16年10月11日(火)
給付奨学金を!ブラック企業なくせ!〜LDAアンケート2016
世界から見ても異常な日本の大学の高学費と「教育ローン」化した奨学金が、若者にも親世代にも深刻な影を落とし、社会問題になっています。
この現状を変えようと結成されたLDA-KYOTO(生きやすい京都をつくる全世代行動)が、今月7日のシンポジウムをはじめ、今秋の運動をスタートさせています。
9月29日、党府会議員団としてLDAに呼応し、四条河原町で宣伝・アンケートを行いました。
アンケートには、「奨学金を300万円借りているが利子が高い、なんとかしてほしい」(20歳学生)、「経済的理由で休学・退学の相談窓口にくる学生が増えている」(30代大学職員)、「残業が月100時間超で体調を崩した。職場は非正規が多いし、奨学金を800万円も借りている人もいる」(20代公務員)など、切実な声が寄せられました。
引き続き、各地でもアンケートにとりくんでいきます。
★「夫独自に給付奨学金を」「私立高校授業料無償化は拡大を」
私たちは、府議会でも本会議に「高学費の引き下げ、給付制奨学金の創設を求める意見書案」を提案。また文化・教育委員会でも、給付奨学金を府独自に創設するよう要求しました。
また、府独自の私立高校授業料無償化(あんしん修学支援)について、@対象を「年収500万円未満」から拡充、A府県の相互支援を、現在の奈良・兵庫から、大阪・滋賀にも拡大、B私学通信制京都キャンパスなども対象に、とつよく求めています。