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成まりブログ出会い

07年1月15日(月)

五十嵐隆明師(永観堂前法主)と憲法・平和対談/上京新春レセプション

 先週に続き、『京都民報』企画で永観堂(浄土宗西山禅林寺派 総本山)の前法主・五十嵐隆明(りゅうみょう)師を訪ねました。
●養福寺で五十嵐師と
 「宗教者九条の和」をはじめ、平和や憲法の問題でさまざまな場ではっきりと発言してこられた五十嵐師。

 …“殺すなかれ、殺させるなかれ、殺すのを容認するなかれ”というのがお釈迦さまの不殺生の教えであることや、「宗教者は実践を伴わねばならない」とした故・大西良慶師のもとで、反戦カンパを集めて戦争直後のベトナムへ届けたりしてきたこと、憲法九条を守ることへのつよい思いをお聞きすることができました(詳しくは『京都民報』1/28号をお楽しみに)。

●上京新春レセプションで揃い踏み
 夕方からは上京区後援会の新春レセプションで、さこ府会候補、くらた市会議員、穀田国対委員長と一緒にごあいさつ。

 「西陣労組のご協力で、元旦から毎日着物で活動しています」と言ってテーブルをまわると、その西労のみなさんが揃っておられ、さっそく着物を直してもらったりして嬉しいやらハズカシイやら…。

 また「わしは初めて共産党の集まりに来た。5年前まで自民党の後援会役員をしておった」と話してくださる方もあって感激。選挙勝利へ元気の出る集いになりました。

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07年1月14日(日)

亀岡市議選告示/前進座公演

●亀岡市議選、立花たけ子候補の第一声 本日告示で定数26に32名立候補の激戦に、日本共産党から立花たけ子、田中ゆたか、並河あい子、苗村かつよ、ばばたかしの5候補が全員当選をめざします。

 5人とも私もよく知るメンバーで、子どもの医療費無料制度の拡充や市立病院建設をはじめ、市民といっしょにねばりづよく運動し市政を動かしてきました。国や市のいいなりに住民税や国保料、介護保険料の負担増をすすめた自民・公明・民主などの「オール与党」と違い、税金のムダづかいを市民の立場でチェックし、今回あらためて、国保料の1万円値下げ(1世帯平均)や子どもの医療費小学校卒業まで無料化などを公約しています。定数が減らされたもと、このねばりづよくて力のある5人全員が当選すれば、実現へ大きく一歩進むことはまちがいなし! …投票日は21日。亀岡のお知り合いにぜひお声をかけてください。
●前進座観劇で中村梅之助さん、嵐圭史さん楽屋訪問 党京都府後援会の新春恒例「前進座観劇会」で、舞台前の中村梅之助さんと嵐圭史さん(写真)の楽屋を訪問させていただきました。

 梅之助さんは今年77歳になられるそうですが、1月の南座公演の後もほぼ1年間舞台や映画の予定が入っていて、夏には吉永小百合さんの「父親役」もされるとのこと。…実は私は、小さい頃からかなりの時代劇ファンで、なかでもテレビの『遠山の金さん』は必ず見て、見られないときにはおばあちゃんに話を聴かせてもらう、という小学生でした。そんなわけでナマ梅之助さんを観られる前進座観劇会も毎年欠かしたことはありませんが、まさか梅之助さんと握手をする日が来るとは幸せ! 候補者でよかった!! …お歳を感じさせないパワフルな梅之助さん、ほんとうにいつまでもがんばってください。

 また、嵐圭史さんは今回の『五重塔』の主役、大工の「のっそり十兵衛」を演じられましたが、ほんとうにすばらしかったです。ストーリーもわかりやすく、とてもよい観劇会でした。

●たんぽぽ初春のつどい 下京女性後援会「たんぽぽの初春のつどい」で、西脇いく子府議、山中渡市議とともにごあいさつ。大正琴や日本舞踊にお茶会と、初春らしいすてきなつどいでした。

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06年11月22日(水)

青野平パステル画展

●青野 平さんの「八幡堀」
 画家・青野平さんの個展がはじまり、迫ゆうじ府議候補(上京)とともにうかがいました。

 会場には山々や民家の風景を描いた印象的なパステル画が並びます。私は滋賀県近江八幡の水郷を描いた「八幡堀」(写真上)という作品が気に入りました。この構図で多くの人が描いていますが、青野さんの作品には外への広がりと画家自身の率直な喜びがあらわれていて新鮮です。

 「法学者から見て、教育基本法『改正』案の与党のやり方はひどすぎる」と弁護士でもある青野さん。

 東京都による日の丸・君が代の強制を違法とした東京地裁の判決のことで、「判決を下したのは私の後輩だが、法に照らせば当然の判決。やっぱり地裁は第一審だから、法に基づいて正確に判断しようという気概をもっている。それに比べても政府はひどい。日本は法治国家ではないのか、と言わなければなりません」と述べられ、「憲法も教育基本法も『押しつけられた』と言うが、いいものはいいんですよ」と現行法を守り生かすことの大切さを強調されました。

