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06年12月 4日(月)

政府・厚生労働省交渉で青年雇用の改善求める2006

●井上さん・穀田さん・民青同盟とともに厚生労働省に要請
 またまた政府交渉に行ってきました。今回は青年雇用問題。若者のひどい働き方の改善を求め、民青同盟や地方選候補者とともに厚生労働省などに要請をおこないました。

 厚生労働省交渉には、穀田衆院議員も同席。民青同盟のメンバーから「京都青年雇用アンケート」1000通の結果(7割の職場で未払い残業など違法・無法状態/「ワーキングプア」大変な低賃金が2人に1人/「正規雇用を増やして」が非正規・正規共通の声)を紹介し、違法行為を一掃する指導を求めました。

 成宮からは以下の点を強調しました。

@非正規雇用が増加した理由を厚労省が「産業構造の変化」「働く側の価値観の多様化」と回答があったが、『2006年版国民生活白書』でもパート・アルバイトで「10年後もこのままを希望する」は0%だったとして圧倒的な非正規労働者が正規雇用を求めているとしている(10/13の参院予算委で市田質問に内閣府答弁)し、アンケートでも「正社員になりたい」が共通した声だ。それを働く青年の側が非正規を希望しているかのように言うのは実態認識としてまちがい。非正規の多くが正規雇用を希望している実態をつかみ、その認識にたった対策をしていただきたい。

A違法・無法の一掃について、労働基準法違反の是正指導は約81000件(昨年度)との回答だったが、私たちがききとった京都の労基署などの現場では「氷山の一角」「労災件数が増えているのも正規雇用が減ったことが一因」「こちらの人員体制が少なくて重点志向になってしまう」と率直な話をうかがった。個別指導はもちろんだがすべての企業に法を遵守させる観点での指導体制強化をはかってほしい。

Bハローワークの求人情報と実際の職場とで労働条件が違うことの是正、“ただ働き”同然で学生を使うインターンシップなど指導を。

 →ハローワークの求人情報の問題については「重大だと認識している。申し出があれば事業所に確認し、データも全国のネットワークで蓄積して過去に事例があった事業所については求人情報を慎重に確認している」という回答がありました。

 深夜バスで上京した青年たちや地方選候補者も、青年からの相談例や「権利を青年に知らせて」と発言。

 …私自身は青年雇用問題での政府交渉は3回めなのですが、今回感じたことが2つあります。

 1つは、「青年雇用アンケート」や「円山青年一揆」にとりくんできて、京都の運動が大きく前進していること。政府交渉でもハローワークや労基署でも、実態調査にもとづいてかみあった要請になりました。
 2つめは、やっぱり日本共産党の国会議席が欠けがえのない役割を持っている。穀田さん井上さんなど京都を“ホームグラウンド”にしている議席があってこそこういう交渉もできるんだと感じました。

 …井上参院議員も超多忙のなか激励に駆けつけてくれました。…教育基本法特別委員会で連日質問の先頭に立ち、各党とやりとりし、今夜はテレビの録画撮りだそうで、さすがの井上さんもすご〜く大変そうっ!!

 その様子を見て「私にできるんやろうか…」との不安が頭をかすめましたが「やっぱり私も井上さんとともに国会に来たい。1000人の青年の“叫び”を届ける議席をぜったい取り戻すんだ」とあらためて胸に刻み、帰京の新幹線に飛び乗りました。

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