきてくださった)、ソプラノ歌手の福島佐容子さんなど、これまでも親しくさせていただいている方々ばかり。

 そのうえ、せのお直樹市議(ハーモニカ)や上原ゆみ子府会候補(ピアノ他)なども登場し、さすが!と感心して聴きいりました。

 …音楽とは豊かな言葉をもったものですね。そして音楽も美術も、芸術・文化は国民みんなのもの。いま、人間を「使い捨て」「機械」扱いし、「格差と貧困」を広げて生きる希望も奪う政治や、人生を狂わせる「戦争する国」へ再びすすもうとする勢力に対峙して、「人間らしく生きよう」「子どもたちの未来に戦争あかん」という人間の大合唱を響かせ、2つの選挙勝利をひらきたい、と思いました。


●国会正常化――「共産党の独自色発揮を」と『産経』論説
 国会が正常化し、審議再開へ。今日明日、柳沢発言と「少子化」問題の集中審議。…国会から目が離せません。

 この経過をめぐって日本共産党の立場について、未明に市田書記局長と穀田国対委員長が会見しています。その大要は…

@柳沢大臣発言は重大で罷免すべき。しかし要求が受け入れられないからと「審議拒否」するのはまちがい。審議で問題を追及すべき。

Aところが、与党が単独で審議をスタートさせるいう不正常な国会運営がおこなわれたので、抗議し退席した。これは「審議拒否」ではない。

Bわれわれは国会正常化へ、5日には「与野党国対委員長会談を」と、6日には「補正予算の補充審議をまずすべき(補正予算が与党単独採決という事態は40年ぶりの異例なので)」と与党に申し入れ、与党側は「傾聴に値する。…誠意をもって対応する」と答えた。

Cそして6日深夜に与野党国対委員長会談が開かれ正常化された。われわれが提案してきたことが実って大変よかった。 …というもの。


 この日本共産党の立場をめぐって、『産経』(2/6付)論説が、「共産党が、…審議拒否に全面依存する民主党などと一線を画している」「野党3党に同調したように見えるが、最後は違う」と書いています。住専国会(96年)でも新進党・小沢一郎氏が「座り込み」に出たときに志位書記局長(当時)が事態打開に動いた、「『審議拒否はしない』というのが党の基本方針」と紹介して、「民主党がグズグズしている今こそ共産党の独自色発揮を。即時に審議復帰を」とのご提案です。

 〜結果としては、この後(6日)に、共産党の再度の申し入れどおりに与野党国対委員長会談が開かれ正常化へすすんだわけで、そういう意味で論説のとおり“独自色の発揮”がおおいにできたもの、と思います。

 …ただ、こうした経過は、多くのみなさんには正確に伝わりにくいですね。

 そういうなかで「審議拒否」のような“派手さ”に目を奪われることなく、「共産党の独自色」に注目してくれている論説もあるんだなぁと、感心して読みました。

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