 法の専門家からの指摘に納得。がんばります。

 *青野 平パステル画展 〜11/26(日)まで 10:00〜19:00
  ギャラリー吉象堂(中京区三条通り柳馬場東入ル 西村吉象堂2F 

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06年11月21日(火)

画家の“生き様”

●夏の花園(油彩・未完)遠藤剛?
 観る者に、正視することを強迫する絵があります。画家・遠藤剛?(ごうき)さん――私が芸術を志して京都へ来た頃にお世話になった先生を、山中わたる京都市議とともに、18年ぶりに個人美術館に訪ねました。

 自然や人体など対象の構造を執拗にとらえようとする太い線のデッサン。構造の追求と、生命感あふれる色彩という、一見対立するものが統一された油彩。すべての作品は現場で制作され、まるで自然との取っ組み合いの産物のようです。

 絵は、気晴らしや娯楽でなく全身全霊の仕事、「生き様であり、告白である」と遠藤先生。…“生き様”という言葉を聞き、「ああ、そうか」と思うことがありました。

 今夏、京都国立近代美術館に人々が行列した「藤田嗣治展」。技巧的でかっこうがよく、人物も猫も「戦争画」さえも器用にこなした藤田の線。しかし何かが決定的に足りない、と私は感じていました。

 その「何か」とは、まさに画家の“生き様”なのだと思います。

 技巧でなく本質、傍観者でなく当事者…あらゆる意味で、二人は好対照かも知れません。

 「芸術とは精神の理想の追求であり、その対象は人生の現実」だと。なにものにも介入されない人間の自由な意志が大事だ、芸術こそ、腐敗した社会で憎悪や国境を超える力をもつと熱弁され、「平和憲法は変えてはならない」との思いもうかがいました。

 以前と変わらぬバイタリティーあふれる鋭い眼が、「君の生き様は?」と強く問うています。71才の生き様に、私も人生と仕事への熱いエネルギーをいただきました。(『京都民報』11/26付 アートdeArt 掲載)

*遠藤剛?美術館・秋季特別展 11/14〜30
 13:00〜19:00(月曜休館) 入館料:大人500円
 京都市下京区猪熊通高辻下ル Tel075-822-7001

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06年11月 5日(日)

ソウル・フラワー・ユニオンと赤旗まつり

 4日、赤旗まつりに行ってきました。

 中央舞台で参院候補者紹介(写真上)があったから、というよりも、私のお目当ては、ソウル・フラワー・ユニオン!!

 …あの阪神大震災後に、救援・追悼の出前ライブや路上チンドンで「がんばろう」「インターナショナル」などの労働歌や戦前の流行歌を唄って被災者を勇気づけた彼ら。私は10年ぶりでしたが、予想以上に心を掴まれ感動をもらいました。

♪〜極東戦線異状なしって感じやね
 この惑星じゃ 今も子どもらが
 虫けらみたいに「ママ」と叫んで死んでゆく
 …この戦争をやめさせろ!
 (イラク・ファルージャ虐殺を告発した「極東戦線異状なし!?」)

 被災地や難民キャンプ地で歌い、9・11やアフガニスタン、イラクに向き合って「非戦」を掲げ、いろんな市民集会に出たり、最近は東ティモール独立記念コンサート出場や『映画・日本国憲法』(ジャン・ユンカーマン監督)の音楽も担当してきたソウル・フラワー・ユニオン。

 さらに今回心を揺さぶったのは、ボーカル・中川敬さんの言葉です。

 「まさか赤旗まつりに出ることになるとは…」と言いつつ「この出会いは一生忘れない」とステージで叫んだ彼が、『しんぶん赤旗』(11/5日付)に「この10年、市民運動系イベントにはたくさん出てきたけど、共産党は初めて。この意味を考えてほしいよ(笑)。大同団結。今しんどい人にとって、よりましな社会をつくっていこうやないかということやね」とコメントを寄せていました。

 …彼らの想いの深さと勇気、“出会い”そのものに、心から感謝します!

(5日付『しんぶん赤旗』より)

 ラッキーなことに、ライブを終えたメンバーと参院候補者が舞台袖ですれ違うという場面があり、私は「ありがとう」と叫びました。後で手にしたCDには、「このアルバムを世界中の『殺すな!』の声の連帯に捧げます」のメッセージ。
 …やっぱり、出会うべくして出会ったのかな。

 大同団結、連帯。私もこの“出会い”は一生忘れない。

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06年10月31日(火)

大山崎町の真鍋宗平さんのこと

 「真鍋さん勝ったで。議員も6人全員いけるで」――10月22日深夜、府北部3会場の演説会を終えて到着した宿に、その明るいニュースは飛び込んできました。

 大山崎町長に当選した真鍋宗平さんは、京都市立芸(美)術大学の先輩。しかも、私の恩師である佐野賢さん(市立芸大教授)と同じ彫刻科に籍をおき、辻晋堂氏や堀内正和氏らのもとで学生時代を過ごしたという話を、選挙応援でご一緒したときに聞いていたので、ほんとに嬉しい!…“ものづくり”に携わってきた真鍋さんを、“まちづくり”のプロデューサーに選択した大山崎町の住民に熱い拍手を送ります。

 “ものづくり”に関わってこの際もう一言。美術・芸術というと「至上」とか「孤高」がイメージされがちですが、実際はそんなことはありません。

 真鍋さんご自身による『みちすがら』にも、学生時代に制作のための作業小屋をみんなで作ったりしながら「前衛的なデパート」の「雑多」な中で考えてきたことや、ウインドディスプレーから始まり、博覧会やまちづくりのプロデューサーとしての仕事のなかでは、多くの人々や組織と「気の遠くなるような会話」を積み重ね、事情を聞き整理してきた経験が紹介されています。

 …なにかをつくりだすという仕事というのは、みんな「コラボレーション」や「セッション」(共産党的に言えば「双方向・循環型」)なんだなと、思います。

 「これらを通じ、ぼくは聞き取りととりまとめの能力を飛躍的に高めた」と真鍋さん。

 住民とコラボレートした新しいまちづくりへがんばって下さい!ほんとうに応援します!
  (『京都民報』11/5号掲載)

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06年10月18日(水)

棚田と鬼の里は元気


 大江町在住の大槻博路さんの作品展は、その名も「鬼の里は元気」。ふるさとを描いた「棚田シリーズ」は、盛られた絵の具が田んぼの土そのもののようです。

 米と酒米をつくる農民でもある大槻さんが、「棚田」を描き始めたは10年程前から。それまでは「画室シリーズ」としてアトリエの中を描いていたそうです。「今から思うと、東京や大阪という『都会』から戻ってきて、何を描いたらええのかわからんかったんやね」。…転機になったのは外国への旅。よその国から故郷を想い、帰郷して、そこに広がる棚田が日本の原風景だと気づいたといいます。

 「田んぼの土を耕す、すると色が変わる。水を張り田植えをすると、またガラッと変わる。稲が育ち穂が出て、黄金色になる。…大地に、絵を描いてるんですよ」との言葉には、絵と同じように、自然と向きあう労働と根を張った生活の実感が滲んでいます。

 そういえば、「文化」という言葉の語源は「耕す」であり、「搾取」の語源も自然に働きかけて成果を抽出するという意味だと聞いたことがあります。マルクスも『資本論』で「自然と人間との物質代謝」といっていましたが、自然に働きかけ変化させ、その成果を得てさらに人間と自然を豊かにする営みが、人間の歴史をつくってました。…だからきっと、絵を描くことと土を耕すことは深く繋がっているんですね。
 大槻作品、タイトルも目を惹きます。「こんなはずでは…」「言うとったやろ!」「ほんまにその通り!」「明けない夜はない」…。意味を尋ねると、「まちを守ろうと運動してきたみんなの想いが凝縮されとるんや」。

 その大江町では、そろそろ地酒作りが本格的になるそうです。“日本昔話”のような棚田と鬼と酒の里を、私もまた訪ねたいなと思いました。 (『京都民報』10/22付「アートdeArt」掲載)

 *大槻博路作品展 10月23日(月)まで ギャラリーかもがわ上京区堀川通出水西入ル上ル)

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06年10月 4日(水)

“夢見る力 いつまでも”


 イラストレーターで絵本作家の永田萠さんの新作エッセイ画集展を、西山とき子さんとともに訪ねました。「ギャラリー妖精村」に一歩入るとそこは“カラーインクのマジシャン”といわれる萠さんワールド。「京都新聞もくよう版」連載の原画が並び、幸運にも、萠さんにお話を聞くことができました。

 「色の組み合わせがすべて。たくさんの組み合わせを持ちたい」と萠さん。各国を旅すると、空気の色が違うそうです。「ひまわりは日本でも咲くけれど、スペインではすっくと立つ花の背景の空がほんとに青い。スペインのひまわりって、日本とまるで違う風をまとっているのよ」という話にナルホド納得。…では日本らしい色は?と尋ねると、「春の桜、雨にあじさい。桜っていうのは、何度描いてもまだ描ききれないの」と言います。

 人を喜ばせ楽しませたい、気持ちを和ませる絵を描きたいという萠さん。実は、絵描きになるきっかけになったのは画家・いわさきちひろの死だそうです。「あの絵を引き継ぎ、子どもたちに届けたくて。子どもは正直です。どんな名声もお金も通じない眼で見るもの」。
 同時に、世の中のいろんな事件に心がゆれると言います。エッセイにも、子どもをめぐる事件やイラク自衛隊派遣の日のエピソードが綴られ、「京都女性九条アピール」呼びかけ人にも名前を連ねる萠さんです。

 「夢見る力 いつまでも」との言葉をいただき、私もなんだか萠さんに心を耕されたような気がしつつ、展覧会を後にしました。 (京都民報「アートdeArt」掲載)

*永田萠 新作エッセイ画集展 11月26日まで(隔週入れ替え)
  ギャラリー妖精村(中京区堺町通り三条上ル)

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